地方不動産投資の検討を始めた3つの理由

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いつも応援ありがとうございます。



 

ちょっと思ったより体調が芳しくないことと、
作業がどうしても追いつかず、
今日は以前のメルマガの焼き増し記事です。

メルマガ読者さんには失礼しますが、
比較的重要な記事でもあり。

メルマガでどのような内容の記事を展開しているかの
参考として頂ければというのもあり。

ご容赦いただければ幸いです。

 

地方不動産投資を検討するきっかけとなった3つの理由とは

僕の実家は、ブログにも過去記事にしていて、
あまり人気の無かった記事なんですが(笑)、
静岡県は富士宮市、B級グルメブームの先駆者であり、
焼きそばで町おこしに成功した田舎です。

その時のブログ記事はこちら。

南海トラフ巨大地震報道から地元富士宮への投資を考えてみた

 

不動産投資を始めよう、と思った時は全く地元への投資に
興味はありませんでしたし、この記事を書いた当時もまだ
否定的な立場でした。

しかし、最近は態度を軟化させ、富士宮市の不動産への投資も
検討してもいいんじゃないか、と思うようになっています。

地方にもいいところは多くあります。

理由は大きくは3つ。

 

可能性を狭めては夢は遠ざかる

1つは単純に、不動産投資の勉強を進めたところ、
都市部の投資だけでは流動性も低くなってしまい、
夢の現実化を図る上で不利であると考え直したこと。

目標は都市部に収益物件を持つことではなく、
夢の現実化した未来をいち早く手に入れること。

可能性を狭めて手段と目的が入れ替わるのは本末転倒。
乗り越えるべき壁と思い、地方投資に目を向けることにしました。

 

地方には思った以上に活気があるところも。

2つ目、今回の帰省中に町並みをよく眺めてきたんですが、
思ったより活気があるんですね。

ここ10年経たない内にイオン系列が大規模モールを作ったり、
浅間大社という神社を中心に道路や駐車場の整備がされたり。

GWは毎年、流鏑馬(やぶさめ)祭りというお祭りがあるんですが、
観光客もものすごい。僕が子供だった頃よりも何倍も集まっています。
富士山の世界遺産登録により、観光地としてさらに発展しそうです。

 

基本的に田舎だと一軒家が優勢です。
土地があればアパートやマンションより戸建住みたいと思うのは
当たり前です。アンケートでも70%は戸建を好む結果が出ている。

しかし、その中でもアパート、マンションが建っており、
外から見る限り入居率も悪くない。

駅前の旧デパート跡地に大型マンションも建設中でした。
大手建設業者の施工でしたから、勝算があってのことでしょう。

 

都市部は空室率は地方より低いものの、個人不動産投資も
活発化しつつあるなか、顧客の取り合いは激しくなっています。
リフォームも、数年前の感覚では厳しい戦いを強いられる。

常識が通用しにくくなってきているんです。

 

でも、地方物件であればまだまだ今までの対策で対抗できる。
築古物件をリノベーションし貸し出せば勝ち目は十分。
利回りが十分確保できる価格で購入ができれば、
都市部よりも遥かに大きな利益を得ることができるでしょう。

出口戦略を十分検討した上で臨めば、むしろリスクは低そうです。

 

不動産価格の高騰が利回りを悪くする

3つ目。アベノミクスの影響は、不動産価格には既に数字で表れています。
こちらは楽待さんの記事ですが、見れば説明不要でしょう。

問題はこの不動産価格の上昇が実体経済の改善を伴っていないこと。
投機的な動きと期待や焦りによる不動産の抱え込みで
価格が上昇してしまっています。

これは賃貸経営による利回りの低下を意味します。
家賃が上昇するのは、実体経済が良くなってしばらくしてからのこと。
しかも、既存の入居者の家賃を上げることは基本的に無理。

従来の不動産投資スタイルでは収益が得られにくくなります。

 

環境の変化から、戦略を変えざるを得なくなりつつあります。
得てして事業が悪い方向に動く時は、この変化に適応できなかった時。

少なくとも僕が好んでいた都市部への投資は、
資金の少ない個人では今後厳しさが増すことは間違いありません。

可能性を広げて考えざるを得なくなったんです。
誰でも勝てる相場は終了しました。

 

地方投資には地方投資のノウハウが必要

以上3つの理由により、地元富士宮をはじめ、
地方投資への意欲を高めています。

この辺り、前回お伝えした一都三県への投資の問題点の補足として
参考にしていただければ幸いです。

 

ただ、地方投資というのは都市部への投資とだいぶ性質が違います。

数字の大きさもバランスの取り方も違うし、
地方独自のルールや設備的な部分でも異なるもの。

細かいノウハウが集約されておらず、
未知との戦いならざるを得ない部分も多い。

であれば大事なのはやはり、なるべく多くの事例を検討し、
自分の経験値として吸収することです。

 

ライバルとの争いをしなければいけない市場で、
ノウハウというものは無料では手に入りません。
無料の情報にたいして価値なんてないんです。

誰でも知っている話を「無料で教えます!」なんていうものを
ありがたがっているようでは、資本主義の競争社会で
生き残り、勝ち上がることはできない。

 

そもそも、勉学と言うものはお金がかかるものですから。
1銭にもならないような高校、大学や塾、予備校などにも
随分なお金がかかっていますよね。

自己投資にお金を掛けられないようでは、
投資や事業に近寄らないのが正解ですよ。

 

では何に投資すべきか?

ご自身が信頼する人物が本当に推薦しているノウハウ。
これに限るでしょう。

最後は、自分を信じて下さい。

 

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