不動産投資の知識を最大限に活用するために。

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先週末は静岡へ出張に行ってきました。

台風18号が直撃し、帰りが大変なことになったものの
無事に予定通りの日程で帰ってくることができました。

肉体的には最後の最後で疲労困憊、という感じでしたが。

 

どこに行ってきたかというと、僕の生まれ故郷です。

恐らく数年以内には戻ってくることにもなるかと
思われるので、あんまり来たくはないのですが、
諸事情のため致し方なし。

市内に富士山があり、世界遺産認定効果で市は
今後恩恵を受ける部分もあるかと思いますが、
僕の事業には何も関係のないこと。

地元が賑わうのは嬉しいことですけどね。

 

ただ、いかんせん交通の便が悪いところで。
新幹線がローカル線と繋がっていませんから、
観光客も困っていることと思います。

バスがあると言っても時間が余計に必要ですし、
バスって分かりにくいですからね。

観光客を誘致したいなら、ここを何とかしないと
リピーターは得られないのではないかと思います。

世界遺産登録された富士山を活かすには交通網の発展が不可欠です。

将来設計の修正

わざわざ静岡まで行って来たのにはいくつかの
理由があって、その一つは将来的な投資のための
情報収集です。

だいぶ先のことになるかとは思いますが、
地元へ少しは貢献するために投資をしたいと、
前々から思っていました。

投資対象はもちろん不動産ですが、いわゆる賃貸住宅とは
ちょっと違って。高齢者向けのサービスを展開したい、
と考えています。

 

僕自身は普段、整形外科医として医療に携わっていますが、
普通の整形外科の先生方と異なり手術を積極的にやって
いきたいと思っていません。

最終的には診療所で誰にも邪魔されずに、自分のやりたい
医療を展開したいと思っています。

しかし昨今、医療費もキツく、診療所の締め上げは
年々厳しくなっており。恐らく10年から20年以内には
古くからの診療所モデルでは経営が困難になるだろう。

医療はそう考えざるを得ない状況にあります。

 

病院経営も診療所経営もビジネスの視点が必要です。

正直な話、今勤務している病院もビジネスモデルに
限界を感じます。僕は経営陣ではないので口を
出したりはしませんが……。

 

しかし自分の診療所となると、指を咥えて凋落するのを
眺めている場合ではありません。

ただでさえ医療過疎地域ですから診療所自体を潰す訳には
いかない。その診療所自体を生かすには、旧来型の
ビジネスモデルに頼り切ることはできません。

かといって誰かが投資をしてくれることを祈って待つのは
愚の骨頂。だったら自分が投資するしかないというのが、
今の僕の考え方です。

 

不動産投資をより楽しむために

不動産投資を始める前の僕では1ミリ足りとも考えることの
なかったことでしょうね。

不動産投資、及びビジネスを1年掛けて実践しながら
学んだ結果、ようやくほんの少しだけ高いステージの
考え方ができるようになりました。

これほど自分に革命を起こせただけでも、
本当に不動産投資を始めて良かったと思えます。

 

サラリーマンの方が不動産投資を始めたいと思う動機は、
多くの場合が『早期リタイア』もしくは『副収入の確保』
であることが多いのかなと推察します。

僕は、それだけでは勿体無いと思うんです。

 

不動産賃貸業は市場としては非常に成熟しています。

衣食住という生活の柱の一つを「貸す」という形で
担う実業であり、何十年どころか何百年の歴史が
あるのですから当然のこと。

そこに「投資」という要素が入り、ビジネスも投資も
素人である地主やサラリーマンが金融界の養分として
投入され、新たな形となったのが不動産投資です。

 

不動産バブルの崩壊という、新規市場の登竜門を
数十年前に越え、今や不動産投資は安定した市場と
言っても差し支えありません。

そんな安定した現場でビジネスを学べるのが、
どれほど恵まれていることか。

この恵まれた環境において得た貴重な経験を、
ただお金や時間と交換するだけというのは
人生を楽しむという点において実に勿体無い。

そう、僕は考え始めました。

 

勿論、何を目標に据えているか、どのような未来を
想定しているかに大きく依存しますので、一概にできる
ものではないのですが。

しかし、不動産投資で成功することができるほど
有能な方は、他にもその実力を発揮できる場所が
あると思うんです。

 

実際、ベテラン大家さんを観察していると、
皆さんそれぞれ多様な場で活躍されていて、
とても生き生きとしています。

若々しい方は病気にもなりにくいし、
より人生を楽しく謳歌できることでしょう。

早期リタイア目標にして達成された方も、
しばらくすると退屈してしまって何かを
ゴソゴソと始める方が多いようです。

 

融資担当の銀行員さんは、あなたの夢のお手伝いを
させて頂きます、なんて言い方をしますが。

賃貸住宅のオーナーなんて小さな存在、夢じゃなくて
ただの手段であって、本当の夢を実現するまでの
いち過程に過ぎませんよと心の中で思えるくらい、
余裕を持って不動産投資に臨みたいですね。

そのくらい先まで見通して投資と向き合えるのなら、
不動産投資で失敗をするなんて考えにくくなりますから。

 

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