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アベノミクス(日銀による大規模金融緩和含む)については本当に色々と
言われていて。
正しいのか、正しくないのか、結論はまったく出ていません。僕も本当に
日本を良い方向に向けられるのかどうかは分からない、と感じます。良く
なると信じてはいますが……。
信じる理由は、少なくとも理屈通りに経済は動いているし、動きに地味な
部分はありますが全体で考えれば指標も改善してきていますし。
空きテナントも自分の周囲では減っていて、ほんの3,4年前まではガラガラ
だったショッピングモールが人で溢れてベビーカーでは歩きづらいほどに
混雑しています。
業種などによりバラつきは出ますが、それは仕方ない。高度経済成長期で
あろうと倒産する企業なんていくらでもありました。ありとあらゆる業種
でもれなく景気が良くなるなんて、あり得ません。
アベノミクスが失敗であるとか間違いであると主張している陣営が僕には
かなり「胡散臭く」感じ、逆説的にアベノミクスは正しいのだろうなんて
思うところもあるのですが。
一人の国民としては、現政権以外に頼れる組織は見つかりませんので彼ら
のようにアベノミクスに失敗して欲しいような気持ちは一切ありません。
格差に関しては確かにやや開きが出てしまうと思われますので、のちのち
対策が必要になるとは思いますが。
経済拡大と財政再建を同時に達成しようとしている以上、後回しにせざる
を得ないのかな、と。
素人目にも政府がやるべきはいくらでもあるのは日を見るよりも明らかで、
決して満足のいく政策が実行されてはいませんが。
深い事情まで掘り下げると、今は準備段階なんでしょうね。もっと体制を
整えて国内を洗浄してから少子化対策にも、年金問題にも、財政再建にも
本格的に取り組むのだろうと。
そう期待して、現政権を支持することにしています。
現代の現役世代は「不幸」なのか?
結局、人間は生まれた時代を生きるしかありません。
戦国時代に生まれた人たちは今の時代に生まれた私たちと比較して、不幸
だったのでしょうか?
日本中で戦が行われ、多くの兵士が死に、民間人もたくさん死に。戦だけ
でなく、飢饉、疫病、災害などに見舞われ、現代では想像できないほどの
沢山の悲劇があったかと思います。
ですが、私たちがその時代に生まれた人たちを不幸だ、と思うのはエゴで
しかないのでは、と思います。
逆に、今の時代に生まれた不幸を嘆くのもまたエゴである、と。
時々、高度経済成長時代を生きた人たち……主に団塊の世代の方々と今の
若年世代とで、世代間格差があると不平が聞こえてきます。
昔は年功序列で年々給料が増え、終身雇用で会社が一生の面倒を見てくれ、
年金も払った金額よりも沢山もらえて、将来に不安はなく、明るい未来を
希望を持って見続けられた。
だから自動車でも自宅でも大きなローンを組んで買えたのだ、子供も多く
もうけられたのだ、と。
それに比べて現行世代は、給料は上がらないまたは減る一方、リストラに
怯える日々で、年金も払い損。絶望しか見えない。
将来が不安定すぎてローンなんて組めないし、子供どころか結婚すら贅沢。
自分の子供が不幸になる未来しかないなら最初から生むべきでないなどと
言う人までいる。
気持ちは理解できなくもありませんし、言いたいことも分かります。政府
はこの世代間格差問題についても解決する必要がありますし、官民の総力
を上げて「不安定な将来」を「希望のある未来」に変えなければならない。
例えばローン問題ひとつ、金融機関は自分たちの融資能力を高めるべきと
思いますし、投資に対する責任を持つべきです。政府は金融機関に対して
よりそうなるよう圧力を掛け、法整備もすべきでしょう。
日本の先々は現役世代が担っていくのですから、現役世代が不安なく次の
世代への架け橋となれるような環境が作られなければいけない。
自分に与えられた時間は「今」しかない
しかし、一朝一夕でそうはなりません。
数年から十数年の間に、徐々に良い方向へと向かえるような計画を政府が
立てているのは間違いない話。
では、それが実現するまで指をくわえて待っていればいいのでしょうか。
残念ながら、人間には寿命がありますし、失った若さは二度と戻りません。
待てば待つほど、取り返しのつかないものが増えていきます。
現代が、会社に命を預けられない、例えどれほど忠実に労働をし続けても、
将来的な経済不安を拭い去れない時代であるのはどうしようもない現実。
現世代として生まれてしまった以上、受け入れざるを得ない。まさしく、
日本の得意な「仕方がない」ことなのです。
他を羨んでも、より不幸な時代を知り現実逃避しても、意味がありません。
少なくとも現世代でいる以上、将来の不安を払拭し経済的自由を得るには
自らの行動が必須。自分の将来は自分で切り開く胆力を持った人だけが、
悲観から開放される権利を持ちます。
かつては富裕層にしか許されなかった「資産運用」が私たちのような下々
の者でも気軽にできるような時代に生まれた『幸運』を、見ない振りして
怠惰に生きるのでは、不安が残っても「仕方がない」。
不安を感じているのに、何に対して不安を感じているのかを探そうとも、
どうすれば不安が解消されるのかを考えようともしないのは悩みを抱える
意味があるのでしょうか。
何もしないのであれば、もっと楽観視して気楽に生きた方がずっといい。
せっかく不安を感じられるほどに高い思考能力をお持ちなのですから。
今一歩踏み込んで考え、行動すれば、悩みを解決させられるのではないで
しょうか。
思った以上に、解決方法はたくさん見つかります。不動産投資もその内の
一つです。
考えがまとまらないようであれば、文章にして僕に言葉として吐き出して
みて下さい。
ご連絡はいつでも待っておりますので。
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