世界の安全保障に懸念。回復しつつある日本経済を持ち上げるには?

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世界経済が動き始めていますね。それとともに、安全保障面での懸念が
増大しています。ウクライナ然り、ISIL然り。

日本も自衛隊の海外派遣に関する恒久法の制定が着実に進んでいます。

 

僕は本気で大きな戦争が近いうちに起こる可能性があると思っています。
それも、年内にも。

既に小競り合いを超えた紛争が各地で発生しています。米軍は近いうち、
中東に陸軍を派遣することになるでしょう。欧州もISILに集中したいと
思ってウクライナと停戦合意しても、治まる気配がありません。

本格化するのは2016年だろうと思っていますが、2015年中に戦火の渦が
拡大し始めるのは相当に高い確率ではないでしょうか。

正直なところ、もしそれが第三次世界大戦へと発展し、私たちの多くが
映画や本でしか知らないような過酷な世界情勢へと変化したとしても、
日本が連合国側にいることはほぼ間違いなく。

世界各国の軍事力を鑑みるに、どのような戦争となったとしても勝利は
連合国側にあることは確実です。

本気の戦争で、アメリカに勝てる国は地球上に存在しないのですから。
たとえ全世界対アメリカとなっても、アメリカの方が軍事力がある。

加えてアメリカも戦争をするならできる限り有利な状況を作りたいとの
思惑がありますから、NATOと敵対するようなことはしないでしょう。

米軍とNATO軍の連合軍が敗北するような状況は、少なくとも2015年から
2016年にかけては考えられません。

 

日本がそこに入るならば尚更、です。たとえ直接的に軍事力を行使する
ことがなかったとしても、世界大戦へと派生したならば資金や物資援助
で日本は関わらざるを得ない。

どのような反発があろうと安倍政権はそうするでしょう。

日本国内において戦争被害を不安視する必要性は、一切無さそうです。
敢えて注意するとすれば、国内テロでしょうか。それも警察と自衛隊が
一丸となって訓練を進めています。

戦時となった時のことは政府と現場に任せ、私たちは日本経済の復興の
ために尽力を尽くすべき時、です。

自衛隊への好感度は過去最高の92%だそうです。

日本経済に回復の兆しあり

その日本経済ですが、個人消費の低迷は続いているものの、賃金支給額
はようやっと上昇の兆しが見え始めています。

実質賃金について前年同期比の比較をすれば消費税が増税された分だけ
下がるのは当然です。実質賃金の推移の比較に関しては4月以降が本番、
といったところでしょう。

このまま賃金が上昇する流れが継続するならば、遅かれ早かれ個人消費
も回復してきます。

懸念材料は再来年4月の消費税増税

 

とはいえ、消費税の再増税までまだ2年以上あるわけで。この調子で賃金
の上昇が続けば、消費税増税で景気回復にブレーキが掛かったとしても、
むしろバブルを抑制する調整弁となってくれるかもしれません。

好意的に解釈しすぎているかもしれませんが……。

 

とりあえず、一つ言えることは徐々にアベノミクスによる経済効果が波及
し始めており、景気回復局面に入りつつあるということ。

TVや新聞の報道をぼけーっと眺めていると、18ヶ月連続で実質賃金が低下
しただの、貿易赤字が過去最大だの、個人消費が低迷しているだの、景気
が悪くなっているかのような印象操作ばかりが目に入り。

あたかも日本経済は悪い方向へと向かっており、お先真っ暗であると洗脳
されてしまいそうですけれども。

 

景気の気の字は気分の気。悪い悪いと思っているとたとえ本当に悪い方向
へと向かってしまいますし、たとえ景気が良くなっても自分だけが悪いと
思い込んでしまうことで損をすることとなります。

これから良くなっていくのだ、将来は明るいと思ってポジティブな思考で
皆がいることで景気は底上げされますし、得するチャンスを逃さず掴める
ようになります。

まず間違いなく景気は回復に向かっているのですから、悲観的にならずに
世の中にお金を回すことを考えましょう。

 

ほんの少しでいいですから。

不安により貯蓄へと回ってしまっているお金が少しずつだけでも市場へと
還流されることにより、自分のところへ流れてくるお金も増えます。

一度のベースアップで増える賃金の額なんてたかが知れています。ほんの
少し貯蓄に回すお金を増やしたところで大して貯蓄は増えないのですから。

ローンを抱えてない方。投資用の資金を貯める必要のない方。十分な資産
を抱えている方は、将来のインカムを増やすと思ってお金を使いましょう。

 

尚、ローンを抱えている方は誇りを持って、倹約に励んでよいと思います。
受けた融資金額分だけ、景気に貢献していますので。

 

個々の行動の結果がすべて

世界の安全保障がどうなるか、第三次世界大戦が本当に開戦するのかは、
その時にならなければ分かりません。

ですが、大きな安保問題が発生しようとしなかろうと、一つだけ確かな事
があります。

それは、世界経済の牽引役は日本であるという事。

 

日本は苦境の時こそ強い国。これまで日本はどれほどの国難があろうと、
乗り越えて国を存続させてきました。

伊達に世界最古の歴史を誇る皇室を抱えていません。

 

これから2年間、多くの苦難が待ち構えていると思います。荒波を超える
原動力は、私たち国民に他ならない。

何としてでも私たちの手で景気を回復させ、私たちのために住みよい日本
を作りましょう。

不安の煽りに負けず、強い精神力で日本の明るい未来を信じるべき、です。

 

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  1. ありがとうございます☆

    私は完全に直感や気分で、

    「日本の将来は明るい~!」

    「景気は良い、というか、良過ぎ!」

    と言ってきました。

    きりのきさんが理路整然と説明されているのを拝読し、

    「激しくその通り!」

    と思いました。

    特に、

    「消費税再増税がバブルを抑制する調整弁」

    という箇所は、心の奥底でぼんやり考えていたことを活字にしていただいた気がして、

    とてもスッキリしました!!

      • きりのき
      • 2015年 3月12日

      コメントありがとうございます。記事はお楽しみ頂けて
      おりますでしょうか。

      統計値も徐々に良い数字が出てきていますね。政治的な
      絡みやセンセーショナルな内容で目を引くためにデータ
      を悪く読もう読もうとする人は常にいますし、専門家が
      あんまり盲目になるのは怖いのでそれはそれで良いとは
      思いますが。

      素人レベルでは、良い方向に向かっていると思っている
      方が結果は良くなる気がします。

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