いつも応援ありがとうございます。
僕も不動産投資をスタートして3年以上経過しています。その間にも、
不動産投資を始めるサラリーマンが増えており、今後も徐々に現在の
傾向が進んでいくのだろうな、と思ってはいるのですが。
どうも、まだまだ「サラリーマンが不動産投資をする」ことそのもの
が市民権を得た、とは言い難いようですね。
不動産投資に興味のある方にとって一番知りたいのは「不動産投資は
本当に儲かるのか」だと思います。
儲かるならやりたいし、そうでないならやりたくない、と。当たり前
な考え方ですが、一点だけ口を挟ませていただくと。
そういった心配をされていて一歩踏み出せない方は、世間一般の観念
に囚われてしまっていて、不動産投資についてフェアな評価ができて
いない事に気がついて下さい。
楽して、かつリスクなく儲かる投資なんてありません。あれだけ政府
も一生懸命推奨している株式投資ですら、リスクは存在します。
政府のお墨付きもない不動産投資にリスクが無いはずがない。恐らく
それはほぼ全ての人が理解されていると思います。
が、世間一般の不動産投資に対する理解はそこからさらに転じていて。
不動産投資は大半が損をする、多額の借金を背負うだけ、人口が減少
している日本では未来が無い。
マンション投資なんて不動産屋に騙されているだけである、と世間は
評価をされているようです。
世間の評価が低いからといって不動産投資の価値が下がったりしない
ので、別に不動産投資家にとってはなんの不利益もないのですが。
不動産投資に興味がある方にとっては、このような一般的固定観念は
デメリットにしかなりませんので。
一度頭をスッキリさせて、公平な評価を下せるように自分を見直して
みてはいかがでしょうか。
投資に対する世間の評価
株式投資はギャンブルであると主張されている方は未だに存在します。
個人的な信念のもと、そのように思われるのは自由ですが、株式投資
がギャンブルであるとの考え自体は認識が間違っていると言わざるを
得ません。
もしそう感じているとしたら、株式投資のモデルケースの認識間違い
があり、投資のスタートラインにすら立っていない。
市場に参加しなくて正解です。
このあたり株式投資はかなり正しい認識が一般化してきているようで、
株式投資をしている人に距離感を感じる人は少なくなりました。
むしろ、株を持っているだけで意識が高いと思われる傾向にあります。
さて不動産投資はというと。
これが不思議なもので、世間的にマンションを所有していて悠々自適
な生活をしている、いわゆる「不労所得のある羨ましい人」の存在は
しっかりと認識しているのに。
不動産投資をしている、もしくは検討しているサラリーマンに対して
は距離感を感じる点。
不動産所得のある人を「不労所得があって羨ましい」と感じるのに、
それを自力で手にしようとする物語には拒絶的。
多額の融資を受けたり自己資金を購入費用として支払う部分に拒否感
を感じてしまうのでしょう。貯金が好きで借金を好まない、大多数の
日本人的な感性です。
また、不動産バブル崩壊のイメージが未だに離れない部分もあるのだ
と思います。
加えて、不動産業は悪徳である、やくざな商売であるとの印象もあり。
これは実際、不動産業界にそのスジの人間が混ざっているのは間違い
ない話であり、また一般庶民が直接被害を被っています。業界全体で
健全化を推し進めて然るべき問題です。
そんなネガティブ要素満載ですので根も葉もない悪い噂が流れやすく、
次第に世間の固定観念が個人に強く根付いてしまうのでしょうか。
不動産投資はFX並みか、それ以上に危ない行為であるとのイメージが
付いて回っているように思います。
世間的なイメージはともかく
ネット上の意見が、僕がそう思うのをより補強します。
ニュースや雑誌の特集記事に対するコメントを読んでいると、本当に
ネガティブな意見がたくさん並んでいて。
あの某巨大掲示板でもそれは変わりません。あそこは他とはまったく
異なった意見が書かれているものなのに、不動産投資についてだけは
よそと同じ。
そして世間一般の固定観念と同じ、です。ときに大家としての意見の
書き込みを見ますが、まずスルーされている。
不動産投資に対するイメージはよほど強固なものなのだと思います。
不動産投資家としてもネガティブなイメージを払拭するのにメリット
なんて何一つありませんから、わざわざ論じたりしません。
株式と異なり、市場参加者が増えるとデメリットもありますし。
熱心に問いかけるとしたら、不動産売買業者によるマーケティングか、
僕のように酔狂な人間が自己満足に浸っているか。
世間的にはほぼ前者だと思われているでしょう。そんなにいい話なら
人に教えるはずがない、と。
僕も、僕のブログやメルマガを読んで下さる方々以外に不動産投資の
布教活動をしようとの考えはありません。
不動産投資の業界全体がこんな調子ですので、不動産投資が今以上に
市民権を得る日は訪れないように思いますし、世間のイメージが変化
する日は来ないかもしれません。
もし不動産投資を始めたいと思うのならば、自分の意思でイメージの
払拭をしなければいけない。
それには、不動産投資とはどのような仕組みなのか、何故ビジネスで
あると言われているのか、勝ち目のあるなしはどこで見極めるのか。
まさに不動産投資の基礎部分を、利回りがいくら以上とか、返済割合
がいくら未満とか、そんな具体的な部分へのこだわりよりも優先して
地に足をつけて理解し。
目標到達までのプロットを組み立てていくのがよいと思います。
一度井戸端で聞いたような噂話などさっぱり忘れ、之まで目を背けて
いた不動産投資の現実を直視してみて下さい。
きっとネガティブな情報に混じってポジティブな事実も見えてきます。
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