いつも応援ありがとうございます。
来週には平成が終わり、令和元年がスタートします。
元号が変わるとの経験は2度目。1度目はまだ小学校2年生だった
と記憶しています。あの頃は、まだ日本という国がどのような国
であるのかすらろくに知りませんでした。
今は色々と国を憂う事もある程度には成長し、自分なりに貢献を
していこうと手の届く範囲での努力をしています。人生も半ば、
後悔のないようにしなければいけません。
なんだかんだ、僕は日本が好きですので。
さて、ここでこれ以上の国士語りをするつもりはありませんで。
気になるのは、国の展望がこの先どのようになるか、です。
今年の10月から消費税が10%へと増税予定であり、非課税事業
の医療、及び住宅賃貸を生業としている僕としてはため息が出る
一方。
誤解の無いように言っておくと非課税とは「消費税を消費者から
受け取らないけれども事業主側は払う」という形。免税税度とは
全く別物です。
通常、課税事業の場合は消費者から受け取った消費税より事業上
支払った消費税の方が多ければ、差額の控除を受けられますが、
非課税事業の場合は控除が受けられません。
実質、事業者が消費税の負担をしている、ということ。
住宅賃貸はまだ家賃を調整すれば済む話ではありますが、医療は
いわゆる保険医療をしている限り価格を自分で調整できません。
税率が上がった分だけ単純に負担が増加します。
診療報酬の保険点数を多少弄って増税分の調整をしていますよ、
と毎度言われていますが、明らかに増税分を担保できておらず。
特に高額な医療機器を必要とするところほど負担が大きい。
かくいう僕も、診療所の大規模修繕工事という数億円規模の事業
を実施中で、消費税負担だけで大変な金額に上っています。
まだ増税前で10月以降にやるよりは多少マシですが、それでも
数千万円の納税額であり、当面は赤字確定。普通の感覚でこれを
受け入れてでも頑張りたい、とは思わないでしょう。
現時点では、診療所の経営が安定するかどうかは税制や保険医療
制度の変化に影響をされず、己自身に懸かっている、との判断で
いますので、僕はこれを一歩、二歩踏み込みました。
経済的な面以上に、自分の思い描いたような住みやすい地域実現
を、民間の立場から実現したい、との気持ちが強いためです。
ただ、先々で更に振り回されないかは心配ですね。究極の目標と
して、ストレスフリーで仕事に注力できる、というのがあるので。
消費税増税やその他の要因により、令和の時代が景気的に厳しい
様相となれば、ゴールは更に遠ざかってしまう可能性が高い。
あまり理想の現実化が遠くなると、自分の寿命が足りるかどうか
が心配になります。今のところ、元号が令和のうちに命が尽きる
つもりも予定もありませんが、人間何があるか分かりません。
ここ10年近くは非常に厳しい環境下で走り続けてきて、そろそろ
環境の厳しさに飽きてきたところもあります。そろそろ楽な環境
での仕事も体感させて欲しいところ。
ま、人生そう都合よくないと理解していますけれども。
個人事業主の時代はまだ続く
これまで、消費税は増税されるたびに経済には悪影響を及ぼして
きました。増税しなかったらどうであったかは確認しようがない
ので難しい話ではありますが、民間負担増大であるのは確実。
増税により増えた税金が適正に使われ、明確に示されていれば、
不満や不安はこれほど大きくなっていないはずですが、現実問題
として現状は真逆の状態。
官僚と政治家は不透明なまま、言葉巧みに嘘はついていないとの
素振りで期待を裏切り続けています。
消費税が10%に増税されれば、また同じことの繰り返しでしょう。
今回こそ大丈夫、など何の根拠もない話で、これまでと同様景気
の落ち込みが来る、言われた方がまだマシです。
所得税やその他の税金で調整がされたならばいいのですが、税収
を増やすことしか頭にない財務省が許すはずありません。
こんな状況下では、日本全体が好景気に沸く、なんて話は夢幻で
しかないなど誰だって容易に想像がつくというもの。
もし景気が良くなるとしても極めて緩やかなもので、庶民が実感
出来るレベルのものではない。
そんな中、自分の理想を現実化したいと思うなら、国などに頼る
ことなく自分の実力でのし上がるしかありません。
消費税が上がろうとも影響を無視できるほどの経済力を保有して、
あらゆるトラブルから自分の身を守れるようになるしかない。
実際、医療及び住宅賃貸を生業としている僕からすると、その他
の選択肢は存在しないんです。消費税の制度が変わる事なんかに
期待ができないのですから。
2%の増税は、非常に重たいです。重たいですが、現時点の収支
から消費税が2%分増えたところで僅かに利益がもっていかれる
程度の影響でしかありません。
やれることは、それを無視できるような経営をするだけです。
こうした対策は、経営者だからこそできる部分。
以前から書いてきたように、これからは個人の時代。個人経営者
の時代です。
兼業でも構いません。何かしら手に職、いえ、手に事業を持って
みて下さい。令和元年企業、なんて格好いいじゃないですか。
せっかく元号が変わるのですから多くのチャレンジャーが生まれ、
活躍することを期待しています。
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