日本を、世界を襲うギリシャ問題と中国株バブル崩壊のダブルパンチ【1】

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いつも応援ありがとうございます。



 

ここのところ日本も含めた世界の経済情勢の展開が激しく、速すぎるため
記事にするのが追いついていません。

ギリシャや中国のことは何度も取り上げていますが、そちらも次々と変化
をしていますし、新しい報道が毎日のように出てきています。

このブログは経済がメインではなく、あくまで不動産投資についてが中心
ですので、経済記事はある程度の間を置きながら投稿するように心掛けて
いるのですが。

どうやら今まさに数年来の正念場にいるようで。様々な報道が飛び交う中、
断片化された記事しか書けていない僕は、むしろ読んでくださっている方
を混乱させているだけなのではないかと思うほど。

 

テレビや新聞の報道すらも不十分で、事実を全て伝えられていないので、
僕がそれを達成できないとしても何ら問題はありません。

が、中途半端は嫌いでして。何としてでも正確な情報を伝え、現在世界で
何が起こっているのかを知って頂きたいな、と思っていたりします。

とはいえ、それを説明し始めると金融の仕組みや組織などにも話が及び、
とてもではありませんがページが足りず、また細かい話になればなるほど
僕の話も正確さが失われてしまいます。

 

そんなジレンマを抱えてはおりますが、能力以上のことをやろうとしても
仕方がないので。

とりあえず、現状起こっている事態をまとめてみます。

ギリシャのデフォルトは間近。ユーロ残留はできるのでしょうか。

ギリシャ問題が長引く理由はEUの構造上の問題

ギリシャに関してですが、先日の国民投票で「緊縮策の受け入れにノー」
であったのはご存知と思います。

ギリシャはEUから支援を受け入れる側ですが、EUが支援をするに当たって
提案している財政緊縮策は受け入れられない、と国民の意思を持って回答
したわけです。

ギリシャのチプラス首相は緊縮政策を否定して選挙で勝利しましたから、
国民の強い信任を得たといっていいでしょう。

恐らく今後、チプラス首相がこれを曲げる事はないでしょう。少なくとも
近日中には。これまでのチプラス首相の交渉の経過を見る限り、EUが強く
求めている部分に絶対に受け入れられない内容がありそうです。

そうでなくては、ここまで揉めません。新提案を出しても出しても折合い
がつかないのはお互いの譲れない点がぶつかり合っているからに違いない。

 

EU側としても引けません。EU内で財政に問題を抱えているのは、ギリシャ
だけではないからです。

2008年頃にPIIGSなんて単語が作られました。豚に似たスペルで、侮蔑的
に用いられた単語です。世界金融危機において、自立再建が困難な国々の
頭文字を取って作られた言葉。

ポルトガル、イタリア、アイルランド、ギリシャ、スペイン、です。

ギリシャ問題は、この頃からの続きで起こっているもので。現状ギリシャ
が目立って騒ぎになっているだけで、他もまだまだ油断なりません。

 

ギリシャに甘くしてしまえば、もし将来的に他のPIIGS、またはその他の
EU加盟国で同じような状態になった時、ギリシャがごね得の前例になる。

余裕のある国が余裕のない国を助ける。こう書くと格好良いですが、支援
をする側の国民としてはたまったものではありません。

それこそ政治家にとって国民からの信頼を損ねる結果となり、今後の政治
や選挙に大きな懸念となります。

 

逆にギリシャを支援しないとなれば、今度はEUの結束に亀裂を生じ、また
ユーロの価値を毀損しかねません。

またギリシャがEU外の国に取り込まれる危険性もあります。例えばロシア。
ロシアのプーチン大統領は、既に手を伸ばそうとしているようなコメント
を出しています。チプラス首相もプーチン大統領と何度か会談しています。

NATOとロシアはウクライナで争っている真っ最中であり、突然としてNATO
のど真ん中にロシアの兵器が持ち込まれるような事態は受け入れられない。

それを分かって、ギリシャはごねているのでしょうね。しかもそのうえで
ユーロ圏には残りたいと言っているのですから、僕には踏み倒す気満々に
見えます。

 

選ばずとも終末は近づく

結局、EU側がギリシャを支援するか、切り捨てるかの決定待ちで。EU側と
してはギリシャが改心をしてくれるだろうとの期待を持ったまま交渉して
いるのですが暖簾に腕押し。

前述の問題で、繰り返し会議を招集しても決めあぐね、問題が融資返済の
期限直前(IMF分はそれを超えて)まで長引いてしまっている、と。

今後次々と融資の返済期限が訪れますので、どちらにも決められなかった
としてもギリシャの債務不履行(デフォルト)は続々と進み、民間金融に
影響が波及、金融に混乱がもたらされることとなりますね。

 

ギリシャの経済規模事態は決して大きくはありませんが、EUという世界で
最大の共同体のほころびである点が、問題を遥かに大きくしています。

EU各国の間で最初から経済格差があるにも関わらず、ユーロという一つの
価値観で共同体を作ろうとしたこと事態に無理があったのかもしれません。

 

ギリシャ問題をざっとまとめただけで、一つ記事を使ってしまいました。
まだ中国について、全く触れていません。

そして、今回の危機的状況。本丸は中国であると僕は考えています。

次回に続きます。

 

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