2014年は対応する年。変化の年を乗り越えるために。

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2013年は準備をする年だと言いました。
では2014年はというと。

対応をする年であると僕は思います。

何に対応するかというと?
時代の変化に、です。

 

ニュースを見ていても、日本が変化をしていると感じませんか?
日本だけではありません。世界が変化しようとしています。

政治的なことは置いておきましょう。言いたいことはたくさん
ありますが、荒れる原因ですのでここでは語りません。

 

経済面に触れてみると、2012年に自民党・安倍政権となってから
経済政策はガラッと変わり、1年が過ぎました。

1年程度ではまだ結果が出るはずがありませんが、一部の数字は
上下し始めています。求人倍率が1倍ついに超えたというのは
実に大きいです。

最近街中でも、大規模修繕工事をしている建物が随分増えた気がします。
ビルを建て直すという企業も増えています。

NHKが放送センターを3600億円掛けて建て直すというニュースに
批判の声も挙がっていますが、利益を社員に還元したりするよりは
経済効果は高いのですから、喜ぶべきことではないでしょうか。

 

消費税増税という下げ要因もありますが、それも含めてこれから
次々と日本経済の変化が目に見える形で表へ出てきます。

私たちは、それに対応していかなければなりません。

見守るだけで解決することばかりではありません。

大きな変化が訪れるのを「見守っていて」いいのか?

どんな変化が訪れるのかを完璧に予想することはできません。

アベノミクスは失敗すると一部で言われているようになるかも
しれませんし、想像以上に大きな成果を収める可能性もある。

また、何かしらの数値が出てくればそれに対して対応策が
取られるでしょうから、経済の未来予測は不可能です。

 

大切なのはどんな変化が訪れても柔軟に対応ができるように
構えておくこと。その準備をするのが2013年でした。

今後は一刻も早く万全な体制を築かなければいけません。

今の世界経済の状況をみると、あらゆる業界が危機的な状況に
あるといって決して言いすぎではない。

何か一つの取り決め事件で業界の常識が全てひっくり返り、
対応ができなかったらそのまま没落するのみでしょう。

 

医療業界だってそう。もしTPPにより国民皆保険が崩れれば、
混合診療解禁どころの規模では無い非常事態になります。

資本も商才もない診療所や病院は次々経営難へ陥ります。
リストラの嵐となり、残った人々も今より薄給で過酷な
仕事をする羽目になります。

同時に病院の株式会社化が認められでもすれば、医業収入は
資本家へ吸い取られ、貧富の差は著しいものになります。

医業収入の源泉は何か?

皆の支払った医療保険の保険料です。医療保険を払っていたと
思ったら資本家の懐へと収まっていた。何を言っているか(略)
というアスキーアートがよく似合います。

そんな時代へと変化してしまうことでしょう。

 

日中間の紛争が起これば、中国に事業の主体を置いている企業は
どうなるでしょう?

未だに中国から撤退していない企業なんて放っておけばいいと
仰る方がいそうですが、そうではなくて。

企業が1社倒産したとして、その影響は倒産した企業のみに留まる
なんて都合のいいことはない。取引先や航空会社、運送会社、
保険会社、金融機関など、多くの企業に影響が及びます。

 

中国に依存する企業は1社ではありませんから、その影響はかなり
大きなものになるでしょう。連鎖倒産したり、業績が大幅に悪化を
する企業が数多く出るのは確実です。

もしもその倒産企業に自分の勤め先が含まれたらどうしますか?
大規模なリストラが行われ、自分が選ばれてしまったら?

中国の方が被害は大きいだろうとか、そういう問題ではない。
自分がどうなってしまうのか? です。

 

絶対安全な業界なんて、最早存在しません。
民間が墜ちれば、公務員だって給与水準は大幅に下がります。

少なからずの確率で何かしらの大きな問題が発生するであろう今。

私たちはどうするべきか?
真剣に考えてもいいのではないでしょうか。

 

柱が多い建物が頑丈であるのは道理

当然、不動産賃貸事業だって万全ではありません。
一瞬で日本の不動産市場が地盤沈下を起こす可能性はあります。

しかし、例えばサラリーマンとしての自分と不動産投資家としての
自分の二馬力であればどうでしょうか?

その収益を利用して事業を起こし、三馬力になればどうでしょう?

キャッシュポイントが増え、分散されつつ総収入が増えれば
リスクは遥かに小さくなる。以前からお伝えしている通りです。

 

2013年の間に、準備は十分してきたはず。知識を身につけ、
経営者として、ビジネスに携わるものとしての基本的な概念を
勉強してきたはずです。

であれば、今年は準備をしてきた成果を出す時。

ぜひ、今年のうちに一つは収益不動産を手にしましょう。
規模なんて関係ありません。偉大なる第一歩踏み出せば、
ちゃんと準備をしてきたならばトントン拍子でうまくいきます。

 

もしまだ自信がないならば、自己投資をしてでも
短期間で自分を成長させなければいけません。

資金的な意味で準備に今後1年以上掛かるなら、方向性を変えるなり、
属性を高めるなりで考え直す必要があるでしょう。

2014年は、対応をする年です。それにはスピード感も重要になります。
プライドなんて捨て、柔軟に自分を変え、意識とステージを高めて下さい。

資金的、属性的に壁がある人ほど、そうあるべきではないでしょうか。

 

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  6. 還元といわれると理科を思い出す人が多そうですが。
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  1. 2014年 1月28日
    トラックバック:哲学はなぜ間違うのか?

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