己を知り、描きたい物語を思い出す一年に。

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いつも応援ありがとうございます。



 

新年用の記事を用意しておいたのをすっかり忘れておりまして別の記事
をアップロードしてしまいました(苦笑)。

もったいないので、改めましてご挨拶含め、投稿させていただきます。

 

新年明けましておめでとうございます。

年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。僕は暦通り4日から仕事
に突入し、仕事の特性上心機一転もなく日常が再開しております。

 

2016年、今年は己を知る年にしよう、と言いました。

誰に「そうすべきだ」と主張するのではなく、僕自身がそうあろう、と
思ってのことです。

というのも、今年はまた僕にとって大きな節目となる年であるため。

 

立場がサラリーマンから完全に離脱して経営者側になりますので、流石
に緊張せざるを得ません。

しかも、企業の役員となるとかそういったリスクの無い変化ではなく、
自らが負債も全て抱え込む形での変化。

最終的には事業融資全てをノンリコースローンとできればいいのですが、
そう簡単には達成できません。融資を完済するほうが簡単かもしれない。

不動産投資にしても、これまではサラリーマン(勤務医)である立場を
盾にして前へ進んでいましたが、後ろ盾を失う訳です。

借り入れ先の金融機関にもその旨をしっかりと伝えなければいけないし、
厳しい目で見られるだろう事も覚悟しなければいけない。

またこれから3年間は、不動産投資で行ってきたように信用の構築に力を
入れて、これまで築いたものを崩さないようにしなければいけない。

 

起業とはさほどハードルが高いものではない、とは思っていますが多額
の、数千万円から億単位の融資を抱えるとなれば楽観的にはなれず。

不動産投資のために5億円近く借りた時よりも今のほうがよっぽど高い
壁を感じています。

しかし、逃げるとの選択肢が存在しない以上はそれなりに対策を練って、
絶対に成功させるよう努力をするのが僕の仕事です。

 

その為には、まず己を知らなければ始まりません。新規事業をスタート
するに当たって最も重要であるのは、自分が何者であり、何ができて、
また何ができないのかを知る事、だと確信しています。

運任せとはならないように。

描きたい物語?

というのも、事業とは主たる登場人物である自分がストーリーを組立て
なければ成り立たないからです。

 

不動産投資の場合、金融機関は収益不動産自体に価値を見出している為
借金を背負うといっても等価のものを購入しているだけであり、リスク
なんてあってないようなもの。

オーバーローンを組んだりすればプラスアルファでリスクを背負う形に
なりますが、それでもオーバーした部分だけがリスクであり、金額的に
大したものではありません。

大半の方は、総額の数字の大きさに怯えているだけで。「実質」に目を
向ければ不動産投資のリスクなんてたかが知れているのはすぐに理解が
できるはずです。

 

しかし、それ以外の事業となるとそうはいきません。

担保は自分の資産そのものであり、事業で失敗をすれば資産を失う事に
なります。不動産投資では残債とバランスが取れていれば、購入をした
収益不動産を失うだけで他は何もなくならない。

それだけでなく、食い扶持も消え去ります。サラリーマンが不動産投資
に失敗して物件を手放しても、サラリーマンとしての立場を失ったりは
しないものですが、事業主ともなればそうはいかない。

家族の生活すら犠牲にしてしまう。

不動産投資のように、お気楽に構えてはいられない。金融機関は事業主
の組立てたストーリーに対して投資をしているのですから。

 

どのようなストーリーを描くかは、己自身に掛かっています。大風呂敷
を広げすぎてもいけないし、自分を過小評価しすぎては落胆されるのみ。

となれば、まずは己を知る事こそが重要です。何しろ自分は、登場人物、
それも主役であると同時に、脚本家でもあるのですから。

自分が何者であり、何ができて何ができないのか、また何をしたいのか。
そこをはっきりさせるのが、事業主となるための通過儀礼となります。

 

鏡を見て襟を整えるように

新規事業を開始する際は、毎回これを繰り返さなければいけません。

4年前の僕と今の僕とはだいぶ異なります。成長した部分もあれば、歳を
取ったために鈍った部分もある。

当時のやりたい事から少し方向修正された部分もあれば、より深く掘り
下げて追求したくなった部分もある。

以前の自分と今の自分は異なる存在なのですから、今一度自分像という
ものを再確認するのは必須といえます。

 

あなたが不動産投資をしたい、と考えたのも、以前の自分とは異なった
考えを持ったからですよね。

元々は、不動産投資なんて博打のようなものであり、人間はこつこつと
積み重ねて仕事を大事にするべきなんだ、それが無難な人生なんだ、と
思ってはいませんでしたでしょうか。

当時からしてみれば、数億円の借金を抱えようとは思わなかったはず。
数億円ものお金を是非借金したい、なんて微塵も考えなかったでしょう。
数万円の借金すら毛嫌いしていませんでしたでしょうか?

 

前述したように不動産投資で抱えるリスクなんて大したものではなく、
お気楽に考えていいと思います。

が、事業をする、との観点からすると、同じように真剣に取り組むべき
です。己を知る通過儀礼を行ってから一歩を踏み出して下さい。

2016年は、世界的に大変な年になるはずです。そんな環境だからこそ、
明確に自分を見つめ直すのが役に立つというもの。

 

少なくとも僕は、僕自身としても大きな節目を迎えますのでそうします。

そうすることで、更に一段階ステージを登るつもりでいます。

 

実のところ最近は色々と上の世界の話が聞こえてくるようになりました。
遥か上空と思っていた世界が、多少なりとも近づいているんです。

ただ、まだ僕はそこにいくにはふさわしくありません。もう一歩、二歩
と己を磨き上げなければいけない。

身だしなみを整える際に鏡を見るように、己を見つめなおす。2016年は、
そんな年にします。

 

もし何か感じるものがあれば、是非とも同じ目標を据えてみて下さい。

 

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