いつも応援ありがとうございます。
毎年のことですが、お盆というのは本当に
世間の動きが止まりますね。
GWとか年末年始はカレンダー上も赤い文字で
数字が書いてありますからいいんですが、
お盆は完全に平日です。
僕は完全に暦通りの生活ですから、平日なのに
世間の動きが止まっている、というのが
じれったく感じます。
医師としての仕事はむしろ忙しくなります。
普段仕事をしている人が休みだからと受診に
来るのもありますが、お盆は多くの診療所が
休みを取るので、空いている病院に患者さんが
集中してしまう。
結果、普段よりも忙しさを増してしまう。
なのに、世間的には止まっている。
いつもはぎゅうぎゅうの通勤電車もこの時だけは
非常に空いています。いいことですが。
銀行さんや税理士さん、管理会社さんなんかも
お休みですから、お願いしたことの結果が出るのは
お盆休みが明けてしばらく経ってから。
仕事が山積みでしょうから、なかなかすぐに連絡を
もらえたりはしません。
自分の感覚がおかしいのは分かっていますから、
決して文句を言ったりはしません。
お盆明けになってしまいますが、と言われても
急いでないので全然大丈夫ですよと快くお伝えします。
でも、やっぱ早く回答が欲しいなぁ、
と焦れてしまいますね。
テストの結果が微妙で、早く結果が知りたいと
思う時と同じ気分。
あんまり気持ちいいものではありません。
日本の不動産価格は日本経済だけでは決まらない
お盆で仕事的には動きがありませんから、
ちょっと今回は金融・経済動向の確認でも
しておきましょうか。
世間が止まっているように思えるお盆でも、
やっぱり時間は動いています。
所有不動産で問題が起きれば連絡はきますし、
災害も休みだからと遠慮してくれません。
ニュースは新しい話題が次々飛び込んできます。
先日の12日にも、日本の4-6月期GDPが発表されました。
前期比プラス0.6%、年率換算プラス2.6%と、
民間予想よりは低いものでしたが、元々規模の大きい
日本経済にとってはまあまあの結果といえるでしょう。
まだ消費税をどうするかについて、安倍総理は言及しては
いないようですが、果たしてどうなるのか。
ここ1ヶ月の間には判断が下るでしょうから、
その時を待ちましょう。
今注目すべきは、やはり中国経済です。
ニュースで聞いたことがあるかとは思いますが、
現時点で公では中国がGDP世界第二位。
日本は中国に抜かれアメリカに次ぐ世界第二位の
経済大国の座を譲りました。
中国経済が破綻する、バブルが弾けるといわれて
数年経ちますが、未だにそんな気配はないじゃないか、
まだまだいける、と思う方もいるかもですが。
残念ながら、すでにバブル崩壊は始まっています。
中国のバブル経済はどうなる?
ピークは北京オリンピックでした。
あの頃の上海総合株価指数は6300でしたが、
今は2000前後を行ったり来たり。
最近はシャドーバンキング問題が大きく取り上げられて
いますが、それ以上に問題なのはGDPの内容です。
そもそも公表されているGDPの値そのものが
信用できないというのもありますが、それを言うと
何も議論ができませんので、とりあえず信用するとして。
中国のGDPのうち、半分弱が不動産関連です。
何処かからかお金を用意し、そこらじゅうに建物を建て、
その工賃や不動産の取引がGDPに大きく反映されいます。
中国の一般市民にはお金がありませんので、
購入するのは投資家。
不動産投資が中国のGDPの大半なんです。
別に不動産市場が健全ならいいんですが、現地は日本では
考えられない状況となっています。
高層ビルがいくつも建っているのに入居者は誰もいない。
新築のゴーストタウンが、中国の至る所にある。
「中国 ゴーストタウン 画像」で検索してみて下さい。
購入する投資家は、騙されているんですかね?
入居者がいないので利回りは当然0%。
しかも中国は不動産を購入しても、あくまで政府から
70年間の使用権を借りるだけ。
こんな状態がまともでないことは誰の目から見ても
明らかで、経済がおかしくならないはずがない。
対中投資も大幅に減少しており、中国経済が早晩
崩落するのは間違いないところでしょう。
中国の2つの予測される方向性
いつ頃どうなるのかについては予想する方法がないので、
常に身構えておきましょうとしか言えませんが。
中国に関して二つの懸念があることだけは確かです。
一つは単純に経済が崩壊すること。
日本のバブル崩壊とは比べ物にならない規模の危機が
発生します。
中国からの投資は少なからず日本経済、日本の不動産価格に
影響を及ぼしていますから、一時的に市場が不安定に
なるのは否めません。
もう一つは、紛争の発生。
中国は経済が崩壊してしまえばあちこちで暴動が起こります。
そうなると、現在の中国共産党体制の危機。
ですから、そうなる前に国民の目を逸らす目的で
国際紛争を発生させる可能性があります。
どことの紛争になるかは分かりませんが……。
もしかしたら、日本かもしれません。
隣国で紛争が起きれば、日本も影響を受けざるを得ない。
地政学的リスクと捉えられ、市場が動揺することは
間違いありません。
リスクの果てにあるもの
紛争は起きてほしくはないですし、起きるべきではありません。
しかしいずれにしろ、中国のリスクはある一つの事実を
示しています。
再び、買い時は来る。
中国リスクだけではありません。市場は材料を常に探しており、
何かしらの理由をつけて暴落、高騰を煽ります。
どちらかへ一方通行のトレンドが永遠に続くなんて
ありえないこと。日本が存続する限り、日本の不動産を
購入するチャンスは来ます。
資本主義が続く限り、これは変わらない。
だからこそ、今のうちにその時に備え、属性を高めましょう。
待ち望んだ買い時が来た時に資金が無くて買えなかった、
融資を受けられなかった、なんてことがないように。
チャンスを逃さないように準備をして下さい。
準備ができる人が、運が良いと羨望される存在足り得ます。
今回はいつもと違い、現在の金融・経済について
表面上の分かりやすい部分だけ書きました。
反響が良ければ、より深く読み解いていく記事も面白いかな、
と思っています。
もしよろしければ、感想を下さいね。
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