新三本の矢の一矢から感じる、計画された上昇思考の必要性

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こんにちは、きりのきです。

連休もあったせいか、9月はとても早く過ぎ去っていったような
気がします。いえ、もしかしたら次々と発生した大事件の影響
かもしれません。

安保法案、火山噴火、豪雨、フォルクスワーゲンの排ガス不正、
シリア難民、その他諸々、あまりにも濃縮された1ヶ月でした。

 

何かが起こるかもしれない。そう思わせるような数々の事案に、
ネットでは「もう大仏建立しかない」なんて声すらも上がって
いるとか。

確かに、これほどに災害が続いたりすれば昔なら「神の怒り」
だと騒ぎになっているでしょうね。

そして、どこぞで何かと人の所業にこじつけて扇動する人間が
現れ、紛争、そして戦争へと繋がっていたに違いない。

そう感じさせるほどに、昨今は自然災害から人災、事故や事件
が多発しています。

本当に何が起こるか分かりません。

一般国民としてもやれる事、平和のために貢献をできることは
色々とあるのだと思います。が、それが扇動をされた結果では
いけないと僕は信じています。

自分でやるべきは自分で見つけなければ。

上昇志向で狙いを定め。

政府主導で変わる人口動態

そう、時代の荒波が近づいてこようとも、私たちには私たちの
生活がそれぞれあるのは変わりません。

正義に目覚めた資産家は是非とも平和に貢献するべく頑張って
下さるとありがたいですが、そうでない個人はまず自分の生活
を安定させるのが優先されます。

戦争が起こるかもしれないなんて不安よりも、我が家の家計が
脅かされるかもしれない不安の方がずっと強い。

日本を憂いて蜂起に参加するよりも先にやる事があるはず。

 

一番心配なのは、やはり少子高齢化により発生する諸問題です。

どうやら政府は重い腰を上げて介護施設の改革に乗り出すこと
を決定したようで。

公約の「介護離職ゼロ」を実現すべく、特別養護老人ホームの
大幅な整備に取り掛かるとのこと。

 

特養を整備して入所待機者をゼロにしようというのと介護職の
離職を減らそうとの二つの目標の間には大きな乖離がある気が
しますが、それはとりあえず置いておくとして。

特養が大規模に増設されるとなると、最終的には民間住宅賃貸
にも影響が出てくるように思えます。

 

現在の老々介護は本当に酷い惨状で。

90歳代の母親の世話を70歳代の息子がしていて、息子が健康を
害して介護される側になり、それぞれが孤立してしまうような
案件はざらにあり。

問題の解決は急務で、特養の整備は重要と感じます。

 

特養が整備されると、人の流れが相当に変わっていくのでは、
と思っていて。

介護がある為にその土地から離れられない、という方は相当数
存在しており。

その呪縛から解き放たれるとなると、便利な地域へと転居する
家族は少なくないでしょう。

 

また、何とか老々介護で助け合ってきた夫婦も、入居しやすく
なるのであれば特養に入りたい、と思っている人も少なくない
ように思います。

民間の賃貸住宅はそれだけ需要が減少する。

そうなると、既存の賃貸住宅は別の需要を掘り起こさなければ
いけなくなるかもしれません。

 

賃貸住宅だけでなく介護施設も経営が厳しくなり、中には倒産
するところも出てくるでしょう。そうすると、労働者の移動
発生します。

特養は公的な施設で潰れたりはしませんから、そちらで仕事を
しようとする動きが出るかもですね。

とはいっても、特養は恐らく少し不便なところに建設されると
思われますので、どのような地域に住宅需要が生まれるか、は
具体計画が上がってからでなければ予測はできません。

安倍政権としては「地方創生」の一環として特養の整備を利用
してくると思いますから、自民党の政権基盤となっている地域
は要注目です。

 

将来を本気で計画する

自分の親が高齢者になるとともに、個人的にも他人事とは思え
なくなっている介護問題ですが。

今後、更なる社会問題として発展していくのは間違いない。

 

誰もが考えているのではないでしょうか。親は確かに大切では
あるけれども、その為に自分の人生を潰されるのはたまらない。

お金で解決できるのであれば、それに越したことはない。

 

考え方としては、昨今の乳幼児の扱いと同じような気がします。
自分のやりたい仕事、やらなければいけない仕事もあるので、
手間のかかる子供は早くから保育所に預けよう、という。

子供の早期保育については僕は否定派ですけれども、致し方の
ない事情を持つ家庭も多いと思いますし、別に悪い事でもない
と思います。

ですが、そこで大事になるのは計画性です。

 

無計画にただ面倒だから、時間がないからと任せっきりにして
しまうと、後々大変な事態を招きかねません。

先月発覚した川崎市の介護付き有料ホームで発生した事件など、
氷山の一角。

もしかしたらいつか、自分自身すらその危険に晒されてしまう
かもしれない。

 

そうならないよう、早い段階から計画を立てておくべきです。

それは、金銭面においても。

 

お金で解決したいのならば、普通に誰でも出せるような金額を
用意するだけでは全く足りません。

歳を取ってから収入を増やそうと頑張っても、無理でしょう。
今から、貯蓄を増やすだけでなく、計画的に収入を増やすよう
計画を練っておかなければいけないのではないでしょうか。

少なくとも僕はそう思い、行動しています。

 

若いうちならば、選択肢も多いはず。世界中が激動の時代へと
突入しても動揺せずにいられるように、今のうちに歩くべき道
を選んでおいて下さい。

まさに、善は急げとの言葉通りに。

 

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