求人が売り手市場になったからこそ、己の価値向上に更なる努力を。

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

求人倍率がバブル期越えという話。

厚生労働省の発表によると4月の有効倍率は1.48倍で、1990年7月
のバブル期最高値1.46倍を上回ったとのことです。43年2か月ぶり
の高水準と言われるとすさまじいものを感じます。

診療所で看護師などの求人を出してもなかなか応募がないのも仕方
無い話なのかもしれません。人手不足で困っているのですが、もう
しばらく現状で我慢しようかな、と。

もう少し落ち着いたら、待遇を上げて募集しようと思います。それ
までは長く働いてくれている人を優遇して乗り切るつもりです。

 

求人内容的には製造業の募集が多いようです。一時期、製造拠点が
海外に移転しまくっていたのが国内回帰した為でしょうか。

求人倍率が高い割にはまだ待遇の向上に完全に結びついてない部分
があるのは、こうした日本の産業構造の変化にも理由があるのかも
しれません。

大卒が多くなり、工場など肉体労働を仕事にする事に抵抗を覚えて
いる人が増え、製造業を中心とした「デスクワーク以外の仕事」を
忌避している傾向もありそうです。

個人的には、事務作業員よりも製造業で専門職として仕事をする人
の方が素晴らしいと思うのですが。医師だって現場労働者のような
ものですし。

 

今後、少しずつでも価値観の変化が表れ、「手に職」を持とう、と
考え、行動する人が増えると日本も楽しくなるでしょう。

少なくとも僕は、そういった独特の技術や能力を持った人を優遇し
重用していきたいですね。

ただの事務作業員として目立たずに仕事をしたいだけの人も不要な
わけではありませんが、それなりの待遇でしか雇用はしないだろう
と思われます。

 

頑張って価値を生み出している人が、目の前の与えられた事務作業
だけしかしない人よりも待遇が悪いのはおかしな話ですよね?

もちろん事務作業員だって、より社会を良くするために働く人なら
高評価を獲得して然るべきだと思います。その職員にしかできない
仕事があるならば、誰だって重用します。

給料が安すぎ、と思うなら自分で改善するしかありません。

中小では自分磨きが効果あり

というのも、それほど多くの人員を雇用できない中小企業において、
一人当たりの影響がとても大きい事が理由に上がります。

大企業はとにかくたくさん雇いますから一人の社員が企業に与える
影響は小さいです。いきなり一人止めてしまっても、企業が傾いて
しまう事態は考えられません。

しかし中小企業だとそうはいかない。たった一人の退職で、現場は
大混乱に陥る可能性が存在します。

 

それがただの事務員であれば、まだいいです。補充は効きやすいし
根本的な仕事に影響はないでしょう。

ですが、例えば事業に必須の資格を持つ人や唯一機械操作ができる
人がいなくなってしまったら。

中小企業、小さなところであればあるほど、余分に人を雇っておく
余裕なんてありませんから、それだけで会社が傾きかねません。

 

個人診療所において、たった一人しかいない医師が倒れたら業務が
何一つ成り立たないのは想像に容易でしょう。

これが八百屋ならばすぐに店を閉める必要はないかもしれませんが、
それでも販路との繋がりがある人間がいなくなってしまったら商品
が入荷できず、休業せざるを得なくなる。

不動産業でも、宅地建物取引士が急に退職してしまったら大変です。
不動産の売買が全くできなくなってしまいます。宅建士がすぐ確保
できなかったら倒産間違いなし。

 

大企業にこだわりがある人にはそういった考え方に何の意味もない
ですけれども、中小企業に勤めるならばとても重要な考え方です。

サラリーマンにとって最も効率的に待遇を上げる方法は、その企業
にとって自分を無くてはならない存在にしてしまうのが一番だから
に他なりません。

逆に言うと、それができるのであれば中小企業に勤めるのはとても
心地の良いものであり、好待遇を受けられ、充実した生活ができる
ようになります。

 

いくら求人倍率が良くても、自分の待遇が良くならなければ生活は
落ち着きませんし、皆の待遇が良くならなければ景気回復は困難

世の中のサラリーマンの半分以上は中小企業勤め。その中小企業が
良くならなければ日本経済はどうしようもない。

能力があり価値を生み出せるなら好待遇で歓待する地盤は中小企業
には存在するのですから、自分の為に是非価値の向上に努力をして
下さい。

 

一個人でも、企業を翻弄する事は十分可能です。特に、救済の無い
氷河期世代の人間に、こうして頑張って欲しいものです。

僕なんかも氷河期世代ですから、十分にやる気があるなら積極的に
採用をしようとすら思います。

 

個人の努力が良循環の燃料

逆に、中小企業側がこうした人員リスクを避けたいなら、事業規模
を拡大してより多くの人間を雇用するような状態にするしかない。

そうなってくると今後は更に求人倍率が高まりますし、ろくな待遇
の出せない企業は淘汰されていきますから求人待遇も向上します。

そこまでいってようやく、本格的に景気が回復してきた実感を持つ
ようになるでしょう。インフレも進むに違いありません。

 

そうなったら、不動産でも株でも、投資をしている人は大きな利益
を上げられる。残念ながら為替はそうはいきませんが。

結局、景気が回復するかどうかは個人が価値を上げられるかどうか。
個人の結果の集合が経済統計です。

全ては繋がっており、皆の利益になるのですから。それぞれの立場
で最大限利益を得られるよう努力すれば、仕事でも投資でもうまく
回り始めるでしょう。

少なくともこの事実に気が付いた人だけは、自分の利益の為に努力
を重ねて頂ければ幸いです。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 喫煙の自由とともに、喫煙をしない自由も守られて然るべき。
  2. 「売る研究」は遥か昔から世界中でされていることです。
  3. 人気だった湾岸エリアもあの津波のせいで人気低迷気味?
  4. デフレの上に古くなった建物。日本では家賃が下落して当然です。
  5. お金の悩みから開放されれば、自分の信念を貫き通すことは難しくありません。
  6. あなたは神を信じますか?
  1. この記事へのコメントはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る