サラリーマンの基盤は勤め先の会社でのコツコツとした仕事にあり

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安定した不動産投資をするためには、頑丈な土台を作るところから
始めなければいけません。

いえ、いけない事はないのですが、そうしないと色々と大変な面や
リスキーな面が一層際立ってしまって、不動産を所有していて辛い
と思う機会が増えてしまうと思われます。

理想的には、収益不動産を所有していてもそれまでと同程度の快適
な生活を維持しつつ、金融資産の増大速度を大きく向上させるのが
安定した環境と言えるのではないでしょうか。

 

ストレスを強く感じながらの投資活動は健全とは言えず。一般的に
投資とは余剰金でやるもの。生活に必要なお金まで注ぎ込むなんて
サラリーマンのして良い事ではありません。

それは会社に対する背信行為でもあります。投資活動で強い不安を
抱え、仕事のパフォーマンスを落としてしまうなどあってならない。

「収入の3つの柱」を構築するには、まずサラリーマンとしての立場
と不動産投資家としての立場の完全な両立をするのがスタートです。

 

生活資金と投資用の自己資金をサラリーマンの給与から出さないと
いけませんから、普通はそれだけで資金がカツカツになります。

適した程度の規模の投資に抑えなければいけないのはそれが理由で、
無理した投資は生活を破壊し、下手をすると家庭を崩壊させる地雷
となってしまいます。

たとえある程度経営がうまくいっていたとしても。ある程度利益が
出ていても当面の間は金融資産の増大に努めなければならず、余裕
のある生活には程遠い。むしろ節約に努める必要があるほど。

 

不動産投資の目標は生活の質向上にあるのですが、当初は状況的に
やや矛盾した形となってしまうのは仕方ありません。

資産を持たない人間が資産を作るというのはそういうことですから。
将来のために、一時的に厳しい生活を強いられるのは甘んじて受け
いれるべきです。

受け入れるべきですが、あまりにも過度になってしまいストレスが
過大になると、様々な問題が起こり始めかねません。自分は良いと
思っていても、周りが良く思ってくれるとは限らない。

それが、会社への背信に繋がったり家庭内不和の原因となったり。
不動産投資の土台が揺らいでいってしまいます。

 

今の自分があるのは、決して自分だけの力に非ず。周囲の支えとか
好意とか、その他諸々の他者の力があったからこそ。

それを踏みにじるような精神では、不動産投資で成功するどころか
サラリーマンとしての成功すら難しいでしょう。

焦って不動産投資を始めるより、まずは己の足元を固める事。仕事
や家庭がどのような状況化を今一度把握し、事前に改善をしておく
のを優先しておくと、後がとても楽になると思います。

 

そもそも、本当に不動産投資を始めた方が良いのかどうかの答えも
違ったものになるかもしれません。

一つひとつ、じっくりとやっていくのも大切です。

自分磨きも並行して

サラリーマンとしての給与を増やすというのはとても高いハードル
があります。それこそ投資で収入を増やそうとする方が現実的で。

だから、多くの方は投資に強い期待を抱いています。困難な収入増
をいとも簡単に実現してしまう力は確かに魅力的です。

無論、投資にリスクもあるのは百も承知で、それでもこのまま会社
に背中を預けるよりもよほどマシだと考えて、夢を追い始めます。

その考え方自体は極めて正しい。

 

ですが、同時にサラリーマンとしての上昇志向を持っていた方が、
よりベターです。

もし今の自分からサラリーマンであるとの要素を除いたとしたら、
どのような人間となるでしょうか。

単なる無職になってしまいます。よく、お金とか立場や職業とかで
人を評価するなと言いますが、それらは自分を彩る一つの要素で、
評価されて然るべきもののはず。

収益不動産を持っていようといまいとそれは同じ。サラリーマンと
して、企業に誇りを持って上を目指し、自分の立場を確固たるもの
とするのは全ての基礎基盤になります。

 

すぐには効果が出ないでしょうが、長期的に見れば大きな力になる
のは間違いない。今、融資を抱えている人間にとっては収入の上昇
はとても助かるもの。

なかなか融資が出ず収益不動産が買えずにいるなら、属性の上昇が
今後の融資可能性を広げるのに一番効果的。

サラリーマンとしての地位固めは、不動産投資に極めて良い影響を
与えるのは誰の目にも明らかなのですから、頑張らない理由は無い
のではないでしょうか。

 

できれば先にしっかりした土台を作ったうえで不動産投資を始める
方が、生活にストレスとならずに済むと思います。

準備が万端になるまで待とうとし過ぎるのもタイミングを逃す原因
になりますから悩ましいのですが、そこは投資金額を調節する事で、
今の自分に見合ったそれなりの投資をする事で解決しましょう。

いくらスケールメリットを享受できた方が良いとはいえ、大規模に
投資をするのが常に正しいとは限りません。最初は半分程度の力を
投入するに留めた方が安全なのは不動産投資でも同じです。

 

余裕を持った投資が考える余地を作り、更なる基盤の強化や家庭の
安寧をもたらし、人生を豊かにしていくのではないかと思って僕は
投資と向き合っています。

将来への投資も大切ですけれども、今を大切に生きるのも同じ程度
に重要と思いますので。

 

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