価値は精神性にも連動をする。お金は後からついてくるもの。

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いつも応援ありがとうございます。



 

今回はちょっと変な話です。不動産投資とは直接は関係ありません。
ただの自己満足回ですので、暇な人だけ暇な時間にお読み下さい。

年末も近く、2015年の更新も明日でおしまいですので、今回はだいぶ
本筋から脱線をした内容でお送りします。

 

資本主義社会において、お金とは価値の尺度であると共に、衣食住を
満たすにもお金が必要な以上、命を握られてもいます。

また人生の豊かさを得るにも、必須とまでは言いませんが現代社会に
おいて一般的な価値観を持たれている場合、ある程度はお金を持って
いなければ、満ちたりはしないもの。

お金を得た事で不幸を引き寄せてしまうケースも少なくありませんが、
それは自分の価値に分不相応なお金を得てしまったからで。

自身のステージを向上させ見合ったお金を得る分には、お金によって
不幸になるなんて本来はあり得ない話なんです。

ただ残念なのが、世の中には分不相応な多額のお金を所有されている
方々が大勢いらっしゃいます。

運良く宝くじやギャンブルで当たった、一時的にビジネスがハマった、
相続をした、不法な手段で、権力を手にして、など。

相応の努力をして得たのちにお金に目が眩み、人としてのステージを
落としてしまう方も後を絶ちません。

 

お金は悪者ではありません。「お金が欲しい」との欲望が行き過ぎて
しまうのが悪いんです。

つまるところ、精神性を昇華させなければいけない。

お金を目的に、贅沢をしたり自己顕示欲を満たす事を目的にビジネス
をしてはならない。

本当に価値のある人生を目指す上で、とても重要な話であると感じて
います。

お金の多寡は時に精神性を映す鏡ともなり得ます。

健全な精神性の下

医師も人間ですので、生きるためにはお金は必要ですし、多くのお金
を得て良い生活をしたいと思う人間は少なくありません。

しかし日本の場合、保険医療制度の特殊性もあり、医師とお金の関係
には非常に厳しい目を持って見られています。

悪意を持って医療で金儲けをしているような人間は締め上げられても
当然だと思うのですが、そうでなくても理不尽な物言いをされる場合
も決して少なくなく。

 

加えて、医師という政府にとって非常に叩き易い存在がターゲットに
され、できる限り絞ろう、操縦しようとしてくる一部の官僚や政治家
には、いつも辛酸を舐めさせられています。

こうしてより一層医師はお金に執着せざるを得なくなり、負の悪循環
に陥ってしまう。

最終的に、一番被害に遭うのは善良なる患者さんであるのが、僕には
耐え難い話。

と、大きな話になってきましたがこれ以上は医療制度と日本人の医療
に対する意識を根本から変えなければならなくなり、個人レベルでは
いかようにもできません。

医師個人に焦点を絞っていきます。

 

医師が「大金を得る」ことを目的にしては、明らかに低俗なステージ
でしかない。

医師が医療に取り組むには、医師が明確に奉仕の精神を持たなければ
まともな医療は成り立ちません。

診療報酬とはその結果として受け取るべきものであり、正当な報酬を
得たのであれば思うように使ってよいものとなります。

そういった立派な方々からしてみれば、医師叩きは理不尽なものだと
感じてしまうのですが。

恐らく、医師の世界そのものがまだまだ精神的に昇華しきっていない
から、不満を感じてしまうのだと思います。

 

現実にはコスト度外視の経営は困難ですし、雇われの身ではなんとも
解決し難い部分も多く、綺麗事だけでやっていけるなら苦労はしない
というのは本音ではありますけれども。

せめて精神性だけはそこをぐっと抑え、より高潔な魂のもとに医師の
責任を果たそうとするようにあるのが正しく。

相応の価値を受け取れる器の人間となれ、本当の意味で人生を豊かな
ものにしていけるのではないでしょうか。

 

相応の精神に相応の価値あり?

と、何とも理解の難しい物言いになってしまっていますね。

僕の未熟さゆえになかなか伝えたい内容をまとめられず、申し訳なく
感じます。

 

簡潔に言うならば。

 

お金そのものを求めすぎてはいけない、不相応なお金を欲することは
自らの価値を貶めるのみ。

求めるならば、お金そのものではなく己の精神を満たしてくれる存在
そのものを求めるべきである。

お金とは価値を測る尺度のひとつに過ぎず、自らも測られているもの
と思え。

社会の不完全さにより健全性が損なわれても、自分だけはゆるぎない
信念の下にいなければいけない。

 

といったところでしょうか。

医師に限らず、わざわざ不動産投資をしたり起業をしたりと世の中の
「普通」を逸脱して豊かになろうとの気持ちを持っているのですから。

それが成就するとともに、精神性もより高めていかなければ、いつか
足をすくわれてしまうと僕は考えます。

何十年、何百年と長く続く企業と、数代で倒産してしまう企業との差
はそこにある、精神性を継承できているかどうかに懸かっている、と。

 

人間ですから欲望はありますし、嫉妬や邪念を抱いたりもして当然。
けれどもそんな気持ちが芽生えた時にどのように処理をするか。

健全な精神性を維持できるかどうかが、高い価値、要は大金を得るに
値するかどうか、実際に手にできるかどうかを左右する。

得るものが多くなるにつれて、抱えるものが重くなるにつれてそんな
思いを強めています。

 

こんな事を思い悩んでいる間は、僕もまだまだ未熟である証拠ですね。
精進します。

 

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