年金には期待を持たず。不動産収入が老後を豊かにする。

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僕はまだ30歳代半ばですので、あまり老後のイメージが沸かないのですが。

報道などで聞く限りは、老後の生活というものはどうすべきか、老後の備え
をどうしておくべきかは早いうちから十分に計画立てておく必要のあること
なのだろう、と漠然とした実感と不安があります。

年金なんて当てにしていません。最初から貰えないものと思って、税金だと
思って支払いだけしてはいますけれども、老後の収入としては勘定をしない
ようにしています。

 

ただ、貧困老人にもなりたくありません。人生の最後も近いというのにお金
がなくて苦しい、辛い思いをするなんて、まっぴらごめんです。

子供たちにも介護などで負担を掛けたくない。毎日診療で高齢者とその家族
とお会いしますが、お金のあるなしで様子の違いははっきりしています。

お金に余裕がない家庭は、非常に苦労をされている。親を介護するのは子の
勤めではあると思いますが、親の介護で大半の時間が潰れてしまったり仕事
や趣味に支障が出てしまうのは理不尽な話。

少なくとも現時点で可愛い子供たちを見ていると、自分が歳を取ったときに
子供たちには絶対に迷惑を掛けてはいけないと感じます。

 

そんなことを考えていると、果たしてどれ程のお金を貯めておけばいいのか、
それともやはり何歳になっても収入源を確保しておいた方がよいのか、など
計算の難しい問題にぶつかってしまう。

時々、60歳までに夫婦で3000万円とか具体的な数字を目にしますが、僕には
どう考えても足りないのでは、としか思えないんですよね。

結局、何歳まで生きるのか、病気の治療や介護にどれ程のお金が掛かるのか
などは、予測不能。予測できない以上、貯蓄をいくら貯めておいてもそれを
全部使う計算でお金は使えません。

 

やはり心穏やかな老後を過ごすために大切なのは『お金を貯めておく』より
も『何歳になっても安定した収入源を確保しておく』ことに尽きるのでは、
と感じます。

入院や有料ホームへの入所などで費用にこだわらず選びたい選択肢を選んで
いる高齢者は、多くが不動産所得があったりしているのは事実です。

子供に自分の介護をさせてしまいたくはないものです。

不動産収入は老後の強い味方

僕は医師免許を持っていますので働き口に困ることはなく、定年関係なしに
働き続けられます。医師免許の安定力はありがたい限り。

ですが、身体がついていかなくなったり、頭がついていかなくなったりと、
歳を取ればいつしか労働は困難となります。

また、確かに仕事は好きですが他にもやりたい事は山ほどあって。老後人生
まで医療に尽くしたいとは全く思いません。

老後の生活を労働収入に頼るのは、あまり現実的ではないといえるでしょう。

 

そうなると、やはり私たちの強い味方となってくれるのは、収益不動産です。

どれ程に力強いかといえば、残債の残っていない収益不動産が一つあれば、
老後のお金の問題はほとんど解決してしまうほどに強力。

土地柄なのか、僕の勤務先には裕福な高齢者の患者さんが多く、収益不動産
を所有されている方が大勢いらっしゃいます。

皆さんとても自由に生活をされていらっしゃいますね。楽しい老後を送って
いらっしゃる方が多い。

家族に負担が掛からないためか家族間でも仲が良く、いざという時は非常に
協力的な方が多い。

 

対して貯蓄はあるけれども収入はない高齢者の場合、かなり節約に励む生活
をされているように思います。

また、家族も『あまり医療費・介護費は使いたくない』という雰囲気の方が
多く、大部屋を希望されているから部屋が見つからないとか、有料ホームへ
入所せずに介護施設をうろうろしていたりとかが多いです。

相続すれば自分のもの、との気持ちが出てしまっているのでしょうか。他人
の家庭に口を出したりはしませんが、ちょっと残念に思います。

 

不動産収入がある場合、相続すればその収入は自分のものになるのだから、
今は本人の自由に使ってもらおう、と思うのでしょうかね。

 

難しい判断もあり

莫大な融資を経営が順調なうちに全て払い終わってしまえば、以後は空室が
ずいぶん多くなったとしてもマイナスになったりはしませんから、その後は
完璧な安定収入源となります。

 

ただ、実はこれを自分ひとりの力で成し遂げるのは結構大変です。

基本的には不動産投資の基本戦略は、出口戦略として売却をして利益を確定
させるのが一般的。

融資を大真面目に最後まで払うのは、かなり大変ですし、時間もかかるし、
リスクもある。

今はうまくいっていても、20年以上もの間そのパフォーマンスを維持できる
とは限りませんし、20年もあると少なくとも1回、下手をすると2回から3回、
大規模修繕工事をしなければいけない。

その費用も大変な金額です。

 

それが本当に可能なのか、それともいったんは売却して別の収益不動産へと
組み換えを行ってから再度検討した方がいいのか。

結構悩みどころの選択肢のように思えます。

 

本当は僕も、今所有している物件を両方ともずっと所有し続けていたいと、
そんな気持ちもあるのですが。

手放すタイミングを間違ってしまうと、手痛い目に遭う可能性があります。

老後のことも考えて、この先どうするべきか。しばらく悩もうと思います。

 

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