不動産投資におけるノンバンクとは? その位置付けを理解する【1】

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

最近になって妙によく耳にする単語があります。

ノンバンク』です。

石原博光氏の不動産投資教材第2弾の影響でしょうか。

それとも何か見えない力が動いているんでしょうか。(笑)

 

ノンバンクが悪いとは全く言いません。

銀行から融資を受けられなくてもノンバンクなら
貸してくれるなんてよくある話。

ノンバンクからスタートして物件を増やし、最終的に都銀から
融資を受けるまでになった成功者も存在します。

 

ですがそれは「底辺高校からでも東大に入りました!」とか、
「アルバイトからスタートして遂に社長になりました!」なんて
話と全く同じことで。

成功する人は確かにいるけれども、それを一般的な話で
あるかのように語るには無理がある。

ほんの一筋の煌びやかな一点の光だけを頼りに歩いていたら
いつの間にか魔物の巣食う森の中に迷い込んでしまった、
なんて人が増えないように。

警告の意味を込めて、一つ書いていこうかと思います。

 

ノンバンクとは?

ノンバンクとは要するに貸金業者のこと。

銀行や信金と異なるのは預金・為替業務を行っていないこと。
お金の貸し出しはしてくれるけれども預かってくれたりは
しない金融機関です。

身近なところではクレジット会社とか消費者金融が
ノンバンクに当たります。

バックに銀行がついていることもありますが、あくまでも
親会社が銀行だというだけで似たような名前がついていても
銀行とは異なります。

ある意味、銀行のサイドビジネスと言っていいかもしれません。

 

銀行や信金の融資は、顧客から預かった預金が原資です。
そのため、極めて厳密な管理が必要ですし、法律上の縛りも
金融庁の監視も厳しくなっています。

もし銀行や信金がいい加減な投資をして損失を出したら負担を
被るのは預金をした顧客ですから、当たり前ですよね。

よく事件になる投資詐欺、儲かりますから投資しませんかと
投資家からお金を募ってそのまま使い込んだり逃げたりして
しまうのと似たようなものですから。

 

ノンバンクの場合、あくまで原資は会社の資金。
無理な投資をしても損するのは会社とせいぜい株主程度。

自己責任の側面が強いため規制も緩く、銀行や信金よりも
一般的には容易に融資を受けることができます。

その分、金利も銀行より高くなりがちではありますが、
借り易さからノンバンクから融資を受ける人は大勢います。
お金を貸してもらえなければ倒産するのなら借りますよね。

 

誰しもノンバンクには見えないところでお世話に
なっていたりするもの。

お金の流れを作るために大事な業者と言えます。
だから、決して「ノンバンクは悪」ではありません。

世の中からノンバンクが消えたら、即座に大混乱です。

自分の足で走りましょう。

ノンバンクに頼る前にやるべきこと

ですから、ノンバンクにお金を借りることが必ずしも悪いこと
であると切り捨てる訳ではありません。

ノンバンクは個人の属性を考慮せずに担保評価などを基準として
融資を出してくれる、「持たざる者」の味方といえます。

このあたり、前述の石原博光の不動産投資教材第2弾で詳しく
語られていますので、知識のない方は聞くことをお勧めします。

 

ただ、ちょっと待って下さい。ノンバンクから融資を受ける前に
ひとつ、確認をすべきことがあります。

あなたは本当にノンバンクからしか融資を受けることができない、
つまり市中の銀行や信用金庫から融資を受けることができないような
人物なのでしょうか?

 

地方銀行や第2地銀、信用金庫など、いわゆる金融機関は
そこかしこにあります。

街を歩いていてもあまり興味がないとスルーしてしまいがちですが、
銀行や信用金庫というのはそこらじゅうにある。

統廃合されて昔よりもバリエーションは少なくなりましたが、
それでもリストを見れば聞いたことがないような金融機関は
たくさんあります。

で、実はすぐ近くに支店があったりもする。

 

まずは、可能性が少しでもありそうな銀行、信用金庫の門戸を叩き、
話を聞いてもらうために足を使うことからスタートすべきでは
ないでしょうか?

収益不動産の検索ばかりしていないで、まずするべきことは
金融機関の開拓です。私たちはまだ資産家ではありません。
銀行員が自宅までセールスにやってくることなんてないんです。

であれば、自分で自分を売り込みにいくしかない。

ノンバンクに飛びつく前にまずやること。
ありとあらゆる銀行、信用金庫の融資担当者さんと
面談をしていくことです。

 

物件探しと同じくらいに本気で探す

これは断られたとしても決して無駄になりません。

話を聞いてもらい、意見を伺うだけでも勉強になりますし、
一度でも相談に行くと顧客情報が登録され、別の機会に
融資の相談をした時、話が早く進みます。

時に融資の降りる速度が購入できるかどうかを左右する
こともありますから、事務処理などに時間が掛からないのは
アドバンテージになる。

 

また、顔を広めることに悪いことはありません。

色々なつてから、いつしか思わぬいい話を拾い上げることに
繋がるかもしれませんよ。

悪い噂が広まらないように、言動には気をつけなければ
いけませんが、常識的な人間なら問題ないでしょう。
銀行員は噂話に励むほど暇じゃありません。

 

行動を起こさなければ、チャンスは掴めません。

銀行、信用金庫からの融資を受けるのは無理だと嘆く前に
まずは各地の金融機関を訪れましょう。

 

長くなりそうですので、次回に続きます。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 動物だって将来の危機には備えるもので。
  2. 連帯保証人になってもらうために土下座までする時代は終わりを迎えるのでしょうか。
  3. 返済計画は慎重に。
  4. コツコツと貯蓄するのは常に正義。
  5. 無数にある部屋を購入して儲かるならだれにも売らないでしょう?
  6. Home purchase
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る