真の姿が見えない中国経済と世界中が注目をする米ドル利上げ

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前回は日本経済の現状を、よく報道される気になる数字のチェックも
含めておさらいしてみました。

個人的には悪くないと思うのですが、立場によっては厳しいと感じる
方もいらっしゃると思います。

それは当然で。バブル絶頂期でも倒産する企業はたくさんありました。
いくら国の経済が順調でも、駄目なときは駄目なもの。

 

だからこそ、情勢が良い時期に積極的に行動を移し、堅牢な城を築城
しておかなければいけないと考えます。

日本の医療だっていつどうなるか分かりません。保険医療制度は破綻
すると何年も前から言われていますし、人口が減少すれば確実に需要
が減ります。

20年程度はまだ何とか、とは感じていますが、今までと同じような事
をしているだけでは厳しくなる一方で。TPPの影響も未知数です。

経営上生き残らなければ、いくら高潔な理念の下に医療を行っていた
としても患者さんの助けにはなれません。

まだ30歳代半ばの僕は、少なくとも40年程度は医師として生きていく
必要がある中で。

経済的に困窮してしまえば、信念を曲げてしまうような事態になって
おかしくありません。

その為には、医療以外でも強力な柱を建て、母屋を支えられる構造に
しておくべきであると考えています。

 

そして、それに日本の、世界の経済状況の把握は必要不可欠。しかも
知れば知るほど面白い。

若い方にこそ是非興味を持って頂きたいお話です。僕も書く事で勉強
になりますので、疑問点などありましたらお教え頂ければ幸いです。

なんだかんだいって、中心はやっぱりこの国。

中国経済の本当の姿は誰も知らない

世界経済のホットな話題といえば、もちろん中国です。

最も注目を浴びた6月下旬から9月頃にかけての上海株式市場の暴落劇。
中国共産党政府の何でもありな対策により、現在は落ち着きを見せて
います。

が、それは表面上だけの話で。当時行われた規制はまだ続いており、
多少戻したといってもまだ半値戻しすら達成していません。

多くの場合、落ち着くと下落幅の半値までは戻る傾向にありますから
上海総合株価指数は4200程度までは戻すだろうとの予想が有力です。

そこから再びどちらへ動くか。それが問題。

 

最近は、中国政府の発表するGDPの成長率などが信用できない、との、
まあ誰もが思っている内容を報道各社も投資家も隠さなくなりました。

中国の7月~9月期のGDP成長率は、6.9%と発表されました。目標が7%、
予想は6.8%でしたので、うまく数字を作ったものだ、なんて報道すら
散見されます。

実際には3%以下であるとか、マイナスであるとか色々と言われていて、
正直何を信じればよいのか分かりません。

 

その実態を把握すべく、鉄道貨物輸送量や電力消費量などから真実を
暴こうとする中国経済専門家もいますけれども。

素人にも分かりやすい数字が中国の公的機関から発表されましたので
見てみると。

中国税関総署の発表によれば、9月のドル建て貿易総額は前年同月比
11.4%減。うち輸入は20.4%と大幅な下落をしています。

 

元建ての取引がどれほどあるかは分かりませんが、中国の内需が縮小
している事、世界における競争力が低下している事は明白で。

また、それを中国政府が理解しているからこそ人民元の切り下げ措置
を繰り返しているのは確かな話。

欧州景気も依然として持ち上がらず、むしろ難民対策で手一杯な状況
にある中、しばらくは中国との貿易拡大などとは言っていられないと
予想されます(1~9月の欧州との累計輸出入額は8.0%減)。

 

その影響は、中国国内企業にも現れているようで。鉄鋼、セメントと
いった中国の内需を支えていた不動産関連企業が多くデフォルト状態
へと相次いでいます。

今後半年で、いえ12月の米ドル利上げにより、更に凄惨な事態へ突入
する可能性がある、というのが個人的な見解です。

 

米ドルの利上げで潮目が変わる可能性

米ドルの利上げは、12月にはまず間違いなく実行されると予想します。

利上げが行われるとどうなるか。米ドルは世界の基軸通貨であって、
極めて安全な資産です。その安全資産である米ドルの金利が上がれば、
米ドルの価値は大きく上昇。

これまでゼロ金利政策により他のリスク資産に流出していたお金が、
米ドルに回帰するのが予想され。

特に海外から投資資金が米国内に引き上げられます。

 

既に12月の利上げ予想は70%を超え、織り込まれ始めています。実際
に利上げされれば更なる利上げも織り込み始めますので、投資資金の
米国回帰は加速することでしょう。

安全保障面でも米国と対立が始まっていて、尚且つTPP圏外の中国は
最優先で資金引き上げが起こります。というより、起こっています。

少なくとも中国は、安全保障面の不安が薄らいで、経済指標の改善が
見られない限りは外資の逃避が今後進むのは避けられません。

米ドルも枯渇しているのではとの噂も流れる中、瀬戸際にいると見て
間違いないと思われます。

 

急にどのような情報が流れてきてもおかしくありませんが、得られる
報道を素直に分析すると僕には中国に楽観はできません。

今後、中国企業や中国人に依存したものへの投資は控え、国内で安全
かつ成長の期待できるものや企業への投資が正解ではないかと。

日本の底力を期待しています。

 

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