2015年はトレンドを見極める年であり、価値を高める年となる。

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

さて、始まりました2015年。

今年は「トレンドを見極める年」との方向性を持って僕は今まで以上に
精力的に活動をしていきたいと思っています。

 

ただし良悪の見極めには『時間経過』の概念を外すことはできません。

 

僕が日常診療において最も重要視することの一つに経過観察というもの
があります。

何らかの病気を疑ったとしても、確証を得るには時間と費用が掛かって
しまう検査を必要とする場合、病気があろうとなかろうといずれにしろ
急を要さないことが予測されるならばしばらく様子を見る。

それが経過観察です。

 

経過観察の真の意味

腰が痛む人全員を対象にMRI検査までやっていては、医療費を無駄に消費
してしまいます。

必要のない方にMRI検査をすることで、本当に検査が必要な方の検査日が
後ろへ後ろへとずれ込んでしまいます。

無駄な検査は無駄な治療を発生させる原因にもなります。検査によって
事故が発生する可能性も高めることになります。検査を受ける患者さん
に与えるストレスも場合によっては少なくありません。

 

強力な治療や精密な検査が本当に必要かどうかを見極めるための期間を
取ること。それが「経過観察」なわけです。

経過観察をすることで事態の悪化を招くこともありますので、経過観察
でよいかどうかの判断は極めて慎重に行われるべきです。

 

そこさえ注意深く選択できれば、実に低いコストと労働力で行えるのが、
経過観察の良いところ。

医療だけでなく、多くの場面でもっと意識的に経過観察を行うことで、
より効率的に生きることができるようになります。

 

トレンドを見極めるというのは市場を経過観察していること。

これには労力をほとんど要しません。せいぜいが情報収集をする時間と、
入れた知識をまとめ、思案する時間があればいい。

経過観察をしている間に「他のより優先すべきこと」をこなせるように
なるのが「経過観察」から得られる最大のベネフィット。

要するに、トレンドを見極めようとただ市場を注視しているだけでは、
せっかくの時間も無駄というもの。

トレンドを見極めるにはどうせ時間経過が必要なのですから、経過観察
に掛ける労力は最低限にしておいて他のことに力を入れるのが、正しい
行動になります。

歯車は交換できるものであるべきですよね?

その歯車、なくてはならないものですか?

では何をするべきかというと。

僕は、2015年こそ自分の価値を高める努力をする絶好の年であると感じ
ます。自らを磨き、自分がいなければ社会は回らないのだと自信を持つ
ことのできるように。

 

この先数年のうちに解雇規制が緩くなる可能性は非常に高い。外国から
の高度人材受け入れも開始されます。

ただ目の前に置かれた仕事をこなすだけでサラリーマンとして完結する
時代は終わりを迎える。

今までのようにライバルを蹴落とすことで自動的に自分が選ばれること
もなくなります。自らの価値が低いままでは、他所からくる優秀な人材
に仕事も立場も奪われるだけでしょう。

 

これまでのサラリーマンは社会の歯車としての役割を担ってきました。

それは実に重要な役割で、今の日本があるのも、多くの日本人が歯車と
して極めて良好なパフォーマンスを発揮したからです。

とても素晴らしいことでした。

 

では今後はというと。

サラリーマン、この場合では「正社員」という意味合いで使わせて頂き
ますが、サラリーマンは歯車としての仕事を奪われることになります。

誰に奪われるか? 非正規労働者です。この先、社会の歯車として働く
こととなるのは、非正規労働者ばかりになっていくでしょう。

歯車は替えがききやすい方が社会にとって都合が良いからです。

 

正規労働者、非正規労働者の境目も徐々にあいまいになり、自らの価値
を高めることをしなかった人は「歯車階級」に留まることとなります。

それが心地よい、そちらの方が責任もなく楽で都合がいいと思われる方
もいるでしょうし、歯車がなければ社会が動きませんので歯車でいる事
は決して悪いことではありません。

が、不動産投資に興味があるような方に、歯車階級でありたいと思う人
はほとんどいないのではないでしょうか。

 

2015年は自らの価値を高める年

2015年はこの先10年のトレンドを見極める重要な年です。

そして、同時に自らの価値を高め、サラリーマンとして、または経営者
として社会に必要不可欠な存在になる準備をする年でもあります。

 

日本経済の今後を不安視する声は絶えません。が、そんな不安な時代で
あるからこそ、自らの価値観を高め、地固めをしておくべきである、と
僕は確信しています。

日本経済が不安だからと今の地位にしがみついて雨風が去るのを待つ事
にどれほどの意味があるのでしょうか?

雨風が降っている間に、次に来るかもしれない土石流から身を守るべく
土嚢を積み、リーダーシップを持って周辺住民に呼びかけを行うことの
方がよほど価値のあることではないでしょうか?

 

経済的な安定性を得るためには、自己投資を十分に行い自分自身の価値
を高めることは基本です。

自分がいなければ社会は回らない、そんな環境作り、自分作りを、空き
時間を有効活用して行いましょう。

それができていれば、2015年は有意義に終わるはずです。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 結局欲求を満たすことだけが生きる意味なのかもしれません。
  2. 住宅ローンを組むという意味をもっと考えるべきでしょう
  3. 僕も「来年こそ」と思っていたことは失敗し続けているように思います。
  4. Blog
  5. お金の多寡は時に精神性を映す鏡ともなり得ます。
  6. 少子高齢化を克服できるかが日本の鍵
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る