不動産投資の教材はどんなものがベストなのか【2】

  • 不動産投資の教材はどんなものがベストなのか【2】 はコメントを受け付けていません

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

皆さんは、不動産投資を何から学んでいますか?

多くの方は、まず「本を読むこと」を答えとして
挙げると思います。

インターネットがいくら発展しても。
新しいことを学ぶに最も信頼性の高い媒体は
『本』であることは変わりませんね。

 

不動産投資の本はかなりマニアックな部類ですが、
それでも一冊1,500円くらいで購入できます。

ちょっと大きな書店に足を運べば不動産コーナーが
見つかるでしょう。その中から適当に何冊か選び、
レジに持っていくだけで労せず手に入ります。

10冊購入しても15,000円。こんなに安いんですから、
どんどん買うべきです。面白そうな本があったら、
迷わず買ってしまいましょう。

ちゃんと読めば、無駄にはなりませんから。

 

ただしその本も使い方を間違えると、時間の無駄どころか
とんでもない間違いを引き起こしてしまうことがあります。

尚、前提としてこの話は不動産投資初心者の方に限った話。
経験者の場合はその限りではありません。

前回は以下より。
不動産投資の教材はどんなものがベストなのか【1】

 

本を読んで見えるもの

これは不動産投資に限定された話ではありませんが。

本というものは、その世界の雰囲気を味わうものである
と僕は思っています。

 

不動産投資ノウハウ本では、不動産投資の世界について
どんなものであるか体験させてくれる。

どのようなシステムで動いているのか。
稼ぎのメカニズムはどうなっているのか。
どうすればその世界に入ることができるのか。

それを、本を読むことで擬似体験をさせてくれる、と。

 

つまり、読んでいて自分が稼いでいるような気に
させてくれる本が、良書と言っていい。

もし本に具体的なノウハウ、例えば建物の状態チェック法、
なんていう小難しいことが書いてあっても、結構な人は
読み飛ばしてしまうと思います。

読んでもピンとこなかったり。

 

読み手にも依りますが、少なくとも不動産投資に興味を
持ったばかりでこれからスタート、というような人が
読んだところで、むしろ不動産投資に抵抗を覚えるだけ。

ノウハウ本は興味を引き起こすきっかけと、
その世界の法則を学ぶために存在します。

 

具体的なノウハウを学ぶには、本は不向きです。
本だけでは、明らかに勉強不足となるでしょう。

 

最初に本を買うのは正解です。

学習の費用対効果が高い方法として、まず本を買い、
自分に合っていると思われる投資法のベースを
イメージすることが始まりでしょう。

現在投資をしていても、今やっている手法が肌に合わないと
感じる人は、今一度初心に戻ってノウハウ本を読んでみると
いいかもしれません。

整理されていない情報をまとめるのは大変です。

整理されていない情報と整理された情報

本で投資イメージが湧いたら、次にすることはネットでの
情報収集です。

ネットの情報は(僕のブログなども含め)有象無象では
ありますが、数が集まれば相当に有用です。

ネットで調べれば何でも分かるんですから便利な時代ですね。

 

ただし、分断された情報を統合して、正しい姿に構築を
し直す能力が必要。間違った情報を頭に植え付けてしまうと
後々大変ですから、気をつけなければいけません。

ネットの情報を大量に集めて構築する方法はコストがゼロで
とても有効ですが、もしこれを中心に勉強していきたいなら、
すぐにでも実践に入った方がいいでしょう。

人の整理されていない経験情報を活かすには
自分の経験が絶対的に必要です。

 

では初心者はどうすればいいかというと。

整理された経験情報を利用するしかありません。
それも、項目ごとに勉強をしていかなければいけない。

物件探しのこと、物件評価のこと、融資のこと、
管理のこと、空室対策のこと、出口戦略のこと、etc…。

勉強しなければいけないことは山ほどあります。

 

情報量は膨大です。とても、本数冊、セミナー1回程度では
収まりません。

もしまとめて勉強するとなると、情報商材といわれるものを
活用しない手はありません。

 

DVD、音声、PDFファイルなどで、ベテラン投資家が副収入を
得るために本では伝えきれない情報を販売してくれます。

手っ取り早く最前線の情報が欲しいとなれば、このような
整理された経験情報を、お金を掛けて購入するのが
最も効率が良いと言えます。

 

選択肢は二つ

こうして考えてみると不動産投資の勉強をするなら、

1)今すぐ行動を起こす
2)情報商材を購入する

このどちらかしかない、と言えます。

 

お金が掛からないのは、実は前者。

実際に契約まで進まなければ掛かるのは電話代と交通費のみ。
もし契約まで進んだなら、腹を括って挑みましょう。

本で具体的に稼ぐイメージを強く感じることができたなら、
すぐにでも行動を起こした方がいいし個人的にもおすすめです。

 

そんな自信がない方は。そのタイミングでおすすめできる
コストパフォーマンスの良い教材を購入するのがいいでしょう。

何を買えばいいかについては、その時に人気がある教材か、
自分が信頼する人のおすすめを買うのがいいと思います。

今で言えば、何度か紹介している石原博光氏の新教材ですね。

 

ただ、情報商材には欠点があって。購入の連鎖が起きてしまい
コスト高になってしまう恐れがあります。

情報依存症になり、知らないことがあると不安になって
つい新しい教材を買い続けてしまうんですね。
これはセミナーでも同じです。

経営が順調でお金が余っているならいいんですが、
これから自己資金が必要な初心者には現金は大事なもの。

買い過ぎないように気をつけなければいけません。

 

どちらもできない、という方は…まだ不動産投資を始めるには
きっと早いのでしょう。

もっと自分を見つめなおすことをすすめます。

 

僕は1)のタイプでした。何しろ、勉強を初めて約1か月で
1棟マンションを購入してしまいましたから。

今でこそ勉強にコストを掛けてはいますが、不動産投資を
スタートするまでのコストは本代のみでした。

 

あなたは3つのうちどのタイプですか?

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • 2013 09.13
  • 不動産投資の教材はどんなものがベストなのか【2】 はコメントを受け付けていません
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 運頼みにならざるを得ない時もあります。
  2. デート商法にはご注意を…。
  3. 欲求を抑えるって大変です。
  4. 給料が安すぎ、と思うなら自分で改善するしかありません。
  5. 人脈があると何事もスムーズに進むものです。
  6. 理科の実験でも結果を知るのではなく、なぜこうなるのかが大事でしたよね。
コメントは利用できません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る