インフレへの期待と不安。どちらにも対応できる投資でリスクヘッジを。

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僕は決してハイパーインフレが起きる、なんて可能性は万に一つも
無い、と思っているのですが。

心のどこかで、もしもそうなったら収益不動産に命を助けられるの
かもしれない、と感じているのは否定しません。可能性はゼロだと
信じていても、現実がそうだとは限りませんから。

遅々として改善しない日本のインフレ率に半ば諦めを感じている人
も多そうですが、どのような事象にも必ず終焉は訪れます。決して
固定観念に縛られる事のないよう、ご注意下さい。

悲観、楽観、どちらの方向も、極端が過ぎると是正される。世界の
絶対的法則です。

 

個人的には、どうせ偏るのであれば楽観的な考えに傾いた方が人生
楽しく過ごせるので、そちらをお勧めしたいですけどね。

人間、意識がどうあるかで見た目も変わるもの。将来を楽観視して
前向きな考えを持つ人間の方が良い顔になっていくもの。

もちろん状況によっては明るく振舞えないような心理状態へ陥って
しまう時もありますが、大抵の場合は時間が傷を癒してくれます。
もし時間で解決しなさそうならまずは病院へいきましょう。

せっかく上向きかけている景気も、悲観視して不安そうな顔をして
いたら落ち込んでしまいますし、全体が落ち込むならまだしも自分
だけ取り残される可能性もある。

万人が横並びが良い、との考えの日本人が、自分だけ取り残される
のは本意ではないのではありませんか?

不安要素が完全に取り払われるなんてどうせ無いのですから、周囲
から楽しそうな声が聞こえてきたならば、自分もそれに乗っかって
しまうといいでしょう。

 

しかし、逆向きの可能性は常に想定だけはしておくべきで。冒頭で
書いたように、経済の流れは物理法則と違っていつ流れが逆転する
か分かりません。

その中で「万に一つ」が起こって終了、では困ってしまいますよね。
ハイパーインフレがいざ発生し、家族が養えなくなってしまうのは
容認できません。

日本の医療なんて固定価格ですから、ハイパーインフレには極めて
弱い構造です。

そんな中、僕が収益不動産に保険としての役割を期待している部分
があるのは確かな話、であるという意味です。

仮想通貨の登場もインフレを誘発する要因になりそうです。

インフレ対策としての不動産投資

どちらかというと経済は「中心へ戻ろう」とする法則が働いている
ようなイメージがあります。ちょっと分かりにくいと思いますが、
ゴム紐を引っ張っている感じです。

あるところまでは弾性力を維持し、牽引力が失われると反動で逆へ
跳ね返る程度で済むものの、弾性限界を超えると破綻し伸びきって
しまい、使い物にならなくなる、ような。

 

語彙力が少なくて考えている事を説明できないのですが、経済には
「どこが弾性限界か分からない」という不確実性があります。

かつての日本の不動産バブルが急に臨界点を迎えて崩壊している事、
中国経済が肥大化しバブル構造となっているのは明らかなのにいつ
破綻するかは全くの不透明な事、など。

もっと身近なところだと、東芝株がどこまで下がるのか、それとも
破綻して使い物にならなくなるのかは分かりませんよね。シャープ
の時だって狙って底値で買い上げられた人は少ないでしょう。

 

若い頃に加入する保険と同様です。20歳、30歳の人が結婚や出産を
機に生命保険へと入るというのは珍しくないでしょう?

統計的に考えれば、保険金を受け取れる可能性は相当に低いはず。
20歳、30歳の死亡率を見れば誰でもこう思うでしょう。無駄になる
だろうな、と。

それでも生命保険に加入するのは、万に一つを考えて。もしも何か
起きたら、と心のどこかで思っているからこそ、加入する。

 

ハイパーインフレも、ほぼ起きません。少なくとも昨今の日本では
起きる理由が殆ど見当たらない。残された可能性も、あまり現実的
ではない事態であり、想定する理由にはなりません。

が、想像を絶する非現実的な事態が起こらないとは限らない。僕に
とって、東日本大震災、及び福島原発事故はそれでした。

不動産投資をスタートする事になったのも、その非現実からの一連
の流れを汲んでのもの。

 

そんな経験から投資に取り組み始めている僕は、万に一つの可能性
を無視した生き方はできませんで。

不動産投資にハイパーインフレ対策の意味合いをほんの少しだけ、
期待しています。

 

金融リスクには備えが大切

地震保険などとも同じと考えていいでしょう。最近も5年経過して
地震保険の更新が必要になるのですが、その金額80万円弱。1棟分
でこれですから、結構痛いです。

けれども、地震保険に入らない理由はありません。もし加入をして
いない場合、一つの地震で全てを失うかもしれず。僕が物心ついて
から大きな地震は幾度となく発生していますから。

 

世界経済の危機だって、7年おきくらいに起きてるんです。その度
に日本も大きな影響を受けています。今後も過ちが繰り返されるの
は火を見るより明らか。

その中で、日本でハイパーインフレが起きないとは限りません。

ハイパーインフレでなくても、順調にインフレが達成された時には
不動産の所有は多くの恩恵をもたらすでしょう。今の政策が続く間、
収益不動産は簡単に手放さなくていいように思います。

 

不動産でなくても構いません。何らかの対策を立てるよう、お勧め
します。単なる労働者でなく、資本主義に則って行動するのが重要
です。

 

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