不動産会社の大半は善良。しかし中には魔物が紛れているのも現実。

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すごく今更の話ではあるのですが。

不動産会社(投資向けに限らず)は時に、とんでもない仕事をして
いる場合がありますので、事実関係がはっきりした以上は注意喚起
をせざるを得ませんでした。

最近こんなことをしているかは分かりません。住宅ローン関連でも
フルローンが出るようになりましたので、日本銀行による金融緩和
が続く限りは心配無用かもしれません。

が、念のためここに記録をのこさせて頂きます。

 

僕としては、この手口に間接的に姉を殺されたと言わざるを得ない。
より直接的な原因は他にありますし、もう10年ほど前の話ですので
私怨など何も持ち合わせてはおりませんが。

それくらい、とんでもない事をやっている不動産業者がいる(いた)
という事実、そしてその手口を知っておいて下さい。

それに比べれば、色々と話題になる某S銀行は何と優良なことか。

内容的には大した話ではありませんが、似たような誘いがあっても
決して乗ってはいけない点だけ、重々ご承知下さい。

大切なものは自分で守るしかない。

 

自己資金の補填融資

融資自体は普通の住宅ローンです。金融機関は住宅ローンを組んだ
だけで、何の汚点も無いと思われます。

いえ、そう信じておきたいだけです。もしかしたら不動産事業者と
結託して、分かってやった可能性もあります。

ですが、金融機関も騙された側かもしれませんから、そこについて
は目を瞑っておきます。ちなみに金融機関はメガバンクでした。

 

私たちが不動産投資を始めたい場合、準備に難儀する部分はどこで
しょうか。

そう、自己資金ですね。今でこそお金がダブついている、貸出先が
限定されているといった事情からフルローンは引き出しやすいです
けれども、ダメなときはダメで。

住宅ローンでも未だに、一般的には自己資金(頭金)を入れて融資
と合わせ、購入するのが普通です。

 

それは金融機関にとってのリスク引き下げの意味合いと、自己資金
を入れさせることにより融資先にリスクを背負わせ、縛る意味合い
があります。

フルローンを受けるのに信用が必要であるというのは、金融機関が
全てのリスクを背負ってまで貸したいと思えなければいけない、と
いう意味合いです。

そうでない、住宅ローンのような先のない一期一会の融資の場合は
これから先も頭金を入れさせるのが一般的であり続けるでしょう。

 

さて、メガバンクは不動産価格の8割~9割しか融資してくれません。
不動産を売りたい不動産事業者がどうしたか。

 

顧客へと、頭金を貸し付けていました。金利は14.6%で数百万円。

消費者金融で借りるのはせいぜい50万円程度で、だからこそ高金利
でも何とか支払えるのですが、それでも返済不能となり、債務整理
を受ける人は続出しています。

その金利で数百万円、貸し付けていました。ちなみに姉が借りたの
ではなく、姉は連帯保証人です。

 

14.6%の金利だと、元利均等返済10年で組んだとしても返済総額は
元本の2倍近くになります。

それに加えて住宅ローンも返済しなければなりませんから、実際は
もっと返済期間を長くとらなければ返済は難しいでしょう。

 

10年近く前というと、不動産のプチバブルに沸いていた頃。バブル
に煽られ契約してしまった人物にも、連帯保証人になってしまった
姉にも大きな問題があります。

他にももっと深い闇もあるかもしれません。もしかしたら契約者が
姉を騙して連帯保証人にさせた可能性もありますから。

ですが、そんな終わったことはどうでもいい話。大切なのは、今後
株価も不動産価格も上昇していくとすれば、同じような手口をして
搾取をしようとする事業者が現れる可能性がある事。

 

言葉巧みに資産を奪い取ろうとする人間は無数に存在します。投資
と向き合うならば、そういった連中からの防衛策もしっかり心得て
おかなければならない点を、胸に刻んで下さい。

 

自分のみは自分で守る

借金とは経済を成長させる燃料です。借金なくして成長は無いし、
裕福にもなれません。

借金をする際に問題なのは金額の大きさではなく。返済計画がどう
なっているか、です。

事業であれば、キャッシュフローがしっかり出るならばどれ程多額
の融資であっても問題にはなりません。事業が不安定化したときの
リスクにはなりますが、それはまた別の話。

 

前述の話、金額的にはそう大したものではないんです。総額1億円
にも満たない借金など数字だけみれば怖くもなんともない。既に僕
はその何倍もの借金を背負っています。

けれども、金利や融資期間、そして返済期間などを勘案すると全く
別の感想となる。そんな馬鹿な融資組があるか、と。

 

善良な不動産事業者であれば、融資の取り扱いは十分心得ている筈
ですので、超高金利で貸し付けをしてまで不動産を売ろうなどとは
しないでしょう。

誰が最も悪いか。もちろん、善良な市民から搾取をしようと考えて
いる人間全て、です。どこまでがその範疇かは、僕の知る事実から
は推し量れません。

つまり、自己防衛するしかない。たとえ金融機関まで全員がグルで
あったとしても騙されないように。自身の安全は自分の力で守れる
ように。

ふざけた内容の提案に乗ってしまわないように、力をつけて下さい。

 

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