いつも応援ありがとうございます。
リクルートのCMが一部で話題になっていたようです。
何でも「子供に夢を託すな」というフレーズが、サラリーマンから
反発を受けているとか。
リクルートといえば、人材総合サービスを主な生業としている大手企業です。
その他、情報サービス事業を手広くやっていますね。
不動産関連でも、SUUMOやフォレント.jp、ハウジングナビなどはリクルート系列の
情報サービスです。その他、旅行情報サイトの「じゃらん」や、飲食店情報サイトの
「ホットペッパー」など、広く名の知れたサービスを多数運営しています。
就職活動に縁のなかった僕はリクルートと聞くと1988年に起きた
リクルート事件の方を思い出してしまうので、あまりイメージが
よろしくないのですが。
リクルート事件発覚当時、僕は小学校低学年でした。にも関わらずその事件の
ことを覚えているほど大体的に報道がなされていたのですから、リクルートに
対して悪印象を持っている方は少なくないでしょう。
その刷り込みから、より反発が高まっているのかもしれません。
リクルートのCMが批判された理由は?
リクルートのCMは話題になるものが多いですね。
今回のリクナビのCMに対する反発の理由は、自己否定をされたように感じるから
というのが主なもののようです。
「要するに、オレらサラリーマンの人生はつまらないと言いたいんですよね。
そして、人生を潔く諦めて本来歩みたかった夢に溢れた人生を子供に
押し付けている、そう言いたいんですね?」(抜粋)
これはあくまでニュースサイトから引用した一つのコメント例です。
流石にちょっと穿った見方過ぎるような気がしますが、このように
感じる方がいるかたが存在するというのは事実なんでしょう。
リクナビは転職情報サービスですから、もっと自分自身の可能性を
信じて自分の夢を叶えよう、との趣旨でこのフレーズを選んだのだと
思われます。
もっとやりたい仕事をやったらいいじゃないか、と語りかけている、と。
CMの良し悪しはともかく、言っていることは理解できます。
例えば僕はまだ30代前半ですが、残りの人生が突然の事故や病気などがなければ
まだ半分も終えていない計算になります。
自立してから、でカウントすれば、まだ10年程度しか経っていません。
現役時代が40年間あるとすればたった1/4。
まだ30年も残されてしまっている。これまでの人生何をやってきたかを考えると、
その3倍もの時間があるのだからまだまだ何でもできるじゃないか。
あと30年間、今と同じ仕事をやり続けるなんて、あまりにも退屈そうで、
とてもではないけど耐えられない。
まだまだ自分のやるべきことは残されているし、やれることは無限にある。
将来のことを考えるとそんな思いを感じ、チャレンジ精神が沸いてきます。
老け込んでしまうにはまだ早い。
子供もまだ幼く手間がかかり、時間は非常に限られていますからなかなか
思うようには進んではいませんけどね。
言葉と現実にギャップがあることが問題
ただ、このリクルートのCMに見える思惑のように転職をしたとしても、
夢を叶えることはできない方が多いでしょう。
せっかく部分的には良いことを言っているのに、リクルート自身が全て
台無しにしてしまっています。起業をサポートする会社だったりすれば
まだ説得力があったのですが。
リクルートが転職を勧める目的で流しているものである以上、前述のように
穿った感じ方をしてしまう方が出るのも納得です。
これは僕の勝手な憶測ですが、サラリーマンとしての仕事に自分の夢を
追い求めている人は、極めて少数なのではないでしょうか?
特に近年の若い世代は、生きるために、お金のために仕方なくサラリーマンを
しているという方が多いように思います。それとも昔からでしょうか。
特にこのリクルートのCMに嫌悪感を感じてしまう方は。
「子供に夢を託すな」のCMに前述のようなネガティブな印象を受けてしまう方は
自分でも本当は理解しているのではないでしょうか?
今の仕事を続けていても自分が本当にしたいことは達成できない、と。
そして夢はサラリーマンとしての仕事の中には決してない。
転職をしても変わらない。むしろ今までのキャリアを捨てる分、
夢の実現に遠のくばかりである、と。
何を成し遂げたいかはともかく。
恐らくその夢は、ほぼ全員が「経済的自由」を獲得しなければ実現できない、
挑戦をすることすら怖くてできないことなのではないでしょうか。
探検家となって世界中を回る、でも。
自分の店を立ち上げて独立する、でも。
家族と不自由の無い小さな幸せを手にする、でも。
経済的に縛られたままでは、いずれも困難なもの。
転職サイトごときに夢を語られたくない。
そんな怒りを感じてしまっているのだと思います。
不動産投資であれば。
不動産投資のCMだったら反応が良かったかもしれませんね。
悪い意味であっても反響が沸くということは、CM製作者のセンスが
すばらしかったことの証拠です。
転職では確かにあなたの夢は叶えられないかもしれません。
でも、不動産投資ならば可能です。
日本において、サラリーマンでも可能でリスクが低く、なおかつ経済的自由を
得ることができるほど可能性の大きいビジネスは二つしかありません。
その一つが、不動産投資です。
リクルートのCMを見て、何かしら感情の揺らぎを感じた方。
不動産投資に挑戦してみませんか?
大きく融資を受けて大きく1棟マンションを構えるも、全て自己資金で小さく
木造一戸建てから入るも自由。軌道に乗ってしまえば手間も掛からず、
コツコツと収入を得ることができます。
自動車や自宅といった負の資産と異なり、それだけでお金を生み続ける
純粋に本当の意味での「資産」といえます。
迷いがあるようでしたら、ぜひ僕にメールを下さい。
経験者として、誠実な対応をさせて頂きますから。
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初めまして。
様々な視点からの分析と簡潔なわかりやすい文章、クレバーな記事をいつも楽しく読ませていただいております。
率直にはイイCMだな~と思いますが、いろいろ考えると思うことはたくさんありますね。
見たことのないCMだったので記事に貼っていただいてありがたかったです。
2つのビジネスのうち、もう1つが気になります~(^^)
大家クリスタルK さん
はじめまして、きりのきです。お読みいただきありがとうございます。
お楽しみいただけておりますでしょうか。
そうですね、CM自体は僕もインパクトのある良いものだと思います。
そういったものほど誤解を与えてしまいがちなのでしょうか。
僕も言葉には気をつけなければいけません。
2つのビジネスのもうひとつは、教育ビジネスです。
セミナーなり、本なり、コンサルタントなり、塾なり。
どういった形であれ、人を教育することを目標としたビジネスは
個人でも可能で、時間の制約も小さい優れたビジネスと思います。
その他もあるかもしれませんが、僕は不動産投資と教育ビジネスの
二つがサラリーマンにもっとも可能性を与えてくれるものと思っています。