3月は焦る事が多い月。そんな時こそ熟考に時間を使う。

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こんにちは、きりのきです。

3月ですね。金融機関も猛烈な忙しさになり、もうすぐ不動産投資も
一時休戦の時期になります。

ただ、だからこそ焦っている人々がいらっしゃるようで。

 

最近、手持ちの土地を売りに出しているのですけれども、あくまでも
資産と債務の整理を目的としたもので。希望価格で売れないのならば
持っていてもいいかな、との考えで出しています。

そこを、どこぞの不動産会社が事業用に土地をしている方に仲介する
べく動いていたようです。お客さんが事業の認可時期の問題で焦って
いたのでしょうか、先日突然不動産屋が自宅にやってきまして。

なんか色々と、向こうの事情を一方的に切り出してきました。お客が
困っているから急いで買いたいとか、こちらには何も関係無い話。

いえ、価格がこちらの想定か上回っているなら協力するのもやぶさか
ではありません。

が、残念ながらこちらの希望額を大幅に下回った金額の提示でした。
であれば当然、お断りです。

しばらく食い下がってきた(具体的にいくらか、など)ものの、情報
を与える必要もありませんでしたし、先の提示からすると届きそうに
無かったので、そのままお帰り頂く形に。

 

事業用の用地取得をしようというのならば、もっと予算に余裕を持ち
交渉に臨まなければうまくいかないに決まっています。

しかも自分から「認可の期限が近い」と弱点を晒してしまっていては、
交渉に不利になるばかり。そもそも期限がギリギリになるような計画
を立てている時点で問題です。

焦ってするビジネスには良い事がありません。また次のタイミングで
じっくりと考えてもらうのがいいでしょう。

こちらも土地は、ゆっくりと希望額以上で買ってくれる方が現れるの
を待とうと思います。もし売れなかったら、僕が何かに使っても良い
ですしね。

焦りは禁物。焦るくらいなら次の機会を狙うべきでしょう。

焦るよりは徒労がマシ

何かを売りたい時に、早く売りたいなら金額を下げればすぐに買い手
は見つかるでしょうし、安売りしたくないならじっくりとタイミング
を待つべきである、というのは誰でも知っていると思います。

ですから、できる限り利益を増やしたい場合は「売れないならそれは
それで困らない」状況を作り出すのが一番です。

逆に、損をしない為にも「売れないと困ってしまう」ような状況には
陥らないように気をつけなければいけません。

 

もちろん不動産投資でもこの原則は当てはまります。

不動産投資を早く始めたい、と焦った心を抱えてしまうと、割の悪い
取引をしてしまいがち。

また、余り物に意外と良い物件があったりするのも、これに由来して
いるかもしれません。売れない事に焦った売主が条件を下げるなどで。

 

僕が現在気にしているのは、雇用で焦るような状況にならないか。

今後、診療所を経営していくにあたり、従業員を増やそう、と考えて
います。

スタッフがいなければまともな医療は困難です。どの業界も同じかと
思いますが、優秀な人材の確保こそが経営における最大の要。ここで
失敗すると、立ち行かなくなる可能性も。

焦って人を雇わなければならない状況にはしないよう、今から下調べ
を徹底しなければいけません。

 

資格が必要な業種が多く、小さな個人診療所で人を集めるのは容易な
話ではありません。医療は固定価格ですから、条件で差をつけるのは
なかなかに難しい部分もあって。

止む無く人材派遣会社に頼らざるを得ないケースもあるでしょうが、
頼りきりになってしまうとコスト面で負担が大きすぎる。

それこそ人材派遣会社に支払うお金があるのであれば、それを従業員
に出してあげたいですし。

 

今から戦々恐々としています。実際に動き始めるのは1年近く先の話
ですが、それくらいじっくりと準備して、焦らないで済む計画を立案
していくのが大事と思っています。

始まってみたら拍子抜け、になることを祈って。

 

まずは考えるところから

人生はそれほど長くありませんから、できるだけ早く行動しなければ
とは常々思いますが。

それは焦って大事な決断をしなければいけない訳ではありません。

「本当に今のままでいいのだろうか」との疑問をできる限り早期から
自分にぶつけるべきでしょう、という意味です。

 

もしかしたら今のままが正しいかもしれません。不動産投資がいくら
低リスクだといってもリスクが無いと錯覚してしまっては困ります。

たとえ稼げる物件を引き当てても、融資を抱えているストレスに耐え
きれずに精神も肉体も病んでしまう方もいます。

今のままの自分でいいのだ、という事実を再確認するだけでも価値が
あるもの。胸を張ってサラリーマンを続けられれば仕事の質も上がり
評価されるようになるでしょう。

 

しっかりと考えれば、副業で収入を得る道に不動産投資以外にも気が
付くはずです。

このインターネット全盛の時代、小説を書いて電子書籍として販売し
毎月着実な収入を得ている方も少なくありません。Youtuberのように
派手に自分を晒さずともできる仕事はいくらでもある。

楽しみながらできる仕事を獲得できれば、焦りなんて消え去ります。
不動産投資をするにしても、そちらの体制を整えてからの方が真正面
から投資と向き合えるかもしれませんよ。

 

何事にもタイミングの良し悪しはあるものです。焦って痛い目に合う
のが一番良くない。

であれば、焦らずに済む環境を先に作ってしまえば良い話。

この3月忙しい中とは思いますが、そんな時こそ是非、悩んで下さい。
焦って行動するではなく。

 

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