おまかせ不動産投資で失敗しないための心構え

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僕はあまり、他の著名な不動産投資家の方々のように、不動産投資の
ノウハウを語るようなことはしません。いえ、できません。

そもそも、僕に語れるようなノウハウは持ち合わせていませんから、
当たり前の話。僕のやり方はおまかせ投資、プロに頼って他力本願に
進める投資です。

奇抜なことは何もしていません。ある意味、投資用マンションを購入
すれば後は不労所得が入ってくると勘違いしている方々とやっている
ことは変わらない。

 

違いがあるとすれば、心構えです。

不動産賃貸業はあらゆる業種の中でも、かなり廃業率が低い部類で
あるのは間違いありません。また、労働時間も比較的短い。

収益不動産を購入した直後はなんとなく上手く回って、何の努力も
せずとも入金がされますから、油断したり、勘違いしてしまうのも
理解できなくもありません。

が、長期的にそんなに都合の良い環境が続くかといえば、そんな事
あり得ないのは普通の精神状態であれば誰でも理解しているはず。

 

僕は特別、頭の良い人間ではありません。経歴も平凡です。勉強家
だったり努力を苦と思わない人間だったりもしません。

そんな僕ですら理解できることが、他の優秀な方々に分からない筈
がなく。

では何故おかしな話になってしまう例があとを絶たないのか。

 

恐らくその原因は期待し過ぎて舞い上がってしまう心。ギャンブル
に嵌ってしまった人のような、儲けに対する強い期待感が、冷静さ
を失わせ、誤った判断をする原因です。

同じことをやろうとしても、心構えひとつで結果は全く違ったもの
になる。

もし、おまかせ投資を真似したいと思う場合、ビジネスマンとして
の健全な精神を身につけるところから始めるべきである、と考えて
います。

真剣な心構えが成功を引き寄せます。

人生は人と競ったりするものではない

具体的にはどのような心構えをすればいいか。

ごく一般論として、人を出し抜いたり、人と争ったりするような欲
は持たない方がよいと思われます。

投資はあくまでも自分の問題で、他人と比較したり、競争をしたり
するようなものではありません。

 

人より儲けよう、優位に立ちたいとの気持ちは、欲や焦りを強くし
判断を鈍らせる最大の要因です。

人より不利な環境から人並みになりたいとか、マイナスからの改善
を強く願うのも同様。

 

資産形成は人と比較するものではありません。あくまで個人の問題。

長者番付だとかが毎年発表されますが、番付に乗っている富豪たち
の多くは順位付けに意味を感じていないのではないでしょうか。

 

自分にとって必要以上の富を得ても、人生は豊かにはなりません。

年収500万円を超えると、収入の多さと幸福度は比例しない、との
統計もあります。

お金なんて、自分がなし得たい夢を実現するために最低限必要な額
だけあれば十分。

 

保険だって、掛け過ぎることで自由になるお金が減ってしまって、
自分を苦しめる原因になります。

それと同じように儲けようとし過ぎると過剰なリスクを背負う羽目
になり、人生の苦しみを増やしてしまう。

 

人より上に立とうとする気持ちは出世争いが激しいサラリーマンの
世界であれば必要ですが、資産形成にはまるで必要ありません。

そこははっきりと区別して、気持ちを切り替えておくべきである、
と僕は感じます。

 

ビジネスと真剣に向き合う

次に、ビジネスに対する真剣さ

以前は僕も、ビジネス、セールスというものには偏見がありました。
必要のないものを売りつける、言葉巧みにお金を払わせる行為が、
悪であるように思えました。

もちろん本当に必要のないものを売りつけるのは悪いことです。嘘
を根拠にしていては、ビジネスではなく詐欺になります。

 

しかし、一見必要がなさそうであっても潜在的な需要を掘り起こし
販売するのは全く正しいし、お金を払う行為は満足感にも繋がって
おり、価値観を引き上げて人生を豊かにする。

その事実を知り、更に深くビジネスについて、、セールスについて
熟考しました。

そうして、ようやくビジネスの奥深さ、面白さ、素晴らしさに気が
つくことができました。

 

ビジネスはただ単にお金を稼ぐためにやるものではありませんし、
セールスは言葉巧みにお金を支払わせる手段ではありません。

原点は、人間そのものにあったんです。ビジネスを追求するのは、
人間を知ろうとするに等しい。

極めて哲学的な面を強く備えていました。

 

最近は若い世代を中心に哲学ブームだそうです。哲学は紀元前から
存在する学問にもかかわらず、未だに語りつくされることなく議論
が続けられています。

それほど難しく、また人をひきつける魅力のあるものなのでしょう。

 

僕は、ビジネス、セールスというものにも同じものを感じています。

哲学的な視点も含め、ビジネスにどれほど真剣に望めるかどうか。
成功するためのひとつの心構えとして重要であると確信しています。

 

綺麗ごとを真剣に

以前から僕はステージを上げることで運が良くなるとか、ステージ
があがれば自然と成功するとか、オカルトチックな話をしています。

その根底は、この心構えの話にある。

内面を磨けば魅力的な人間になれる、自然と人は集まるし、自信も
つくし、異性も近づいてくる、みたいな話と同じです。

 

それを、うわべレベルではなく真剣に実行する。

本当に、運は良くなるし自然と成功できるようになります。達成を
したレベルによって、どこまで辿り着くかは変わってきますが。

 

僕はまだまだ目標に達していない。更なる自分磨が必要です。もし
大真面目に僕の話を聞いてくれるのであれば、是非ともお付き合い
下さい。

きっと、この先も僕が体現していく様子をお見せできるはずです。
そう信じて、頑張ります。

 

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    • アクア
    • 2015年 5月11日

    他人と比較するな!過去の自分と比較しろ!と先輩大家さんからありがたいお言葉を頂いたことがあります。
    たしかに、過去の自分のポジションより少しでも良い方法に進んでいければ、ハッピーなんだなと思った次第です。

      • きりのき
      • 2015年 5月12日

      ありがとうございます。

      羨んだり、憧れたりするのはひとつの感情の動きとして良いことと
      思うのですが、比較してしまってそれが妬みになったり、負の感情
      に繋がってしまうと間違ってしまいそうです。

      「うちはうち、よそはよそ」という子供が言われる言葉を、実現して
      おいた方が幸せに慣れるでしょうね。

  1. 自分は自分と基本は思うようにしていますが、時には人と比較してしまうこともあります。完全にはなくならないやないのでしょうが、自分は自分と思える確固とした自信を、持ちたいですね。

      • きりのき
      • 2015年 5月12日

      ありがとうございます。

      僕は自信というより達観に近い方が、気が楽になっていいのかな、と(笑)。

      価値観の違いに巻き込まれてしまうと苦しむ羽目になりますので、己の価値観
      をはっきりさせて悟りを開いてしまうことで、自身の幸せのみを追求できて
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