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トランプ氏がアメリカ大統領として正式に就任し、いよいよ空気
が変わってきました。
大統領選の時から話題に事欠かないトランプ大統領ですが、実際
の仕事ぶりがどうなるか。
就任前レクチャーを受けて、これまでの発言と矛盾しないように
しながら調整をしている雰囲気を感じます。ただ、原則的な部分
に変化はなさそうで。
原則とは、アメリカ国内を最優先として考えている部分。国家と
して当たり前なはずですが、これができない政治家は実のところ
非常に多く。
ここ十数年でグローバル化との考え方が流行していたがために、
先進国では国内よりも国際的な部分を優先する傾向にあったのが、
進み過ぎて歪みが酷くなってしまっていた。
その歪みの反動として現れたのが、トランプ大統領誕生であると
僕は考えています。
欧州などでもその傾向は強まっています。主たる例がドイツです。
難民を積極的に受け入れいたメルケル首相も、ついに考えを改め
厳しい立場へと転じています。
行き過ぎた配慮が国内に混乱をもたらし、テロ事件の発生すらも
引き起こしてしまった。
右向きでも左向きでも、行き過ぎは歪みを生み、大きな事件へと
繋がって反動が起こります。まるで物理法則のように。
そしてその繰り返しのうちに、上手いこと融合して収束するまで
が一連の流れ。
トランプ大統領は歪みの中に生まれた反動として名大統領となる
可能性があります。かのビル・ゲイツ氏もジョン・F・ケネディに
なり得ると評価しています。
ドイツをはじめとした欧州も、流入した難民たちと折り合って、
新たな形の国家を形作るでしょう。それがいま生きている人々の
望んでいるような国家かどうかはともかくとして。
日本でも絶賛、歪みが矯正されている最中です。戦後70年以上も
掛けて意図的に作られた歪みの矯正力は半端ではありません。
が、時間を掛けて強くなった歪みですから、政府が対策を練る暇
があったのが幸いでした。ここ20年以上大変な苦労がありました
が、何とかソフトランディングとなりそうです。
個人的な見解では、世界的な歪みが矯正される流れの中、日本は
最も早く立ち直る、と信じています。あくまで直感の為、論理的
に説明が難しいのですけれども。
勝手な願望程度に思って頂いて構いません。ですが、それくらい
国家の先行きについて楽観視できる方が人生楽しめるのではない
でしょうか?
既に下り坂にいる中国
世界で最も歪んだ国がどこかと言えば、中国です。特に経済では
酷い歪みが急速に形成された為、反動はとんでもない力を以って
中国経済を破綻させようと襲います。
中国共産党政府は何とかして反動を受け止めソフトランディング
させようと躍起になり、また虚勢を張っています。ですが実際は
更にバブルが膨らむばかりで、全く止められる気配はありません。
政府の失敗は国民の不満として膨張し、国家体制の崩壊にすらも
繋がりかねない程の歪みを抱えた中国がどうなるかは、2017年内
にも結論が出るかもしれません。
国内でゴタゴタするだけならそれは国家の問題で、外部が干渉を
するべきではありません。国民に国の将来を委ねるのが長期的に
一番良いはず。
外部がちょっかいだしたり、あるいは中国共産党が外部に波及を
させたりすると、歴史的な事件になってしまうのは間違いない。
近隣国家の日本に在住するものとしては勘弁願いたいものです。
こればかりは祈るしか僕にはできず、自分及び家族の身だけでも
守れるよう準備はしなければならなさそうです。
歪みと言えば日本でも大きな歪みは複数あります。
経済面では日本の現在は20年以上続くデフレこそが歪みそのもの。
不動産バブルの歪みの矯正力が尋常でないのを、日本人であれば
誰でも良く知っているはず。
過ちは繰り返すものですから、また日本で何らかのバブルが発生
しないとも限りませんし、トランプ政権次第では外部から日本で
バブルが膨らまされる可能性もありますけれども。
それよりも中国が限界を迎えるのが早いのは確実です。中国経済
の冷え込みで世界的に一度冷や水が浴びせられた状態になります
ので、そこで冷静になれると信じましょう。
その他、国際的にも数々の是正が必要な事象が存在しますけれど、
そこは民主的に選ばれた政治家にお任せしましょう。
一般人の考えるところではありません。どんな結果になろうとも
政府が用意した国という環境でしかありませんから、僕は環境に
適合して生きていくつもりです。
もちろん、下手な結論に達したら世論が許さず、その後の選挙で
民主的な手法による政変が待っていますが……。
環境に左右されないこと
ですが何度も言うように「どのような環境においても幸福な人生
を歩めるような実力を身に着ける」のが最重要で。
日本にとって最高のシナリオであったとしても不幸な結末のまま
人生を終える結果となる人は必ず存在します。
時に唯の不幸により。時に選択ミスにより。
もしも法律上、先祖が犯した罪を償わなければいけないとしたら、
それは致し方ないとしかいいようがありません。
が、そんな理不尽な状況、許していいはずがないでしょう。可能
な限り抗うべきです。大切な家族のためにも。
自分の人生は自分のもの以外にありませんし、結果は自身の行動
次第で如何様にも変化します。
どのような環境であっても最大限の努力を行い、人としての幸福
を追求し続けるのが自分の生きた証になるし、それ以上の幸福は
存在しません。
2017年は歪みの反動で巨大な津波が世界を破壊します。その時に
生き残れるかどうかは、どれだけ事前に準備を積み重ねられたか、
に依存している。
因果応報。この言葉を良い解釈ができるよう、歪みの中でも必死
に生き抜く努力をしていきましょう。
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