今年も確定申告記事間近。義務はきっちりと果たしましょう。

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いつも応援ありがとうございます。



 

確定申告の方は進んでおられるでしょうか。

 

同僚や職場の人と話す際、ほとんどの方は税金に対して無知であり、
確定申告の義務が課せられる条件すら知らない始末。

高校生にもなればアルバイトをするようになる人も出てくるのです
から、義務教育のうちに最低限の内容を教えるべきではないのかな、
等と昔から思っておりますけれども。

少なくとも自分の子にはきっちり教えておこう思っています。憲法
に納税の義務が記載されている、だけの理解では足りなさ過ぎです。

 

快適なインターネット環境を常に持ち歩くことの可能となった現代
において、知らないのは自己責任と言われてしまいます。

ここ最近の自己責任論の拡大も問題とは思いますけれども、ここで
何度も書いているように環境の変化を待っていては自分自身が損を
するだけです。

不動産投資をしている、していないにかかわらず、確定申告を正確
に行う事で還付を受けられるケースは少なくありません。逆に納税
が足りていないと後から余計に取られてしまいます。

僕も今は、複雑になりすぎている為に税理士さんにお願いをしては
いますが、以前は自分でやっていました。

税制は、思ったよりも単純です。

制度上問題があろうとなかろうと、現時点では納める義務があって、
義務以上には納める必要はどこにもないのですから。

自分に関わる税制だけはしっかりと把握し、適切な納税をするのが
大人というものです。

確定申告、給与所得だけなら意外と簡単です。

義務は果たすのが前提条件

申告義務も無く、申告して還付を受けられる訳でもないのであれば
手間隙かけて申告する必要は無いと思います。

一つの会社からの給与所得しかなく、年収2000万円未満で、その他
申告義務要件を満たしていないのであれば。

 

しても良いとは思いますけどね、練習と思って。

国税庁のウェブサイトで簡単に確定申告を作成できるツールがあり、
本当に誰でもできます。

誰にでもできるようにしなければ誰も納税してくれなくなるので、
必死になるべく簡易なものにしているのだと思います。

正確に申告してもらえないと国税庁の公務員にとっては後で調査の
仕事が山積みになってしまいますから。

 

しかし、申告義務があったり、還付されるものがあるのに知らずに
確定申告をせず、見つからないだろう、面倒だ、との気持ちを優先
させてしまうのはNGです。

それこそ、自分のステージを下げてしまうだけ

往々にしてこういった義務も努力もしない方が、後から問題になり
追徴課税をされたり還付の機会を失ってから、運が悪かったとか、
公務員仕事しろとか言っている。

そんな人が恵まれた存在になれるとは全く思えません。

 

もし周囲に「運が良い」と言われる人がいたら、よく観察してみて
下さい。

やるべき義務はしっかりと果たし、できる努力はしていませんか?

 

中にはずるをするのがうまく、運が良いように見える人もいるかも
しれませんが、長い目で見るといずれ報いを受けるもの。

税の話ではありませんが、最近話題の清原も随分と時が流れてから
遂にその時がきました。

人間の目指す幸福の追求は精神的な部分にあるのですから、負い目
を感じる可能性のあるような事はしない方がよいでしょう。

 

実は僕も一度だけ、追徴課税を受けたことがあります。

大学病院に勤めているとどうしても色々な病院、診療所へと非常勤
の仕事をしにいく事となり、年末になると源泉徴収票が山のように
なります。

その一部が確定申告の際に抜け落ちてしまっていたんです。結果、
それに気がついた税務署から通知があり、修正申告をし小額ながら
延滞税を納めました。

きっちりとできなかった自分が悪いのですから、仕方ありません。
それ以来、源泉徴収票の管理を見直しています。以後ノートラブル
で来ており、正しく行動できているのだと思っています。

 

弱者なりの身の守り方

不動産収入や事業収入を得始めると、確定申告はぐっと難しいもの
になります。

何しろ、国税庁ですら法に則って公正な判断を即座にはできない
ですから。大企業が国税から指摘されて一度は納めた税金を、裁判
で争って還付されたなんて報道はしょっちゅうですよね。

事業における経費の解釈次第で、納税額なんていくらでも変わって
しまうのですから致し方ない話。

 

個人にとって厄介なのは、大企業と違って問題になる金額が小額で
ある為に、裁判で争うのが時間的にも労力的にも費用的にも割りに
合わないところです。

10万円の還付を目的に裁判を起こそうと思えるでしょうか?

税務署サイドも個人は争ってこないのを分かっていて、無理な理屈
を通そうとしてきたりもするようです。個人の資質次第であるかも
しれませんが。

 

申告漏れや脱税を指摘された際に、的確な反論ができなければ泣き
を見るのは私たちです。

そんな理不尽を見逃してしまうのもまた、運を落とす結果となる。

徹底的に税について勉強し、確実な反論ができるように備えるか、
そうでなければ用心棒を雇った方が良いでしょう。

 

僕は、僕が勉強をしても多くの経験が積めない以上は不十分になる
と判断しましたので、税理士さんについて頂いています。

疑問が湧いた時にいつでも相談もできますし、大変ありがたい存在
ですね。

締め切りは目前です。確定申告なんて早いところ終わらせましょう。
義務を終えたならば、後は自由に好きなことをして毎日を楽しめる
のですから。

 

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