2014年も師走へ突入。2015年はどのような年になる?

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

こんにちは、きりのきです。

さて、2014年もついに12月、年末へ突入です。皆さんにとって、今年は
どのような年であったでしょうか。

僕は2014年は「対応する年」であると昨年末より言っていました。昨年
訪れた変化、今後訪れるであろう変化に対応するべく準備を整える年と
なります、と。

個人的にはその通りの一年となったのではないかなと感じます。

 

日本経済が今のような状態となることは、昨年末、消費税が8%へと上昇
することが決定した時点で分かりきっていたこと。

安倍総理のデフレ脱却への確固たる態度と、日銀・黒田総裁の断固たる
金融緩和措置から、株価も物価も上昇傾向となるのは明らかでした。

また、賃金が1年程度で急上昇するはずがなく、消費税増税により消費
の腰折れ懸念が出ることもはっきりしていました。

 

自民党安倍政権が誕生してからここまで、投資家としては非常に分かり
やすいトレンドにありましたので、長期トレードを主にされている方の
ほとんどはかなりの利益を出しているのではないでしょうか。

報道ではこれだけ不景気だと言われる中で、いわゆる「富裕層」の枠に
入る人は現実に相当数増えています。

投資をされていない人にとっては景気が悪くなっているように感じても、
しっかりとアベノミクスに対応をされた方は十分恩恵を受けています。

まさしく2014年は「変化」に「対応する」年であったんです。

 

変わりゆく環境に備えることなく景気が悪いと愚痴を言うことは、来る
べき冬に何も備えないキリギリスと同じ。

まだ2014年はあと1ヶ月あります。衆院選もこれから。

避けがたい大津波が来るのは来年です。今からでも遅くはありません。
変化に対応し、激動の時代へと準備を始めることを強くお勧めします。

もうすぐクリスマスですね。それを越えたらもう2015年です。

2015年はどのような年になる?

気になるのは2015年がどのような年になるであろうか、という点。

 

2013年は変化、2014年は対応。では2015年はというと。

これはなかなか難しい。現時点では具体性を挙げにくい年になるだろう
というのが今のところの僕の意見です。

いわば、トレンドを見極める年とでも言いましょうか。

 

2015年は世界情勢的にも、経済的にも、激しく動きのある年になること
は確実。日本がその中の渦中にいるであろうこともまた確実です。

安全保障面では相当に動きがあるでしょう。イスラム国との戦いはより
激しいものへとなるでしょうし、ウクライナ情勢も本格化はこれから。

ここに中国発の何らかの事件が合わされば、世界はあっという間に混沌
へと突入してしまいます。

安全保障の観点で、2015年から2016年の2年間は相当にリスクがある時代
となることは間違いありません。

 

経済的にも火種だらけです。まあ、経済的に危ない国があるのはいつも
のことといえばいつものことですが。

中国はなんだかんだ言われてはいますが、2015年中に大きな問題が発生
する可能性は低いのではないかなと思います。

不動産バブルは現在進行形で崩壊が進んでいますが、世界経済に影響が
あるほどの規模となるにはもう数年必要かなと。

2015年中に何かが起こるとしたらまた欧州ではなかろうかと思います。
あまり根拠のない直感ですが。

 

日本経済は散々なことを言われてはいますが、個人的には10月-12月期
から来年前半にかけて徐々に改善してくるだろうと推測しています。

少なくとも2017年4月に消費税が10%へと増税されるまでは悪くないかな、
と。これから先、指標でも良い数字が出てくるのではないでしょうか。

来年の春闘も期待していいでしょう。僕は関係ないのが残念。

 

今後2年間が日本の正念場

なぜ2015年がトレンドを見極める年となるであろうかというと、これら
世界の諸問題に対して、それぞれの国がそれぞれの結論を出して行動を
した結果が出るから、です。

安全保障にしろ、経済政策にしろ。

 

日本なんて典型でしょう。今回の解散総選挙を、アベノミクスに対する
評価としようなどという向きが一部でありますが、とんでもない。

アベノミクスが正解か失敗かが決まるのは、今後2年間でのこと。

本格的な経済政策の結果が、たったの2年で最終的な結果が出るはずも
ありません。これまで行ってきた姑息的な政策とは違う。

 

アメリカも、金融緩和は3回も繰り返してきました。2008年から実施が
されたQE1から今のQE3の出口に差し掛かるまで、6年間もの時間を要し
ようやっと景気がよくなったと認められるまでに至りました。

それでもまだ金利を引き上げるまでには至りませんし、来年9月に予想
されているFRBの利上げが実行されたらどうなるかも不透明です。

 

そして何より、結果が出ることで「次にどうするか」が議題に上がる
こととなります。そこでどのような決定が下されるかによって、今後
日本が、世界がどうなるかが大きく違ってくる。

だからこそ、現時点では読みきれません。

 

2014年の「対応」とは、2015年から2016年に掛け訪れる激動の時代に
備えて即応力をつけておくための準備をするため。

株で資産を増やすことができた、不動産で収益構造を作り上げること
ができた方は、それに成功しているといっていいでしょう。

たとえ厳しい冬が来たとしても、乗り越えることは容易なはず。

そうでない方は……ストーリーの通りです。

 

激動の時代が来るとはいえ、2015年になったと同時に世界がどうにか
なってしまう訳ではありません。

準備期間はもう少しあるように思えます。

ただ、「今」動けない方が、2015年になってから動けるとは思えない。
もし本当に危機的意識があるのならば、意思だけでも示しておくのが
賢明なこと。

 

僕はかなり準備が進んでいます。このままいけば恐らくは間に合うの
ではないかなと楽観視していますが、本当にそうかは分かりません。

少しでも早く準備を終えるよう、努力をしています。

良い結果となるかどうかはともかくとして、来年は個人的には楽しみ
です。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 次の6年では更に一段上に飛び乗りたいですね。
  2. 平成28年熊本地震、被害には遭われておりませんでしょうか。
  3. 3月のうちに今年度を振り返っておきましょう。
  4. うちの子ではありません。
  5. 見るだけならカッコいいのですが。
  6. もう本当に申し訳ありません。
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る