目標、理想、夢という言葉を今一度真剣に考える時

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生きていく上で最も大切なものはなんでしょうか。

様々な答えが出そうな質問ですが、事業を興そうと考えている人間に
とっては極めて重要です。

何しろ、失敗すれば何かを犠牲に払うことになるのが起業ですから。
不動産投資であってもそれは変わりません。

尚、サラリーマンにもリスクがある、との部分については、ここでは
割愛します。何度もお伝えしている通りですので。

 

この質問をする際に、除いておきたい答えがいくつかあります。

 

一つは、自分の健康や命。

大事で当たり前です。時に、健康や命を犠牲にしてでも成し遂げたい
こと、守りたいものがある方もいらっしゃるでしょうが、そうでない
場合は健康や命が最も大事なのは当たり前すぎる話。

質問の趣旨を殺してしまう回答ですので除外しておきます。食事とか
栄養、睡眠といったものも、健康や命を守るためのものなので除外。

ただし生命や健康の維持とは無関係であれば構いません。美味しい物
を食べるのが生きがいである方もいますよね。

 

二つ目、家族。

これも大事で当たり前です。家庭の事情によっては家族は大切なもの
ではないと答える方もいると思いますけれども、普通は大事です。

自分の健康や命と同じ理由で、除外しておきます。

家族に対する教育とかそういったものはOK。自分の命や健康と同様に
考えて下さい。

 

三つ目、お金。

回答として安易過ぎです。お金は大事ですし、非常に答えやすいです
が、あくまでお金は価値の尺度でしかなく。

話を広げようとすると回りくどくなりますので、ここでは除外させて
下さい。

 

他にも除外したくなるものはありそうですが、話を進めましょう。

ゴールがあるからこそ試合は面白くなります。

壁は高いほど…

早速ですが、僕の回答です。

僕にとって人生で最も重要なものは「目標や目的」です。目標や目的
の無い人生など、考えられません。

目標を喪失する空しさも、何度か強く経験しています。

 

目標とは自分の理想そのもの。数多くの目標を合わせたものが、理想
の自分です。

目標がないのは理想がないのと同じ。それはアイデンティティがない
のと相違ありません。つまりは、物心つく前の子供です。

しかし、子供と違って世界が不思議でいっぱいには見えません、大人
には。私たちの目は既に濁ってしまっており、現実を知ってしまって
おり、目標というレンズを通さなければ美しいものには見えません。

 

夢は目標があるからこそ、その先に抱けるもの。将来の夢がないのに
人生に楽しさなんて僕には見出せません。

あくまでも僕の価値観での話であり、意見を押し付けるものではない
のだけははっきりさせておきますが。

目標が無いと僕は何もやる気がおきませんし、何もやれない自分自身
にすごくそわそわして苦痛を感じ、精神的に痛手を負います。

 

僕にとって目標とは極めて重要なものです。達成が難しければ難しい
ほど、やりがいを感じますし、やる気が高まりますし、高い行動力を
発揮できるようになります。

 

最近、子供をやっぱりもう一人欲しいと思うようになりました。先々
の経済状況まで考えると、まともに子育てしつつも余裕のある生活を
するなら現状の二人が適正かな、と妻とは意見が一致しています。

ですが、それだと甘えが出るのではないかな、と。そこから無気力感
に襲われ、つまらない人生になってしまうのではないかな、と。

もう一人子供を作り育て上げる為には、より高い目標を設定する必要
があります。あえて目標をより高く、広く持つことで、僕自身の人生
はより充実したものになるように感じます。

子供は自分だけの問題ではなく、妻の同意を得られなければ、諦めて
別の目標を設定しようかとは思いますけれどね。

 

充実した人生の必要条件

悲観的な考え方をする人は、目標の設定が甘かったり、そもそも人生
の目標をあまり意識していないのではないでしょうか。

以前から目標と目的については、その重要性も含めて書いてきました。
目標と目的がなければ強い覚悟と行動力は生まれず、成功に至るはず
もありません。

その内にアイデンティティを失い、悲観的考えが染み付いてしまって
いるのだと思います。

 

目標は、一つではなくていい。いえむしろ、一つではいけない。目標
はたくさんある方がいい。

全ての目標が達成されなくてもいいんです。理想は理想であり、完全
に体現されるものではありません。目標が一つだけでは理想を叶える
以外にゴールがなく、自分を追い詰め過ぎてしまう。

複数目標があれば、そのうちのいくつかは達成できるでしょう。理想
とは言えないが、妥協できる位置までは自分を持っていける。

 

目標達成が進み理想に近づいてきて、目指すべき目標が少なくなって
きたら、また新たな目標を複数立てるのがいいでしょう。

当初の目標中には現実に即さないものもあるはずです。目標の補充を
しておかなければ、人生を楽しく歩むための燃料切れを起こします。

 

目標とか、理想とか、夢とかいう言葉。これは、世の中で自分の人生
を充実させたものにするための燃料のようなものなのだと思います。

目標の無い人生など、味のしない食事と同じです。

 

何かにつけて悲観的に考えてしまう方、やる気が起きず、人生に変化
を起こせず、生きていて楽しいと思えない方。

ぜひ、たくさんの目標を見つけて下さい。どんなものでも構いません。
それは己を知ることにも繋がり、充実した人生を歩み始めるきっかけ
となるに違いありません。

 

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