日銀が追加金融緩和に踏み切る。日本経済はどうなるか? 投資家の取るべき行動は?【1】

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先週はビッグニュースがありましたね。市場も大盛り上がりだったようで。

不動産投資を既にされている、もしくはこれから始めようと思われている
方でしたら、当然ご存知のことと思いますが。

先週金曜日である10月31日、日銀金融政策決定会合で追加緩和に踏み切る
決定が下されました。

日銀・黒田総裁が2013年3月20日に就任して以来、二度目の大規模金融緩和
となります。

 

前回の量的・質的金融緩和、いわゆる「異次元の金融緩和」が打ち出された
のが昨年の4月4日ですから、1年半ぶりの追加措置です。

米国のFOMC(連邦公開市場委員会)後の声明でQE3(量的緩和第3弾)の終了
を発表した直後のことですから市場に与えるインパクトは非常に強く。

その日の日本金融市場は大きく円安・株高へと進みました。ドル円は112円
を超えて円安に、株価は755円上昇し年初来高値を更新しました。

実は日銀の追加緩和のニュースだけでなく、GPIF(年金積立金管理運用独立
行政法人)が国内株式での運用枠を25%まで拡大することを決定したことも、
株価の上昇に寄与しています。

 

年末も近づく2014年、大きな動きが出てきました。

株式や為替取引は僕自身はしておりませんので損も得もしていません。が、
これらの動きから不動産市場がどうなるかには強い興味があります。

2015年も近いことですので、今後のことについて再度持論を展開していこう
と思います。

 

この手の話題の時は、今まで通り「素人の戯言」としてスルーして頂ければ
幸いです。

政府と日銀が一貫性を持って経済政策を進めるのはすばらしいことです。

怖い日銀が帰ってきた

これを書いているのは11月1日土曜日です。現時点で、日経平均株価は終値で
16,413.76円。恐らくは先物でも買われ、連休明けて火曜日の朝、窓明けにて
スタートすることになるのではないでしょうか。

その後は利益確定売り、空売りの損切りをこなしつつ、中長期的には年末へ
向けて上昇していくこととなると思います。

もしかしたら昨年と同様、今年は最高値を更新しつつ取引を終え、年明けは
また今年のように下落から始まる、と。そんな形となるかもしれません。

 

それはともかく、少なくとも日銀の金融政策からは、強い意志を感じます。
ここ最近世界市場において黒田総裁以前の日銀は存在感が全くと言って良い
ほどありませんでしたが、強い、いえ怖い日銀が帰ってきたようです。

これほど日銀が市場に影響力を行使しているのは、2003年末から2004年春に
かけて行われた、ネットでは「日銀砲」と畏怖されている市場介入以来の事
ではないでしょうか。

 

日本はGDPでは世界第3位に転落し、景気も長いこと落ち込んだままで、市場
への影響力なんてたかが知れていると思われている方もいるかもしれません
が、それはこれまで金融政策が中途半端だったからであり。

いざ、一つの明確な意思を以ってして行動しだすと、その影響力は世界でも
類を見ないほどの強さがあります。

それだけ、ここ最近の日本の政治が混乱していた証拠でもあるんですが。

 

金融緩和により起こること

さて、金融緩和が為されることへの意味は、お分かりですよね。

量的金融緩和の目的は、市場への資金の放出です。市場へ「円」が大量供給
されることとなります。

市場へ大量供給をするとは言っても私たちが直接的にお金を貰えるわけでは
ありません。民間銀行が日銀に国債を売ることによって為されます。

買取の原資として日銀が「円」を発行して購入するため、市場全体としては
「円」が増えることになる、と。

 

その間にはとても難しいことが色々あるのですが(僕も説明できるほどには
まだしっかりと理解できていません)、結果として起こることは民間の金融
機関に現金が増える、ということです。

民間金融機関はその現金をどうにかしてまた増やさなければいけない。

 

民間金融機関は営利企業ですので、日銀が金融緩和により市場に出回る「円」
を増やそうとしている以上、量が増えることで価値が下がる「円」の保有を
し続けるわけにはいきません。

現金をそのままの形で持ち続けたら、円の供給量が増えるごとにその価値は
目減りしていってしまうのですから。

 

民間金融機関はどこに再投資するか

国債を日銀に売って「円」を得た以上、それを再投資して稼ぐ必要がある。

簡単に言えば、民間金融機関は金融緩和をされればされるほど新たな投資先
を探して動き出す、ということ。

 

それは時に、再度新たな国債を購入することに使われるかもしれません。が、
国債は売れ過ぎてついに一部でマイナス金利へと突入しています。

マイナス金利とは民間金融機関が国債を購入したら利息を金融機関から国へ
と支払うことになります。

それでも儲けが出るから買うのでしょうが、徐々に国債購入の旨みが減って
いることは間違いありません。

 

そう、私たちが考えるべきことはただ一つ。

国債の購入で満足のいく儲けが出にくくなっている現在、銀行や信用金庫は
どこに「投資」をするだろうか、です。

結局のところ、金融機関がお金を投じるところでしか私たちは稼げません。
逆に言えば、そこさえ理解すれば私たちは稼ぐためにどうすればよいのか、
明確になるということ。

 

次回、今後の市場動向含め、話を進めていきます。

 

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