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こんにちは、きりのきです。
先日、不動産の決済を一件行いました。
とはいっても、医療法人の土地取引(更地)であって、新しく収益
不動産を購入した訳ではありません。新しい収益不動産も欲しいと
思っていますが、環境がまだ許しませんね。
次に購入するとしたら、医療法人からまともな給与を自分へと出す
事ができるようになってから、と思います。しばらくは役員として
ただ働きする予定ですので、少なくとも1年間は不可能。
役員報酬、決算期にしか上げられませんから。
しかも、僕は外に収益不動産からの収入や、他の病院からの収入も
今後も発生する見込みで、ベースの所得が高くなっています。自分
のところから貰っても、納税額が伸びるばかり。
先に、従業員の数を増やしたり待遇を良くしたり、他の役員の給与
を増やしたりするのが効率的で、優先すべきところ。
果たして自分の給与を出せるようになるのはいつの日か。達成には
最低で3年は必要かな、と想定しています。
閑話休題。
そう、不動産取引を久しぶりにしたのですが、やっぱり実に面倒だ
と感じました。こんな面倒な事、何度も繰り返しやりたくないです。
ただ提示された不動産を購入しただけなんです。不動産業者が話を
持ってきて、価格交渉を大きくするわけでもなく。しかし結果は、
えらく時間が掛かって面倒でした。
たかだか1000万円の土地を買うためだけにこの労力が必要となると
ちょっと割に合いません。必要ですしちょうど欲しかったので購入
しましたが、できればまとめてどんと広い土地を買いたいもの。
ですが今は土地の所有権が細かく分散されてしまっているために、
広い土地を確保するには一つひとつ交渉して買わなければならず。
領土を広げるのは大変だなと。
交渉、資金調達、重要事項説明、売買契約、金消契約、日程調整、
決済と、僅かな時間をやりくりしてやらなければいけませんから、
仕事内容の割に負担も疲労感も大きい。
できればぼちぼち、この辺りの面倒な事は誰か任せられる人物へと
丸投げをしたくなります。
許容できる手間と労力に個人差
それを考えると、例えば区分マンション投資でいくつもの収益物件
を抱えている方はすごいな、と。
200戸以上を所有されている方とメールをやり取りしたことがある
のですが、不動産の売買にかけた時間や労力は大変なものだろうと
思います。
繰り返しているうちに効率良くなっていくのでしょうけれど、より
複雑にもなっているわけで、金融機関との交渉も手間が増える一方
になっていきます。
それらを管理するだけでも一苦労どころか、本当に一人でできるか
という点から疑問が生じます。
相当に管理に長けた能力の持ち主でなければ、漏れや抜けが多発を
してしまうでしょう。納税通知だけでも一体いくつくるのやら。
書類を一つでも漏らしてしまうと、それだけで大事に発展します。
消防設備なども物件ごとのチェックが必要で、システム化を徹底的
に確立しなければミスが多発するのは容易に想像できますね。
区分マンションを200戸持っていますと、ぱっと聞くとすごい、で
感想が終わってしまいそうですが、その実をしっかりと想像すると
とんでもない事をしているのだと気が付きます。
こちとら1件売買を終わらせるだけでうんざりだというのに。
世の中には適正、との言葉があり、僕にはこのような複数の物件を
売買、管理する能力は足りていませんで。
自分でやらなければいけない間は、できるだけ手間を少なくしよう
と最初から考えて行動していました。もちろん最低限の仕事はする
のが当然です。全て丸投げではうまくいきませんから。
それが、1棟マンション投資に繋がりました。一度の取引で多数の
部屋が手に入るのは極めて効率的で、魅力的。節約ができた時間を
自分の好きな事に割り当てられるのは、本当に大きい。
一度の決断で大きく物事が動いていくのも良かったです。一つずつ
やっていたら、途中で決心が鈍ってしまったかもしれません。
逃げ場を封じた事で、覚悟するしかない環境に身を置く事で、目の
前の問題と向き合えるようになったのは確かだろうと思います。
自分に総合的に合った手法を
向き不向き、は生きていくうえでとても重要な話。男女差別だとか
で問題になるのも、かなりの部分で向き不向きからそうなっている
だけだったりします。
不向きで且つあまり好きでもない仕事をやって過ごすのは、人生の
損失でしかなく、不幸です。価値観の押し付けはしたくありません
が、一般的に見てその状況はあまり良いとは思えないでしょう。
止む無くそういった状況下で仕事をされている方もいらっしゃると
思いますが、止む無く、との言葉が表す通りで。変えられるなら、
変えた方がいいように思います。
自分で自発的に行動し、判断し、決定をする事業の場合はなおさら、
不向きで好きでもない仕事を選ぶなんてあまりにも非合理。
であれば、副業は手間の掛からない手段でこなしつつ、向いている
仕事、好きな仕事に時間を割り振っていくのが良いでしょう。
ただしその分だけ金銭的効率は落ちますから、時間、労力と経済性
のバランスを間違わないようにしなければいけませんのでくれぐれ
もご注意下さい。
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