そっくりな「ビジネスや投資の本」と「異世界転生」

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

こんにちは、きりのきです。

これ、9月3日に投稿予定でしたが、10月3日になってました(笑)。
修正して本日配信です。

 

最近、というか結構前から『異世界転生モノ』と言われる作品が
一部で流行しています。

「何らかの事件から別の世界に転生」して「今までの知識や特別
に与えられたギフトを利用」し「自分の都合の良いように世界を
展開させる」といった物語。

『小説家になろう』というサイトでヒット作が出てからは真似を
する人が増え、様々な作品が出ています。

 

どんなジャンルかを一言で言い表せば「宝くじに当たって非日常
が日常になる物語」でしょうか。

時々話題になる、アメリカの宝くじ高額当選の話題を見たことは
あるのではないでしょうか。300億円くらい当選した話。実際は
すぐに全額貰えないらしいですが、あれも異世界転生のような話。

もし自分がいきなり300億円を所有する資産家になったとしたら
どうでしょうか、想像をしてみて下さい。これまで妄想してきた
非日常を日常にしたいとは思いませんか?

規模はずっと小さいですが、日本でも昔から宝くじが当たったら
何をするか、は人気ある鉄板の話題です。それを、装いを変えて
作品にしたのが『異世界転生モノ』。

 

そんな都合の良い話などない、と馬鹿にする人も多いですが、僕
は案外好きで、実際に更新を楽しみにしている作品もあります。

似たような設定が多いですし、丸パクリの酷いものもあるらしい
ですけれども、同じようにならないようにと工夫を凝らしている
作者さんの努力が滲み出ているものも多い。

テーマがテーマだけに一般受けはしないと思いますけれど、人気
があるのは事実で、だからこそ多くの作品がコミカライズなどを
されています。

 

流行は廃れるものですからぼちぼち飽きられそうですが、その裏
で定番のジャンルにも残るような気がします。分かりやすさ、は
正義ですから。

そのうち、世間一般にもより強く認知されるかもしれませんね。
指輪物語やハリーポッターが中世を舞台とした魔法ファンタジー
を一般層に市場形成したように。

 

さて、そんな『異世界転生モノ』ですが、お察しのように世の中
物語の主人公のような受動的な姿勢で勝手に都合良く進んでいく
ほど甘くはありません。

ですが、実のところ多くの人がそれを期待してしまっている節が
あります。日本人の投資に対する姿勢を見れば明らか。

非日常を日常にしたいとの感覚は良いのですが、特別なギフトも
貰えるはずだと思ってしまう人が結構存在するのに怖さを感じる
昨今。

それはギャンブル的なFX、仮想通貨だけではありません。

猫に転生してしまった……なんて設定、昔からありましたね。

舞台は別物でも似ている本への期待感

巷には『異世界転生モノ』が流行るずっと以前から、似たような
ジャンルが形成されています。

「誰でもお金持ちになれる投資術」的な感じの書籍です。

よく考えてみて下さい。これらは『異世界転生モノ』の小説群と
何か違いがありますでしょうか。

 

むしろそっくりな部分しかありません。リスクを説明する部分は
「この物語はフィクションです」とか「実在の人物や団体などと
は関係ありません」とか書かれているところにそっくりで。

ほとんどの普通の感覚を備えている人は、タイトルを読んだ瞬間
「そんな都合の良い話はあるはずない」と考えます。

が、時々「もしかしたらそんなこともあるかもしれない」と思う
人が現れ、売れるからこそ、その手の本はなくなりません。日常
に不満があり、非日常に憧れているからこそ手に取るのでしょう。

異世界転生モノが人気になるということは、そうした「非日常」
に対する憧れが人間にあるのが昔から変わっていないためだろう
と思われます。

 

それでも、実際にはそこまで都合が良い話などない、というのが
真実です。誰でも、とか簡単、とかそうした単語はただの修飾語
であって、無視しなければいけない部分でしょう。

僕はこの手の本が決して全て悪いとは思いません。中にはお世辞
にも面白いと言えないものもありますが、大変役に立ったものも
あります。

しかし多くの書籍で「売れる」ために演出過多になってしまって
いるのは確かで、そのせいで詐欺扱いされているものもある。

中には実際に詐欺に近い事をしている人間もいて、不動産投資の
業界は創業廃業が目まぐるしい。

 

知識を手に入れるためには、修飾されている演出が演出である事
を理解しなければいけません。

多少の演出は仕方がないです。書かれている事を淡々と読むだけ
の無料の朗読会は人気がなく、ミュージカルは高いお金を取った
上で大行列ができるのは、演出の差。

分かったうえで、皆愉しんでいます。

 

投資本も、演出が多数含まれているのを理解したうえで愉しんで
読むべきでしょう。非日常への憧れはそのままに、内容の本質
読み解けたなら、得た知識は自分の中に吸収されます。

当然、不動産投資の書籍にも全て同じような事が言えます。法に
触れない範囲でかなり盛られていると思って間違いない。

特に売れている書籍になればなるほどに。

 

世の中、都合の良い話はありません。その上で、己の憧れる世界
を目指すのが楽しく、また極めて成功率の高い道。

演出はオマケです。その奥にある本質を読み解きましょう。投資
の成功は決して天から与えられたギフトではありません。

投資とギャンブルの差を、もう一度再確認して下さい。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 紅葉の季節ももうおしまいです。
  2. やる気が無いときはぬくぬくと。
  3. 仕事が無いからといってだらだらしていたら、後の結果も悪くなります。
  4. 頑張り続けた結果、プロの目に留まってくれたようです。
  5. ただ建造物としてすごい、ではなく、別の何かを感じ取りたいです。
  6. 今年はひつじ年ですね。
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る