世界の金融市場は2014年末に掛けて調整期間へ突入か。

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一時は110円を超えた円安ドル高がぴたりと止まりました。それとともに株価
が大きく下がっています。日本も、米国も。

エボラ出血熱が米国で発生したためだとか、欧州の景気が低調であるからとか、
中国のバブル崩壊懸念であるとか、様々な理由が語られていますが。

結局のところ、米国がQE3を終了し出口戦略に突入していることによる調整が
発生しているだけであると僕は思います。

 

株式投資などにあまり詳しくない、興味のない方もいらっしゃると思いますが、
色々知ってみると金融の世界もなかなか面白いもの。

不動産投資をするにあたっての参考にもなりますし、場合によって購入すべき
収益不動産が見つかるまでの間の投資対象にもなります。

様々な知識を入れてステージアップを図るための一環として金融の世界を知る
ことも大切なこと。

 

今回は久々に、世界経済情勢と金融の世界の動向予測について書いていきます。

毎度毎度つける注釈ですが、僕は経済学者でも、金融のプロでもありません。
あくまで経験則からの個人的な考えであり、真実を語れているかは自分でも
分かりません。

あくまで素人の戯言であることをご理解下さい。

世界経済の行方はどうなる?

ダウ平均株価の下落は当然のこと

ニューヨーク・ダウ平均株価が上がりすぎていたんです。

2008年に起こったリーマンショックによる世界同時株安が発生してからつい
この間まで、米国は必死に金融緩和を続けていました。

今現在、黒田日銀がしているのと似たようなもの。いえ、それ以上にハードな
戦略を立てて遥かに大規模に行っていました。

ドルが世界経済の基軸通貨であるからこそできたことです。

 

FXをやっていた人なら覚えているかもしれません。延々とドル安が続いていた
チャートを。

来る日も来る日もドルが安くなっていく。ドルが世界最弱通貨となってしまう
一方通行の世界でした。

日本の場合、民主党政権が円高を容認してしまった隙をつかれてしまったとの
特殊な事情があり、それがとてつもない円高ドル安を招いてしまったのですが。

 

それとともに、米国の株価は急回復していきます。リーマンショックの衝撃が
一息ついた2009年の前半より、ダウ平均株価は一方通行で上昇を続けます。

時に上値を支持線で押し戻されたりはしましたが、景況感の良さもあいまって
2013年からは史上最高値を更新し続けました。

 

FRB(米連邦準備理事会、日本で言えば日銀のトップ議会みたいなものです)が
QE3を終了し、出口戦略へと突入をする頃に様子が変わってきます。

QE3を終了する、つまり金融緩和を終了するということはドルの市場への供給を
絞っていくということ。それは100%ドル高へと向かうということ。

現に、一時は1ドル70円台であった円高ドル安も、現在は1ドル100円を突破し、
リーマンショック以前の相場へと戻っています。

 

その頃日本では自民党安倍政権が誕生し、日銀の協力のもと異次元の金融緩和
が行われ、強力な円安圧力が働いたために急激な円安となりましたが、これが
なくとも恐らくは同じ結果であったのではないかと思います。

今よりは多少円高寄りであったとは思いますが、QE3の終了によりアベノミクス
関係なしに円安ドル高とはなっていた、と。

 

自律変動により正常化へ向かう金融市場

ここで一つ、日本の場合を思い出して下さい。

超円高により、日経平均株価は大幅に下落しました。これは、日本株は円建て
取引であることが理由。

株の価値は企業の価値日本円が高くなっても日本企業の価値が高まる訳では
ありません。

今や日本株も外国人投資家の売買比率の方が高いほど国際化しているのが実情。
円高により、円建ての株価は下がって当たり前なんです。

逆に円安によって株価が円建てで上がりましたよね。

 

米国ではここしばらくいびつな状況が続いていました。

円安ドル高へと一気に傾いたのは安倍政権が誕生した翌年2013年初頭から。
しかしダウ平均株価は最高値をつい先日まで更新し続けていました。

米国の景気が回復している、そんな理由でダウの上昇は見られていましたが。
ちょっとそれは普通ではありません。株高・通貨高が同時に起これば資産は
一気に膨らみます。

これはいわゆるバブルに近い。金融緩和の弊害です。

 

特にここ最近はドル高傾向が全通貨によって強まっていました。ユーロ圏も
金融緩和が決定され、ドル独歩高の様相。

ここへきて、ついにダウの正常化が始まったのだと。

26週移動平均線も完全に下抜けし、いわゆるデッドクロスが見えてきた以上、
何らかの思い切った政策が発表されたり、株価上昇に強力に寄与する何かが
ない限りは最高値から1/3~2/3の下げを覚悟するしかない。

どこで下げ止まったかで、今後の株価の動きが決定します。

 

報道では世界経済不安によるものとファンダメンタルズ的な解説がされては
いますが、別にサブプライムローン問題の発覚やリーマンブラザーズの倒産
などの特異的な問題は発生していません。

ここはテクニカルを信じるタイミングです。今の株安は、あくまで株の自律
運動の範疇である、と。

 

とはいっても、本当にどこで止まるかを予測する術がない以上、僕の言って
いることはせいぜい「下手に逆張りするな」程度にしか意味がありませんが。

 

日本の景気回復はもう少し先に

日本株もつられて少し下げるかもしれませんが、楽観視していいのではない
でしょうか? 何といっても日本はまだまだ金融緩和の真っ最中。

景気が回復する兆候も色々と見えています。

株価がちょっと下がっただけで国内メディアは大騒ぎしますが、上がった時
には何も言いません。これがどういうことであるか、よく考えるべきですね。

 

今回の話、金融に興味のない方には意味不明だったかもしれません。ですが
テクニカルとかファンダメンタルズとか、そういった考え方があることだけ
はしっかりと覚えておいた方がいいと思います。

できればその感覚についても。

何しろ不動産だって金融商品。株式や為替ほど大きく上げ下げしませんが、
基本的には動きは連動しているのですから。

 

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