麻生財務大臣兼金融担当大臣の発言から投資の必要性について再考する

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いつも応援ありがとうございます。



 

麻生財務大臣兼金融担当大臣が色々と面白い発言をしてくれますね。

僕は以前は麻生さんのことが好きではなかったのですが、それは単に
自分の本質への無知・無関心からきていたもので。

当時はよほどステージが低かったのだなぁと反省するばかり。
でも恥ずかしいとは思いません。こうして今は理解する努力を続け、
少しではありますがステージのアップを図れましたから。

 

現在は歯に衣着せぬ物言いをする麻生さんにそこそこ好感を持てます。
直接的に何が問題であるのかを発言することのできる政治家は少ない。

はっきりと物事を言う分だけフィルターを掛けて邪推したり、発言の
一部を切り取って印象操作を行ったりする余地が多いため、世間的に
誤解をされることが多いようには思いますが。

 

今回の話題は以下より。

「880兆円!? ふざけた話じゃないか」麻生財務相が家庭に眠るタンス預金を一喝

アイスを食べる姿も様になります。

日本人が投資に消極的なのは国民のせいではない

この記事タイトルと内容を流し読みして深く考えずにいると、何やら
庶民に対して圧力を掛けているかのような印象を受けてしまうかも
しれません。

実際、当記事に対するコメントなどをネットで漁ってみるとそういった
意味で受け取っただろう書き込みを多く見かけます。

が、「金融業者がもっと投資をしてもらえるような環境を作るべきだ」
というのが発言の趣旨でしょう。

日本で現預金がこれほど多く、投資へと資金が流れないのは金融業者が
国民に対して信用に値しないことをしてきたからだ、と。

 

つい最近、ばんせい証券が運用損2億6000万円を不正に客に付け替えて
いたとして証券取引等監視委員会が病勢処分をするよう近く金融庁に
勧告するといった報道がありました。

こんなことをしているのだから、金融業者は信用を失って当然です。
正直言って初犯とは思えませんし、ばんせい証券しかやっていないとは
まるで思えない。

損失付け替えが報道されることは稀ですが、インサイダー事案の不正は
しょっちゅう。

麻生さんの言う通り、金融業者が変わらなければ日本の経済に未来は
ありません。

 

もっとも、金融業者に政府があまりにも甘いのが今の状況を作ったことは
明らかですので、国が変わらなければ改善されるはずがないと思いますが。

金融庁の対応は「業者に対し意識改革を促す指針の導入を検討」だそう。
意識改革で改善されるなら世話ないですね。

 

金融業界はその性質上、どうしても怪しい業者や利益優先の業者が
多く入り込んできます。

金融そのものの成り立ちからしてそういうものです。

 

日本の金融業界はまだまだ未成熟。『個人が安心して投資をできる環境』を
国が主導して作らなければ投資が増えるはずがない。

それは金融業界の体制を整えるだけでは不十分。

老後の生活をどのような形で支えていくのか、子育てをどう支援して、
少子化問題へどう向き合っていくのかなど、国民の将来を守るプランを
はっきりとさせなければ、決して個人のお金が投資へ向かうことはない。

国民目線で見れば当たり前のことです。なぜそんなことが分からないか、
そこを気遣う発言を政治家など国の中枢ができないのかが不思議で仕方
ありません。

 

言葉一つあるだけでずいぶん違うと思うのですが、それができないのが
日本の政治家の残念なところです。

揚げ足取りが大好きな野党やマスコミの存在が邪魔をしているのかも
しれません。日本の社会構造は実にもったいない。

本当に、どうして日本はこうなってしまったのでしょうか。

 

必要以上の現預金は確かにもったいない

必要最低限のお金以上に現預金として腐らせてしまっていることは、
国の経済にとってだけの問題でなく個人の問題にも繋がります。

お金を墓場まで持っていくことができないのは誰にでも分かること。
手元のお金はある程度までは安心感を得るために役に立ちますが、
必要以上の予備費に意味はありません。
せっかく手元にお金があっても、お金そのものに価値はない。
お金は何かに変えてこそ価値があるんです。

投資をせずにお金を貯めるということは、
無価値なものを抱えているだけということ。

あまりにももったいない。

 

次世代に遺産を遺したいならば日本の税制上、現金よりも別の形に
変えた方が圧倒的に有利なのはご承知の通り。

むしろ自分の将来や次世代のためを思えばお、金を貯め込んでしまう
よりもお金の流れを生んであげることの方が遥かに良い。

余剰資金は自分のため、そして次世代のために投資へと回すべきだ、
というのは極論ではなく、資本主義経済の常識です。

 

額に汗して労働することは美しいことですが、それはあくまで雇用者が
従業員の幸せを真剣に考えてくれていた時代だからこそ。

日本の経営者が世界を知り、経営者としての権利を強く意識し始めて
しまった今、労働は美しいとの概念が崩れつつある。

ですがそのままでは労働者は苦しい立場に追い込まれるばかり。労働者の
ままでいる限り、労働をしなければお金は手に入らないのですから。

このままでは労働者とは名ばかりの奴隷へと気づかないうちに変えられて
しまうのは確実でしょう。

 

幸いなことに、投資は労働者の立場を守る強力な武器となります。

何も株式を買ったり、収益不動産を購入することばかりが投資ではなくて。
事業を始めるための設備投資も投資ですし、資格を取るために勉強をする
費用を出すことも投資です。

経済的に苦しい今こそ投資をするべきでしょう。投資は資本主義社会の中で
生きる以外に道のない日本人にとって、自分の人生を守るために存在します。

是非、投資の必然性についてもう一度考え直して下さい。
自分と自分の大切な人のために。

 

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