収益不動産1つ購入して変わるほど、人生は簡単ではなく。

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

収益不動産はとても良い投資先であると思います。

思いますけれども、では「買えばそれでお金持ちになれる」かと
いえば、それは明らかに間違いです。

不動産投資はギャンブルではありません。より正確には、不動産
投資をギャンブルにしてはいけません。ギャンブルに敗北をした
時の被害があまりにも大きすぎる、危険な賭けになります。

 

買ったはいいものの結果として大きくマイナスになってしまった、
とはしたくありませんよね。

株と違って価値がゼロになったりはしませんので、総投資金額が
丸ごと損失額になったりは無いと考えていいとは思います。

バブル時代にあった原野商法に引っ掛かるような事がなければ。

しかしそれでも、損失額は結構な金額になります。庶民であれば
捨てていいと思える金額ではありません。

 

不動産投資を始めるには世間で思われているような、死の覚悟が
必要なほどの勇気は全く不要ですが、人生をやり直す程度の覚悟
はしなければいけないと思います。

自分の運の良さに将来を託せますでしょうか。もしそれができる
というならば不動産投資よりもよっぽど良い先があり、わざわざ
面倒な手続きの必要な不動産投資は忘れた方がいい。

ファンドを設立して仕立て株で稼ぐ方のをお勧めします。

 

多くのそうでない人、そして不動産投資を開始してでもこれまで
の人生から一歩上へ行きたいと考える人には、収益不動産を購入
して終わり、なんて事にならないように頑張って欲しい。

それは貴方自身のためにもなり、貴方の家族のためにもなります。
日本経済にも良い影響を与えて間接的には僕にだってメリットが
多少なりとも生まれるでしょう。

一人ひとりの頑張りが好景気を生み、より住みやすい日本を作る
のですから。だから、僕は本気で貴方の頑張りを応援しお手伝い
をしています。

多くの方が成功していく事でより不動産市場は活性化し、地価も
建物価格も上昇する。それだけでも僕のベネフィットになる以上、
頑張らない理由はないでしょう。

先は長い道のりです。

今更でも引き出しを増やす

不動産投資の為に頑張れることは、何も不動産投資に直接関わる
仕事だけではありません。

 

例えば、これまで以上に仕事に打ち込んで出世を目指すだけでも
不動産投資での大きな優位になります。

給与収入が上がるだけで金融機関からの信用は高まります。出世
したとなれば、会社をクビにされたり辞められたりするリスクも
低いでしょうし、将来の期待も高まります。

それだけでも大きな優位点。加えて給与収入が増え、自己資金を
充実させられるのは、バランスシートの内容改善に大きな貢献を
します。不動産投資のリスクは大幅に低下する。

仕事をしたくないが為に不労所得を得ようと不動産投資を始めた
方には大変申し訳ありませんが、僕はあまりそのような道を近々
に想定していないのであしからず。

 

逆に給与収入が下がると、金融機関は途端に厳しい反応を始める
恐れがあります。

どこまで想定しているかはそれぞれでしょうが、確定申告書類を
提出する以上給与収入がどの程度であるかを金融機関が一切無視
するはずはありません。

 

僕も前年の確定申告書を提出した際、借入先の一行から経緯及び
今後の想定について質問されました。昨年は職場が変わり、その
変遷の中で給与所得が低く抑えられたからです。

自営に移行するにあたり、不動産所得が大幅に上昇するのが目に
見えていたので意図的に抑えた部分もありました。

報告書を作成するにあたり、数字ではっきりと変化が分かる部分
はツッコミが入りやすいのでしょう。変化が起こった理由を明確
にしておかなければいけないのは当然の感覚です。

不動産投資を始めて収入に余裕ができたからとサボってしまうと、
思わぬところから窮地に追い込まれる可能性があります。

 

不動産投資をして得られるものは安定収入ですが、リスクが完全
に解消されるまでは無いものと思い、リスクだけが増えたと考え
より真剣に仕事をするのをお勧めします。

それだけでなく、更に知識と技術を伸ばし、多様化し、収入源と
なる武器を増やしていきましょう。

 

僕は今更ながらに、新たに色々な手術手技の習得や診療範囲拡大
に努めています。一生手をつけないだろうと思っていた骨切り術
なども、教えを請いながら必死に勉強しています。

そこに多くの患者さんからの要望も、自分のキャパシティの余裕
もありましたから。少しでも期待に応えられるよう、努力を継続
していこうと覚悟を決めています。

その覚悟が不動産投資のリスクを極限まで引き下げる手段として
強力に作用するのは間違いありません。

 

足りないのは覚悟

僕は基本的に第3の事業を創造して収入の柱を増やすのを勧めて
います。

が、それは不動産投資以上に誰にでもできるものではないことは
重々承知しています。僕は幸いうまくいきましたが、いつまでも
続くとは全く思っていません。

それどころか、同じことをしていれば短期間で落ち込むだろうと
想定の元、より安定した第3の事業への移行を進めています。

 

しかし、それ以外にもできる仕事はたくさんあるんです。前述の
ようにサラリーマンとしてもう一度会社と向き合ってみたり。

新たな資格を取って自分を磨いたり。

不動産投資により大きなリスクを背負ったのであれば、背水の陣
の気持ちでこれまで真剣になりきれなかった自分に活を入れるの
も難しくないでしょう。

 

本気になれば、やれない事などありません。覚悟が足りていない
だけです、できないとしたら。

真剣さを取り戻す為に、不動産投資を始めてみるのもいい。人生
を変える方法としてはこれ以上はないと思いますから。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. リスクを背負わずに前に進むことはできません。
  2. 投機一本槍はお勧めしませんが、節度を持てばチャンスがあります。
  3. 技術にメリットもありますが、投資先としては?
  4. 不満を言う立場から不満を聞く立場へと変わるのが起業です。
  5. こんな仕事を30年現役で本当にできますか?
  6. 仕事をしただけ格差が生まれるのは当たり前。
  1. これまた同意です。僕は25歳で不動産のを始めましたが、人生全般に対する覚悟は確かに変わりました。はっきりと目標がある生活に変わったことは大きかったです。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る