高収入を得るための条件を理解し、効率的な収入増を目指すべし。

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この間、秋刀魚を降ろしました。

料理趣味の一環で、魚くらいは捌けるようにならないとと思い。
「にわか」と言われないように頑張らなければと今まで難しそう
に見えたために避けていたのですが、挑戦するに至りました。

 

普段は人の肉を切る立場ですので、グロいとかそういうのは全く
問題ないのですが、これがなかなか難しく。

初挑戦だけあって、綺麗にはいかず。食べるには問題ありません
が家族以外の人様にはちょっと出せないような感じに。

まあでも作りたかったものが蒲焼だったのでいいんです。どうせ
焼いてたれを漬ければ見てくれは何とかなりますし。卸し損ねた
部分もたれ作りに利用できますし。

味だけであれば売り物よりもずっと美味しいものができましたし、
とても満足できる食事でした。

 

魚の捌き方についてはいくつかの動画などを参考にさせて頂いて。
手早く美しく魚を捌くその姿に、自分もこのくらいできるように
なりたいと思った次第。

で、本題はこの後です。

美しく作るには高い技術が必要ですが。

賃金に影響する要素

動画の一つに、恐らくスーパーか何かの作業場で捌き方の解説を
撮影した内容のものがあったのですが。

これがまた、手早く美しい。最後に店頭に並べるようにきれいに
秋刀魚の刺身を作り、盛り付ける部分までが紹介されていて。

動画全部を見て、これがわずか数百円から1,000円未満程度で店に
並ぶのかと思うと非常に複雑な気分になりました。

 

これだけ手間と時間を掛けて、職人さんの生み出した価値は売価
より低い訳で。しかもこれを一日何回繰り返すのだろう、と。

やはり人の労働対価は技術や希少性に応じてもっと高くあるべき
であると改めて感じたと共に、しかし日本の環境がそう簡単には
それを許さないだろうとの複雑な気持ちも抱かされました。

正直言って、1日何件かの手術を問題なく終わらせるよりも1日中
魚を捌き続け、盛り付け続ける方が仕事としてはよほどきつい。

 

結局、仕事で得られる対価とは仕事のきつさや技術にあるのでは
なく、どれほど明確に、どの程度重い責任を負うかにあるのだと
思います。

拘束時間や希少性なども影響はしますが、責任の軽重、明確さに
比べれば微々たるもの。

 

特に、明確さというのが重要な気がします。

例えば飛行機のパイロット。その背には乗客及び乗務員全員の命
が乗っかっています。

もし飛行機が墜落し大きな犠牲が起きた事故でパイロットのみが
生き残るような事故が起これば、そのパイロットは世間から強く
責められるでしょう。

そんな立場にあるパイロットですから、世界のどこの国でも大体
は高給な職業です。

 

ですが事故が航空機の製造過程に問題があった場合。責任を追求
されるのは主に航空機の製造元の「企業」であり、平社員までは
責任を追及されません。

よほど明確なミスが特定の個人にあったとの物的証拠がない限り。

工場で働く工員には個々に明確な責任が紐つけられていません。
故に、事故があってもパイロットのようには責められず、その分
賃金もパイロットよりも低い、と。

 

役職につくと賃金が急に上がる(ことが多い)のは、役員として
名前がより前面に出るから、ですね。

仕事内容は現場の平社員よりも楽になったとしても、責任を負う
立場になったが故に報酬は高くなる、と。

 

そう考えると、労働のきつさに比べて賃金が安すぎると不満の声
を上げるのは全くの筋違いである、といえます。

もし高い賃金を希望するならばその名前に価値を付加し、同時に
責任を負うような立場に立たなければいけません。

 

明確な責任に基づいた仕事をする大切さ

そう考えると、ビジネスで成功させることで大金が得られるのは
当然の結果であるように思います。

ビジネスの成否における責任の所在は明確。自分自身でリスクを
背負い、行動をしているのですから。

 

不動産投資においても、自分名義で融資を受け、購入をした物件
ですので、背負ったリスクの分だけ大きな利益を得られます。

サラリーマンが不動産投資をして利益を上げる事に懐疑的な意見
は少なくありませんが、少なくとも単なる「会社勤め」との立場
よりも仕事の成否の責任の所在ははっきりしており。

不動産投資でサラリーマン以上の収入が得られるのは当たり前で
あると断言してもあながち間違ってはいないと思います。

どの程度の責任を負うか、で違ってきますけれども。

 

不動産投資でなくとも何らかの方法で利益を得るにはどのような
アプローチで迫ればいいかは、これではっきりしました。

何の勉強をするべきか悩んでおり、キャリアアップに役立つ資格
を取りたいと考えている場合。

どれだけその名前が表に出るか、を基準として考えれば良い。

 

医学の世界でも公的かそうでないかを問わず、数多の資格が存在
しますが、今まで僕はどれもこれも自分にとってはあまり取得を
する意味のないものとしか映りませんでした。

ですが、どれほどに「自分の名と資格名を表に出すか」を基準に
考えると、将来のためにどれを取っておくべきかが明確になって
きたように思います。

仕事のメインが医療であるのはどこまでいっても変わりません。
しばらくは個人的事情で新たな収益不動産を購入できませんので、
主たる業務を疎かにせず、勉強に励もうと思います。

 

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