不動産投資で自分を優遇してもらうためにすべき努力

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サービスを受ける側と提供する側では大きく意識に差がある。

これは誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

 

不動産投資のようなビジネスでは、その点について普段の生活よりも
ずっと注意を払う必要があります。

何故なら、私たち投資家がサービスを受ける時、受益者側では
ありますがその命は相手に握られてしまっているからです。

これに気が付かずに過剰なサービスを求めすぎたり、逆にあまりに
任せきりになりボケっとしていたら、いつしか痛い目を見ることに
なるかもしれません。

 

立場は常に対等であることを認識する

私たち投資家にサービスの提供をしてくれる方といえば、仲介業者、
金融機関、管理会社がメインとなります。

リフォーム業者やガス会社などもありますが、2番手というところ。
今回はこちらについては保留し、主に前者メインを対象にした話だ
と考えて下さい。

本当は2番手だろうと3番手だろうと変わらないのですが、力関係と
いう意味で前者とがバランスが異なりますので。

 

仲介業者、金融機関、管理会社は代わりを見つけるのが大変だったり、
関係を悪化させることで大きな損失を被る原因となり得る、最重要の
ビジネスパートナー。

私たちがサービスを受け、代金を支払っているように感じますが、
関係は完全に対等です。

大きな視点から考えれば、お金の流れがどうなっているかは明らか
ではないでしょうか。パートナーに頑張って頂かないと私たちは
利益が得られません。

 

こちらは客だぞと踏ん反り返っていれば相手はやる気を無くし、
自分のことを搾取の対象としてしか見てくれなくなります。

それは今後、景気が良くなっていけばより一層その傾向が強く
なっていくことは間違いありません。

面倒で手間の掛かる割に対してお金にならない個人不動産投資家と
付き合うくらいなら、もっと大口の顧客を探すか手間の掛からない
相手を探すかします。

景気が良くなれば仕事は増えていきますので、サービス提供者側も
仕事を選べるようになっていきますからね。

 

ビジネスパートナーといかにうまくやっていくか。
不動産投資、いえビジネスで失敗しないための絶対条件です。

 

自分にとっては相手は一人。では相手にとっては?

気をつけないといけないこと。

それは、「客は自分だけではない」ということです。

 

病院に行くといつも混雑していてうんざりすることが多いことと
思います。大変申し訳ありません。

しかし、仕方ないんです。患者さんは山ほどいるのですから。

 

一人ひとり丁寧に診察しようとするとどうしても時間が掛かります。
待たされるのは嫌でも、いい加減な診察を受けるのはもっと嫌ですよね。

予約制であっても徐々にずれ込んでしまうのは容認して下さいとしか
言いようがありません。こちらも待たせたくて待たせているのでは
ないことをご理解頂きたいところ。

薬だけ貰えればいいのに、とおっしゃられても、医師法で無診療治療
は禁ずると定められていますので、それは法律違反です。

薬を処方することも立派な治療行為ですので、そこで無理強いを
することは犯罪教唆をしていることになります。

 

このように、サービスの提供を受ける側からは分からない事情が
あるものです。そこを考えずに自分のことばかり主張していては
提供者が悪感情を持つことは必至。

前述の例では、医師に違法にならない程度に手抜きして診察を
されてもおかしくありません。僕はしませんが。

ただ、悪質なクレーマーのために善良な方が損をすることは容認できません。

結局、最終的に一番損をするのは自分です。自分だけがメリットを
享受したいとの考えが自分を苦しめる結果となります。

 

感情的になってしまう瞬間もあるかと思いますが、そこで感情に身を
任せた行動が良い結果をもたらした例は聞いたことがありません。

尚、クレームを入れることを否定しているのではありません。
悪質なクレームや感情的な行動は損をすることになるでしょう、
ということです。

 

不動産投資で言えば、大きなものは連絡ミスですね。

特に管理会社さんからの定期連絡が途絶えたり、問い合わせに対して
数日間返答が無かったりすると焦ります。

それがこの繁盛期であったりすると尚更。客付けの状況はどうなのか、
リフォームはどうなっているのか。

融資返済がある身としては、経営状況がどうなっているのかの
情報が得られないことはとても恐ろしいこと。

こんな時に連絡が遅いとクレームを入れるのは、どう思いますか?

 

もしかしたら単に忙しくてほんの少し遅れているだけかもしれません。
急病ですぐに連絡できない事態に陥っているのかもしれません。
送ったと思ってうまき送られていなかっただけかもしれません。

相手の事情を考えずにクレームを入れることは、自らの首を締めるだけ
になったりする可能性を、十分考慮すべきでしょう。

クレームだけではありません。何かを指摘する時のちょっとした言葉遣い、
単語の選択一つで受け取る側の感じるニュアンスは大きく変わります。

ちょっとしたことで自分の考えがうまく伝わらなかったり、誤解を与えて
しまう結果になることがあるのは肝に命じて下さい。

 

ほんの一言の気遣いがビジネスを円滑にする

客は自分だけではありません。物事には順序というものがあり、
相手には相手の都合があるものです。

自分にかける時間を減らすこととなっても、向こうとしてはその分だけ
他の顧客に使う時間を増やすだけ。

自分をなるべく優先してもらえるような努力はすべきことですが、
強引な手段は逆効果で。むしろそこでちょっとした気遣いをして
あげることこそ、関心を惹きつけるきっかけとなります。

 

定期連絡が遅れていたら、体調でも崩されていませんか? と一言を
添えてやんわり催促をする。

小さなことですが、このような大人の対応を取ることこそ、ビジネスを
円滑に進めるために大事なことであったりします。

 

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