不動産投資の規模拡大には問題の並列処理能力の向上が必須

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泣き言で申し訳ないのですが。

最近、本当に忙しくて不動産のことまで頭が回っていません。

 

ちょっと実家関連のことが突如として持ち上がってしまい、融通の利かない
頭の固い両親および姉とどうやってバランスよく共存状態を作るかを考える
だけで頭が痛い。

ただでさえ自分のことで手一杯な時に、突如発生した大問題。実家の問題は
僕の今後の進退に関わることです。人生が掛かっています。実家に帰る時は
サラリーマンを辞める時。

完全な独立ということになります。今まではサラリーマンの身分を後ろ盾に
楽な経営をしていこうとの考えでしたが、後ろ盾を失うとしたら極めて慎重
な戦略を立てなければいけません。

それも道筋を一本に決めて事業計画を立て、経営方針を固めることができる
のならいいのですが、親が関わってくるとそうはいかない。

何パターンか方向性を考えておき、どうするつもりなのかを問い質しながら
最善手がどれであるか選ぶ作業をしなければならない。

うちの両親の頭の固さは半端じゃありません。できることなら一緒に仕事を、
なんてことはなるべく避けたい。

トラブルになるだけですから。

 

第3の事業の経営を法人化しようとばたばたと動いている最中に起こったこの
実家問題。あまりにも考えることが多すぎて、頭がパンパンです。

とりあえず月末、実家に赴いて現実と向き合ってきます。(笑)

並列処理能力を高めることが大切です。

同時に複数の案件を処理できるようになりたい

そもそも、本来僕は並列作業が得意でないんです。

診療中も横から話しかけられるのが苦手で。目の前の問題を一つひとつ解決
していきたいと思うタイプですので、あれこれ問題が発生した時には同時に
対応しようとせずに優先順位をつけて落ち着くところから始めます。

いえ、正確にはそうしないと何をやっていいか分からなくなってしまうのが
正しいですね。

 

本当に優れたリーダーというものは、複数のトラブルを同時進行でこなして
いくことができるもの。

マネジメント力、というやつですね。野球のチームひとつとっても、名監督
というのは個々の選手の実力や性格、コンディション、そして感情までをも
把握し、バランスの取れた編成を組むことができるものです。

バランスを取るためには必ず取捨選択をしていかなければならない。全体の
ためには何を取るべきで何を捨てるべきか。

総合結果を良くするために高いマネジメント能力を発揮できる人物こそが、
真に優れた指導者であると僕は思うわけです。

 

残念ながら僕はそうではありません。

もちろん総合結果を良くするために行動をしてはいますが、複数の問題へと
直面してしまうとそれを並列的に細かく分析することができません。

僕の脳みそはどちらかというと悪名高かったPentium4のような周波数ばかり
高くて効率の悪いもの。ひとつの問題に集中する時はパフォーマンスを発揮
できても同時進行となると途端に動きが悪くなる昔のパソコンです。

優れたリーダーが持つような、いわば近年のパソコンなどのように並列計算
を得意とはしていないんです。

 

もし僕がひとつ上の存在へとなるならば物事を並列化し複数のプロジェクト
を同時進行してこなせるようにならなければいけませんね。

といっても、生まれつきの脳みその限界を超えなければいけませんからそう
簡単な話ではありませんが……。

今がその成長の時なのかもしれません。この程度の問題であれば間違っても
損失が大きくなることはありませんし、練習と思ってがんばります。

 

不動産投資の規模拡大には並列処理が重要

不動産投資の規模が大きくなると、やはりこの場合も並列的なものの考え方
をしなければいけません。

僕は現状2棟のRCマンションを所有しています。2棟程度であれば、情報量は
さほど多くありませんから並列処理は難しいことではありません。

 

これが3棟、4棟と増えていくと結構大変になってくるのではないでしょうか。

空室管理など細かいところは管理会社さんがやってくれますからいいですが、
修繕工事の時期の調整、費用の貯蓄・管理、売却時期の検討、その他諸々
ことを全ての物件について調整しなければいけない。

特に資金については事前にしっかりとした管理が必須。工事が必要になって
からお金がない、ではどうしようもありません。余分な資金を持ちすぎても
もったいないだけ。

所有物件が増えれば増えるほど、扱う情報は莫大になっていきます。

 

個人で抱えるのは100戸程度が限界なのではないか、と主張するベテラン大家
もいらっしゃいます。

確かに、今の2倍もの物件を抱えてしまったら、僕は管理ができるのだろうか
と疑問に思います。少なくとも自信は持てません。

しかし世の中、その倍以上、200戸以上を所有されている不動産投資家も少数
ながらいらっしゃるのは確か。

よほど優れたリーダーなのでしょうね。見習わなければ。

 

自分に対する戒めとして書いておきますが、能力的に追いつかない、とは唯の
言い訳に過ぎません。

能力が足りないならばその分努力や工夫を重ねるべきです。

 

僕が、もはや自分の面倒、そして家族の面倒を自分の手ひとつで賄わなければ
いけない立場になってしまった事実はどうやっても変えられない。

であれば、自分が変わるほか手段はない。真の優れたリーダーに成るべく苦労
をしてでも今を駆け抜けていきます。

 

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