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今年も12月を迎え、世間はにわかに
忙しくなる時期ですが、
年末は不動産業界にとっては動きの少ない、
休みの時期になります。
考えなければいけないのは、確定申告です。
確定申告は怖くない
まだ不動産投資をしていない人も、
今後挑戦しようと思っているなら、
ぜひ挑戦してください。
そんなに難しいものではありませんし、
税制に詳しくなることは、
不動産投資をするには必須です。
会社勤めの方は、特別な事情がない限り、
源泉徴収されていますから、
確定申告をする必要は一切ないです。
ですが、そうなっている理由は、
決して親切心からではありません。
サラリーマンから税金を取りっぱぐれないように
事前に多めに徴収している、というのが真実です。
税金の管理ができる人はお金の信用が高まる
不動産投資をしようと思っているのであれば
ご存知かと思いますが、一応話題にします。
年末調整という言葉、聞いたことがありますよね。
12月の給料が他の月より多いことに、
疑問を抱いたことはありませんか？
何を調整しているのかといえば、
所得税の調整をしています。
給与から所得税を天引きすることを
源泉徴収といいますが、それは各個人の状況まで
細かく考慮したものではありません。
人により配偶者のあるなしとか、
生命保険や個人年金のあるなし、
医療費の額に差が出ます。それら控除があるものを、
最終的に再計算して所得税の過不足を調整することを
年末調整といいます。
人により、意外とこの辺りで損している可能性が
実はあるんです。社員に優しい優良な会社なら、
会社の方からアクションを起こして教えてくれますが、
そうでないと言われなければやらなかったり、
そもそも経理担当が知識不足だったり、
なんてこともあり得ますから。
確定申告を自分ですることでその辺りの知識がつきますし、
サラリーマンにも関わらず確定申告をしておくことで、
金融機関の融資担当に、お金にしっかりしているという
印象を与えることにも繋がります。
そして、不動産投資を始めると、
この確定申告からは絶対に逃げられません。
しかも、申告漏れを指摘されると、
後からとんでもない額の利息を請求されます。
今から慣れておくに越したことはないでしょう。
ちなみに私は大学病院の医師でしたので、
色々な病院へ外勤に行ったり当直をしたり
していましたので、働き始めてからほとんどの年で
確定申告をしています。
その経験は、今になり非常に役に立っています。
まだ少し早いですが、実際に提出はせずとも、
年が明けたら早速挑戦してみることを勧めます。
白色申告であれば簡単ですから。
具体的には、国税庁ホームページに
確定申告書作成コーナーというページがありますから、
そこから言われるがままに入力するだけです。
確定申告 で検索すると、1番上に出てきますよ。
青色申告は難しくなるがお得になる？
青色申告を提出するとなると、若干難しくなります。
青色申告の方が控除がある分税金が安くなりますが、
帳簿を付けることを義務付けられます。
事業的規模で65万円の青色申告特別控除を受けるには、
複式簿記での帳簿作成が義務付けられます。
結構大変です。
10万円程度の青色申告控除を受けるなら、
白色申告の方がいいのではないかと
私は思います。
私は税理士さんに任せることにしました。
事業的規模になったら、所得にもよりますが、
税理士さんに是非管理を依頼しましょう。
餅は餅屋。
不動産投資に強い税理士さんを味方につけたいところです。
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