いつも応援ありがとうございます。
H28年分の確定申告が出来上がりました。税理士さんから申告案が
上がって、内容を確認したところ疑問点がありましたので修正依頼
をお願いして。
最終的に満足のいくものができましたので、提出をして頂きました。
今年からはマイナンバーの問題で電子申告とすることにしたとの話
でしたので、既に申告はされたものと思われます。
借り換えをしたのが一昨年、2015年分は高額の違約金を支払った為
赤字申告でしたが、2016年は黒字申告です。大きく黒字化するのは
分かっていましたので、当初から節税策には気を付けていました。
このタイミングを見越して、本業である医師としての仕事の方向性
を変え、給与収入が落ち込むように仕込みました。
医局を辞めフリーランスへとなるには一時的に給与収入が減るのが
分かっていましたので、狙って利用させてもらいました。
お陰で納税金額はある程度抑制されたのではないかなと思います。
もちろん継続的に収入が落ち込んでは意味がありません。あくまで
一時的な減収の予定です。
今後の節税策としては、遠くないうちに医師としても経営者の立場
になりますので、収入の分散により対処をしていきます。個人所得
をこれ以上増やしたいとも思いませんし。
不動産投資は営業予測がしやすく、節税策が事前に組み立てやすい
のはいいですね。
今後も同程度の利益が上がるものと思われます。税金を納めるため
に不動産投資をしているのではありませんから、引き続き早め早め
の節税策を講じていきたいと思います。
ブログではこれ以上、具体的なお話は書けません。メールマガジン
でも全てをさらけ出すつもりはありませんが、ここよりは詳しい話
ができるかと思いますので、気になる方はご登録下さいね。
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体裁を整えるのも大事
修正をして頂いた部分というのは『財産債務明細』の項目。昨年と
比較して資産の数字が大きく違っていましたので気になって聞いて
みたところ、昨年とは違う基準で記載がされていたようです。
具体的には資産としての建物の評価額。昨年は建物の評価額に附属
設備や構築物を含めた金額を記載していたのが、今年の修正前では
建物のみの金額となってしまっていたようで。
ぱっと見て、何やら大きく債務超過になってしまっていたのが少し
気になって問い合わせた次第。
実際には『財産債務明細』に全ての資産を記載している訳ではなく、
必要なものだけを記載してありますので、これを以って債務超過か
資産超過かを判断はできないのですが。
一応体裁を整えておくのは大事かと思い、修正をお願いしました。
金融機関に提出するにしても、『財産債務明細』で財務状況を判断
したりはしないはずではあります。
もっと詳しい内容となっている貸借対照表、損益通算書などが添付
してありますので、金融のプロはそちらを見るでしょう。
『財産債務明細』はあくまで所得税や相続税の申告漏れの調査の為
に添付を求められている書類だそうで、金融機関にとってはあまり
意味のない書類。
税が発生するものだけをしっかりと記載しておけば何も問題はない
ものです。今回も、資産の数字が違っていたところでスルーされて
終了だったでしょう。
が、まあ、なんとなく目立ちますし、疑問の種は潰しておいた方が
良いかな、と思いまして。
流石に数千万円の債務超過となっているのは、たとえ重要視しない
書類だったとしても気になるのではないでしょうか。
そこまで気にするなら全ての資産をきっちりと書いておくべきだと
本当は思うのですが、資産全部を把握されるのもまた気になるもの。
概ね間違っていないのであればいいかな、と。金融資産に関しては
自分でも説明できますしね。
できる限り早く、こんな小さなところにこだわる必要が無い程度に
金融機関から優遇をされる立場になりたいものです。
積極的に信頼の確保を
確定申告書は申告後、なるべく速やかに金融機関の融資担当者へと
提出をしましょう。
金融機関の融資担当者は、貴方から確定申告書が送られてくるのを
今か今かと待っています。
特に3月決算の金融機関だと、あまりギリギリになると決算で忙殺
されてしまっているはず。もしかしたら直接会って受け取る時間は
無いかもしれません。
事前に近い日に面談しているならともかく、なるべくであれば直接
手渡しをしてついでに色々とお話をしてしまうといいでしょう。
僕も片方は既に年明けて一度面談しましたので郵送かメール添付で
済ませようとは思っていますが、もう片方は別件で相談もあるので
直接お会いする時間を作って頂くつもりでいます。
何度も繰り返し面談し、信頼できるところを見せつけることだけが
金融機関融資担当者からの信頼を獲得する唯一の方法。
こればかりは面倒だからと省略をしたりしないようにして下さい。
不動産投資も、その他の事業も、金融機関に警戒されてしまったら
極めて厳しい状況に追い込まれます。
困った時に積極的に助けてもらえるような信頼関係を、こちらから
アクションを取って作り上げるのが、ビジネスを安定させる秘訣だ
と僕は感じています。
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