若き投資家志望者が社会に出る前に心掛けるべき2つのこと

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最近何件か、複数のとてもお若い方から素晴らしいメールが届きました。

日本の将来を支える次世代です。僕も人の親になり4年半ほど経ちますが、
こうして下の世代から参考意見を聞かせてくれと問われると、大変嬉しく
なりますね。

それとともに、自分も歳を取ったのだなと実感させられますが。(笑)

 

こうして若い世代に自分の知識や経験を伝えることは僕にとって大変重要
なことです。

僕は自分が若い頃に何もしてこなかったことに後悔しています。それは、
行動をしなかった自分が最も悪いのですが、それを知る環境がなかったと
いうのも大きい。

インターネットがこれほど発達してくれて、本当によかった。

 

さて、その問い合わせ。そこにはいくつかの内容が含まれているのですが、
一番大きな懸念は「社会人として忙しく働く中で、十分な投資活動をする
ことができるのかどうか」のようです。

若い世代が投資に積極的となるのは非常に好ましいことでしょう。日本は
あまりにも投資に対するネガティブな見解が蔓延しすぎている。

それはバブル崩壊の悪夢から未だに醒めることができていないこと、本来
投資とはなんぞやと世間を教育すべき『金融業界』のモラルやセールス、
そして学習レベルが時代に追いついていないことが問題です。

バブル崩壊以後の20年間、もう少し啓蒙活動をしっかりと続けてくれば、
投資は不純だ、悪だなどといった風潮は無かったと思いますが、残念です。

 

今になってようやく、インターネットで自発的に調べることで、若年世代
の投資に対するネガティブイメージが払拭されつつあります。

将来に対する不安がそうさせているのでしょう。

日本の未来を担う若者に不安を覚えさせ、自らその打開策を追求せざるを
得ないような環境を作り上げた国の責任は重い。

ですが、自浄作用が働いて若者自身がそれを変えようとすることのできる
日本は本当に素晴らしい。

 

日本の経済規模を考えると、こうして若者が自発的に投資を始める動きが
拡大していけば、とんでもない規模の市場になります。

金融立国化することも不可能ではないかもしれません。

ですがそれでは、日本人の良さが失われてしまうかもしれない。それが、
僕が投資をする上で一番重要な答えです。

4月からまた新たな若者が独り立ちします。

自分が何者であるか、はっきりとさせる

僕は医師であり、不動産投資家であり、起業家であると思っています。が、
ではどれがメインなんだと問われると、少なくとも現時点では「医師」で
あるとお答えします。

詳しい自己紹介が必要ない多くの場では医師であること以外、伝えません。

 

僕は医師であったからこそ、不動産投資を現在の規模までに拡大すること
ができました。ネット起業の部分も、そこに繋がっている部分もあります。

不動産投資家として、また起業家としては、「医師として」学んだことは
ほとんど役には立っていません。逆に、ビジネスを学んだことを応用する
ことで、医師として成長することはできました。

ですから、不動産投資や起業がどのような結果に終わったとしても、僕は
それで損をしたとは思いません。

僕は医師なのですから、医師として成長したことで満足です。

 

より投資家、起業家として成長した暁には、もしかしたらいつか「医師」
ではなく「実業家」ですと自己紹介することになる日がくるかもしれない。
医師免許を所有している実業家、として。

ですが少なくとも今の僕があるのは、医師としての立場を一番大切にして
いるから。自分の存在が医師という肩書きに依存している間は医師である
ことを最も重要視します。

ですから、より良い医師になろうと努力しますし、勉強も続けます。仕事
をしながらセミナーを聞きに行ったり、学会に参加したりは結構大変では
ありますが、それも勤めです。

 

無駄にした時間は戻らない

それと同時に、もうひとつ意識しておいて頂きたいのは、「若いうちから
世間を深く知ろうとする」こと。

僕は子供の頃、新聞を読まない人でした。内容がよく分からなかったから
です。そもそも新聞は半分程度が経済のことですよね。小学生でその意味
が分かる人間はごく少数派ではないでしょうか。

それも、大人になれば、大学を卒業すれば分かるようになるのかな、と。
そんな期待を抱いてもいたのですが……。

全くそんなことはありませんでした。

 

結局、ニュースの内容を正確に理解し、考察する能力を得たのはつい最近。
ここ数年のこと、です。

積極的に情報を取り込み始め、考え、ようやっと世間に追いつきました。
研修医が終わったあたりは選挙の意義もよく分かっていませんでしたので。
お恥ずかしい限りです。

 

せめて選挙権を得た頃からこのあたりの「社会常識」を学び始めていれば、
もっと早い段階で投資を開始することができ、今頃資産を積み上げること
ができていたかもしれません。

あの頃はあの頃で楽しかったですが、もう少し実のなることも勉強をして
おくべきだったと、痛感します。

 

若さを武器として活用すべし

以上の2点を、これからの時代を担う方々(僕も含めて)には本当に意識を
して頂きたいと考えています。

 

まず自分が現在「何者」であるかをはっきりと理解し、そこを伸ばし強固
な信用を構築すること。

できるだけ早い段階から可能な限り広く、そして深く世間を理解し、自己
の信念を確立しておくこと。

 

これら二つができていれば、年月が経つごとに選択肢が増えていきます。
それは、自己実現のためにとても役立つでしょう。

せっかく今、早い時間に目を覚ますことができたのですから。

人より早く、長く使える時間を有効活用して下さい。

 

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  1. 僕は25歳から、不動産投資を始めていますが、
    始めた時は、かなり悩んだものの、やって良かったなーと今は思ってます。若い頃から、はれるアンテナが増えるというのはいいことですしね。

      • きりのき
      • 2015年 3月9日

      お若い時から行動できたのは、とても羨ましいです。

      25歳なんて、僕は大学卒業したばかりで何も社会を
      知らない、学生気分の抜けない(大学院生でしたが)
      世間知らずでした。

      もっと早くに目を覚ましていればと本当に思います。

      そんな経験もあって今の自分がありますので、後悔
      はしませんが、残念に思っています。

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