属性にも資金にも自信の無い若手が不動産投資で取るべき選択

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不動産投資をこれから始めたいと考えている方は、まだまだ増えていく傾向に
あるのではないかなと思います。

特に若い世代において不動産投資に積極的な世代が増加するのではないかな
僕は感じています。

若年世代は、自分自身の将来及び老後に不安を強く感じていることと、昨今の
世界的な金融不安からくる金融商品への投資の不信感があることが理由です。

 

今の30歳代から下の年代は、バブル時代をほとんど知りません。いえ、バブル
が崩壊して以降の不景気をもろに浴びていますので、悪い印象しかない。

就職氷河期世代など、恨みすら覚えている方も少なくないでしょう。

その後も「いざなみ景気」なるものが定義されてはいますが、景気が扶養する
かと思われるたびに、サブプライムローン問題だの、リーマンショックだの、
ギリシャデフォルト危機だのと世界のどこかで金融問題が発生し。

そのたびに金融は荒れ、景気は落ち込み、もはや何のために金融はあるのか、
庶民を不幸にするだけではないのかと思わざるを得ない環境が続いています。

政府が万を辞してスタートしたNISAにおいて若い世代での活用率が極めて低迷
しているのも、金融商品への不信感が高いことが原因ではないでしょうか。

そんな中、徐々に不動産への注目が高まっています。

不動産もバブル崩壊時にその価格は暴落し、大損失を被った方がたくさんいる。
バブル時代を駆け抜け、バブル崩壊も渦中の現役世代であった年代の方々は、
むしろ不動産投資に対してネガティブなイメージを持っていたりします。

バブル崩壊の悪影響ばかりを受けている若い世代は、それ以上に不動産投資に
対して悪印象を持っているかと思いきや。

逆に、不動産投資は安定している、堅実であるとのイメージがあるようです。

 

たぶん、長らく低迷し続け底値の感覚があり、尚且つアベノミクス以後の株高
ほどに大きな価格変動も起きておらず。

買う立地さえ間違えなければ短期的に極端に価格が上下することはないだろう、
と感覚的に感じ取っているのではないかなと思います。

そしてそれは恐らく正しい。

 

いずれにしろ、若い世代が投資に目を向けるのは良いことです。若い世代こそ、
積極的な投資をして経済を活性化する原動力となるべきですから。

ちょっとの雪でも立派な雪だるまが作れるんです。

焦る心を抑えてリスクの少ない投資を

さて、そんな若い世代がどのような態度で不動産投資に臨むべきかを考えます。

 

前提としてどのような状況の方であっても「不動産投資をやりたい」と考えて
いる方に対して僕は「止めたほうがいいんじゃないか」とは言いたくない。

どんなに厳しい条件であっても、自分の判断で本当に「やりたい」と思うなら
それをできる限り安全な方針を立ててサポートしてあげたい。

そう思っています。

 

属性に自信のある方は、何も悩む必要はありません。すぐにでも行動を起こし、
投資するに値する案件を探すべきです。多少失敗したとしても、高属性を活用
すればすぐに取り戻せるのですから、分の良い賭けでしょう。

属性は低いものの資金は十分にある、という方はその潤沢な資金を活かして、
低リスクな投資をするのがいいでしょう。例えばどんな物件に投資をするので
あっても、自己資金を50%も入れておけば破綻リスクなんて無いようなもの。

属性ないしは資金力のどちらかさえあれば、恐れることはありません。株式や
FXであっても、現物だけに限れば何も怖くありません。

 

問題は属性に自信もなく、用意できる資金もさほど多くない場合。

この場合、もっとも敵となるのは「焦る心」です。

 

投資をしようと一念発起した方が陥るのが、今すぐに物件が欲しい、早く投資
を始めたい、ノーポジションは損失だ、との焦燥感。

比較的早くスタートを切れる投資案件は大概が「ややリスキーな案件」です。
属性が高く金利が低く抑えられる、自己資金を多く入れられるなどでリスクを
下げることができるからこそ手を出せる案件。

購入できるスレスレ、の方が手を出していいものではありません。焦ってこの
ような案件に、属性がギリギリ、資金もないなんて方が買ってしまうと、まず
悪いことしか起こらない。

 

属性にも資金にも自信がない場合、このような焦りを抑えることが先決。

属性や資金という武器も防具も持たないのですから、よりリスクの低い案件を
選ぶ必要があることを忘れてはなりません。

 

注目が薄まったところを攻める

焦る心を制御できたならば、後は簡単です。いえ、苦労はするのですが。

とにかく徹底的に、あらゆる可能性を考慮して情報収集をすること。

 

区分マンション戸建物件の中には、極めて低価格でも買えるものがあります。

融資を引き出すのは難しいですが、少し頑張れば誰でも貯められる程度の価格
で投資を開始できるのは大きなメリットです。

楽待、健美家といった不動産投資ポータルサイトに会員登録をして、じっくり
品定めしましょう。

 

最近は下火になってきた印象がありますが、こんな時こそ太陽光発電に可能性
を見出してみるのも悪くありません。なんだかんだ、空室リスクがない点等、
魅力的な部分もあります。

近年は太陽光発電にもだいぶ融資が出やすくなっていますので、融資が引けず
困っている方でも投資を始めやすいのは特徴。低価格なものも散見されます。

太陽光発電ならタイナビがポータルサイトの代表ですね。

タイナビ発電所
当サイトのスポンサー様です。無料ですのでぜひとも会員登録をお願いします。

 

高属性であったり資金がある方で、最近の賃貸住宅物件の利回り低下で投資先
が見当たらない方も、今ならまだ検討の余地が十分にあります。

太陽光発電事業の見直しを検討している政府も、既に契約している案件に手を
出すことはできないでしょうから。

 

自己資金を少しでも増やして下さい

一番肝心なのは、情報収集をしている間に資金の貯蓄を続けること。

年収はすぐに上げられませんが、貯蓄は毎月できるはず。その貯蓄こそが将来
の武器となり、盾となる。

焦らず、じっくりとリサーチを続けながら、投資環境を良くしていく。いかに
安全確保ができるかが、不動産投資をしていくうえで重要です。

 

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  1. 僕も最終的には貯金力がどの程度あるかの勝負になると考えています。そして、それを若いうちから意識していれば、10年後には大きな差を生みます。早くはじめた人はその意識も芽生えやすいので、成功可能性もあがるんだと思ってます。

      • きりのき
      • 2015年 2月2日

      資金をゲームのスコアくらいのものと割り切って見れるようになるかどうかが
      肝でしょうか。お金だと意識して目の色が変わるタイプは、投資そのものに
      向かなさそうですね。

      お金の多寡には最大限執着しつつ、お金を使うことには興味がない人がある意味
      成功率がもっとも高いのかもしれません。

      その場合、何のために投資をするのだろうとの疑問もでますけれども。(笑)

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