不動産投資で若さを保つ

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少なくとも現代、僕が認識している範囲では
決して誰も抗うことのできない存在。

それが時間です。

成長期を過ぎてしまえば肉体的に衰えを感じない
生物は存在しないし、残された時間の多寡はあれど
時間の経過によりそれが減るのは誰もが同じ。

 

そして、たとえ一切の病気、怪我を患わなくても
確実に訪れるのが死というもの。

現代人は平均的にどの程度生きるということまで
統計学的に判明している以上、人間社会の基準は
その平均を考慮したものにならざるを得ない。

 

私たちの意識の中で、20代はこういうもの、30代は、
40代はと、決められたものではないはずなのに
いつの間にか刷り込まれたイメージが存在します。

日本人の20歳はどんな人物像をイメージするかと問われ、
大学生もしくは就職して間もない勤め人、もしくは
アルバイトを大半の方は想像しますよね。

まさか、銀行から多額の融資を受け何棟もの不動産を
所有する大物投資家なんて想像する方はいないと思います。

 

そういった「平均的な、年齢相応のイメージ」に囚われて
行動を知らぬ間に自縄自縛してしまう習性が、日本人には
どうしてもある。

今後日本がバブル崩壊以降の膠着状態から抜け出すには、
過去の亡霊たる「刷り込み」から開放されることが
絶対的に必要です。

古臭い日本人意識からの脱却を、まずは私たち一人ひとりが
していきましょう。それは個人の成功に必ず繋がるはずです。

 

古臭い日本人意識の主たる束縛は、性別と年齢。
性別については第一回で触れているので、
今回は年齢について。

とりわけ、前回より引き続き不動産投資に年齢の壁なんて
存在しないと思う理由につき、理屈を並べてみようと思います。

前回は以下より。

不動産投資と年齢の壁

植物が何度でも新芽を出すように、人間も何度でも新たなチャレンジができるはず。

若さは力。必要なのは経験を積む勇気

年齢について、とりわけ気にされる方は若い方より少し歳を
取り始めてしまったことを自覚した方、だと思います。

10代、20代で「若造と思われて舐められたりしないかな」なんて
悩みはあまりにも小さな悩みで、そんなこと考えずに自分を磨き
何にでもチャレンジした方がいいんじゃないか、が答えで。

その他、世間を知らないことだとか経験を浅いことだとか、
誰しも通ってきた道。

 

僕のようにある程度歳を取ってから知らないことの方がよほど
恥ずかしいので、早いうちから知っておいた方がいいのでは
と思うばかりです。

下積み時代も経験しておかなければどうしても地に足が着かない感が
抜けないので、就職しないですぐに起業しなさい、独立しなさいと
いう意見に僕はそれほど賛成はしませんけれども。

 

若い方で問題になるのはどちらかというと資金的な面と配偶者が
いないことによる協力者の不在。

お金の管理の仕方を覚え、自分を裏切らない味方を今のうちから
ちゃんと探しておくことで、将来的に有利になりますので、
起業するしないに関わらずがんばって欲しいですね。

若い方の突き上げがないと、上の層も重い腰を上げられない方が
多いものですから。

 

では上の層、40代以降の方はどうでしょうか。

40代といっても40歳と49歳は結構違ったりもしますが、
その辺りは柔軟に読み解いていただけると幸いです。

 

定年を意識する必要はある?

40代を超えて「融資」を受けるとなると気になるのが、
定年退職の問題。

サラリーマンが収益不動産を購入する際に融資を受けるとすると
アパートローンを利用することが多くなりますが、定年が来ると
融資を受けた根拠が崩れてしまう。

 

とすると、仮に40歳だとしたら25年までしか、45歳だとしたら
20年までしかアパートローンを受けられないのだろうか。

場合によっては当初は融資期間を引き延ばして月間の返済額を
減らし、キャッシュフローを増やすという戦略を取ることが
ありますが、それができずに厳しい経営を強いられるかもしれない。

そんな不安が浮かぶかもしれません。

 

それに関しては心配無用、といえるでしょう。

確かに金融機関によっては長期融資をしてくれないことも
あるかもしれませんが、75歳未満、80歳未満までの
融資を組んでくれる金融機関はあります。

たとえアパートローンであったとしても。

 

加えて、物件を所有して15年、20年経過すれば、しっかりとした
物件選びができていてまともな経営がなされているなら十分な
資金が貯まっているはず。

貯まったキャッシュフローによる早期返済もありですし、
そもそもそれ以前に当初の想定した出口の通りに売却を
されている可能性も高い。

ノウハウ通りにキャッシュフローが出て余裕を持った出口を
迎えられる物件を選び、利益の出るような経営をするだけであって
何も年齢を心配する要素はありません。

 

また、日本政策金融公庫には女性枠があると言いましたが、
30歳未満の若年者、55歳以上のシニアも女性枠と同様
特別扱いをしてもらえます。

50歳代の方でも、諦める必要はないでしょう。
実際、50代中盤の方が1棟RCマンションを取得した例を
僕は知っていますから。

 

戦略次第で不動産投資には年齢関係なし

気力・体力面でも、20代ほどのパワーはないとしても
それまでの経験がある分、うまくやりくりをすれば
決して劣ることはないのではないでしょうか。

確かに僕も20代の頃と比べると、連日忙しい日が続くと
休んでも疲労が取れないなんてことを実感したりもしますが。

何も知らなかった20代よりも、人との関わりを効率よく
良好に築くことができるようになったとも感じます。

 

知識なんていつからでもつけられます。
頭が固くなって、物覚えが悪くなってなんて思わず、
自信を持って本を読み、話を聞いてみてはいかがでしょうか。

僕みたいな若造に言われると癪に障ることもあるかもですが、
そこは大人になってひとつ寛大に許して下さい。(笑)

 

40代、全く出遅れていません。50代でも、若さを保つ、
取り戻すという気持ちでリフレッシュすれば何の問題も
ありません。

スタートラインは同じです。初心者であれば初心者であるという
謙虚さは必要になるかと思いますが、どんな世界でも新人であれば
当たり前のこと。

 

年齢によって戦略が変わってくるのは事実かなと思いますけどね。
誰でも全く同じ戦略で成功できるなんて都合の良いことはない。

自分に合わせた戦略を練る必要があります。

でもそれは、当たり前のことですよね。画一的な成功を得たいなら、
シミュレーションゲームでもやっていればいいんです。

 

認知症を患わない限り頭はいつでも変わらず働くはず。
ボケ防止のためにも、ガンガン頭を回転させて下さい。

何事にも好奇心を持ち、チャレンジする姿勢がある方は
いつまで経っても若々しいし、病気にも罹りにくいもの。

1度きりの人生です。いつになっても若さを保つ気で、
自分が主人公だと思って気を引き締めてみませんか?

人生をより有意義にするため、臆病になりすぎず不動産投資に
挑戦をしてみてはいかがでしょうか。

 

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