不動産投資のメリット・デメリットを再考する【3】

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前回までは不動産投資のメリットばかりを6項目ほど挙げました。

しかしながら当然、不動産投資をすることによるデメリットも
同じくらいあると考えた方がよいです。

メリットも同じですが、デメリットも人によって「それがどれ程の
比重であるか」が全く違います。

あるデメリットが特定の人にはものすごく重大で一切許容できない
なんてこともあれば、全く何の問題も無い、それは自分にとっては
デメリットではない、と感じる方もいる。

 

メリットとデメリットを比較してメリットが上回ることが確認されて
初めて不動産投資をすることになるのが一般的ですが、このあたりを
しっかりと定量的に計るのが大切です。

一つひとつじっくりと噛み締めて、尚且つ総合的に判断をするように
して下さい。

メリットとデメリットの比重をはっきりさせておきましょう。

不動産投資のデメリット

不動産投資が他の金融商品と比べてどのようなデメリットがあるかと
考えると、お金の面のこともあり、時間的な面のこともあり、責任や
トラブルといった人と人の関わりに関する部分があったりと様々です。

中には、前回まででメリットと挙げたものがデメリットでもあった、
なんてものもあると思います。

では、挙げていきましょう。

 

1.経費や税金が多い

不動産投資は利回りが他の金融商品と比べて利回りが安定して高いことが
挙げられます。

しかし、状況によっては利回りが高かったとしてもそれを上回る支出が
発生してしまうこともある。

せっかく利益を上げても、損失によりチャラ、ないしはマイナスとなって
しまったら意味がありません。

 

株式や為替で経費といったらせいぜい手数料程度。
取引1往復あたりいくらと決められていると思いますので、それも含めて
利回りを計算することになります。

手数料は取引ごとに変わったりしませんから、最初から計算に入れておけば
予定外の経費が必要となることはありません。

税金についても基本的には分離申告課税であることが多く、いくら稼いでも
税率は一律です(一部そうでないものもありますが)。

 

不動産投資はとにかく経費が山のように掛かります。ずっと満室で動きが
全くないのであればいいのですが、入退去があるだけでも結構な費用が
必要となる。

税金も総合課税ですから、所得が少ない間の税率は低いものの所得が増えると
半分以上持っていかれます。

様々な対策方法はあるものの、税務調査で否認されることもありますから
税金に対する悩みが尽きることはないでしょう。

 

見かけ上は利益が出ているようでも全く生活は楽にならないなんてことが
起こりうるのが不動産投資です。

融資と減価償却がそれを余計に複雑にしています。見かけのキャッシュフローに
騙されている方はかなり大勢いるのではないかと思います。

 

2.導入が大変

株やFXは、実に導入が簡単です。口座を作って入金し、買えばいい。
欲しいと手を上げれば買えるのが株やFXのいいところです。

中には申し込みが殺到して入手が困難な金融商品もあるでしょうが、
買うモノが何もないなんてことはありません。

 

不動産投資ではそれがあり得ます。ここ最近投資用物件を探し始めた方の
中には、なかなか思うような物件が見つからずに悩んでいる方もいることと
思います。

早いところ投資をスタートしたいのに、希望を満たす物件が見つからず
いつまで経っても不動産を購入できない。

機会損失とまでは言いませんが、心理的には結構堪えます。

 

いざ求めていた物件が見つかっても、次は融資の壁がある。物件は
見つかったのに融資が出ずに購入できないと、落胆が大きい。

更に、融資が降りたとしても収益不動産を欲しがる人は大勢いますから
必ずしも自分が買えるとは限りません。

並み居る経験者を出し抜き収益不動産を購入するのはかなり大変です。

 

3.様々な手間の掛かるトラブルがある

株やFXは、何らかのトラブルや事件があったとしてもそれがレートの
変動に反映されるだけ。金銭的な損失は出ますが、それだけです。

不動産投資では、所有物件でトラブルが起こったら自分は当事者。
否が応でも巻き込まれます。

そして、それを自分で解決しなければいけません。

 

地震や津波といった天変地異、火災や交通事故、自殺や孤独死から
空き巣や強盗、殺人事件まで。全く関係なくとも被害は及びますし、
場合によっては滞納者との裁判沙汰なんてことも。

滅多に起こることではありませんが、日本中を探せば一日何件も起こって
いることですから、関わってしまう可能性は決して低くない。

お金のことだけならともかく、その辺りの問題と向き合う覚悟がなければ
不動産賃貸事業者はやってられないと思います。

 

普段は手間が掛かりませんが、何か解決すべき問題が現れた時には大変、と。

黙ってポジションを閉じればいい株やFXとはやはり異なります。

 

続きます。

 

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