自分らしさを大切にすることで高まる魅力

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僕は「見合っているかどうか」という点を、かなり重視しています。
「歳相応」だとか「らしさ」だとかそういった意味合いです。

服装なんかではよく言われる話ですよね

無理して若作りをすると違和感が出てしまいかえって老けて見える、とか。
逆にそれなりの歳なのに安物を身に付けていると貧相に見える、とか。
男らしい、女らしい、という昔ながらの枠組みも好みます。

もちろん、時代の変化によりスタイルも変わっていくものですから
「伝統を壊すな」は滑稽だとも思っていますが。

 

「らしさ」とは「伝統的に具体化されたもの」ではなく「それを象徴する魅力」
であり、非常に抽象的なものだと思うんですよね。

伝統文化でもその魅力を壊さずに新しいものを導入することで
時代に即したより魅力的なものに昇華していきます。

例えば日本の伝統的な食文化の一つである寿司も、新たな食材が導入を
されたり回転寿司なるものが開発されたり、また冷凍技術の発達により
味などの向上が図られたりしています。

そこに寿司らしさ、寿司としての魅力が残されているからこそ、
現代に至るまで幅広い支持を集め、また海外ですら人気を集める
料理となっているのではないでしょうか。

 

ではこうした「それを象徴する魅力」を維持できなかったらどうなるのか?

人知れず、消え去るのみです。

 

「らしく」あることの重要性

日本に限らず、伝統芸能のジャンルでは時代の流れで消失の危機に
直面しているものは多い。

時代の変化についていけなかったからか、一時的な流行に過ぎなかったか、
表面上は同じことをやっていても時代が流れるうちに本質を見失い、魅力を
自ら捨ててしまっていたかのいずれかなのでしょうか。

 

中でも一番無残なのは、3つ目のもの。

伝統文化というものは補助金漬け、利権の塊として生き残っているだけ
なんてものもあります。

補助金を付けることが悪いこととは思いませんが、そこにしがみつかなければ
生き残ることができないようなものを残しておいてどうするのだ、そんなこと
よりももっと大事なことがあるだろう、とも思います。

自らの魅力を捨て去り、欲の塊となってしまったものがどれほど醜いものか。
誰しも一度はそのような嫌悪感を何らかに感じたことはあることでしょう。

 

医療の世界にもいます。課せられた使命を忘れて金のことだけを考えて
病院を経営しているような人物など。

同じ業界の人間として強い嫌悪感を感じます。
資本主義の宿命なんでしょうが……。

いつの日か、こういった方々にも因果が訪れる時が来るのでしょうか。

 

と、ここまではとても壮大な話ですが、この先は急にスケールが小さくなります。(笑)

個人も「相応の魅力」を維持していなければ、前述の伝統文化のように
時代の洗礼を受け、流されてしまいますよ、というお話がしたいんです。

話が脇へ脇へと逸れてしまうのは僕らしい部分ということで、勘弁して下さい。

 

一言で言うならば、不動産投資家となるなら不動産投資家らしくならなければ
それ以上は上へと上がれないし、長持ちしませんよ、と。

ビジネスマンらしくネクタイ締めることが増えました。

自分らしさをはっきりと意識する

とはいっても不動産投資家らしさとは何かと言われると、画一的なイメージが
あるのではありませんので難しいところ。

それにまだスタートする前、あるいはスタートしたばかりでは、不動産投資家
として見栄を張るのも「らしく」ない。

しかし、それまでと同じままでいる訳にもいきません。

 

僕であれば、医師と経営者とでは大きく存在が異なります。

病院は多くの場合医師が経営をしていますが、医師はビジネスの観点で
医療を見ることができる人物は少なく、わずかな変化ですぐに経営難に
陥ってしまったりします。

医療は非営利原則ではありますが、ビジネスの観点を捨てていては経営は
成り立たず、閉院となれば多くの失業者を生む結果となります。

絶対に許容できることではありません。

それを防ぐには「医師らしさ」と「経営者らしさ」を併せ持たなければいけない。
「らしさ」という魅力を保つだけでかなりの労力が必要です。

 

サラリーマンもまた経営者とは大きく異なります。

雇用される側とする側では雇用そのものに対する意識が大きく異なるのは
日々のニュースでも感じますし、実際に感じている方は非常に多いのでは
ないでしょうか。

今の自分が経営者、投資家らしくなるためには何が必要かを、
よくよく考えなければならないでしょう。

 

以前書いたことと関連して、ここでも意外と「形から入る」タイプの人が
成功しやすいのかもしれません。

意思の力に期待するよりもビジネスから逃げられない環境作りを。

恰好一つで人から受ける印象は変わるものですし、ビシッと服装を整えれば
それだけで自分の意識も変化します。

僕も最近はビジネスの話をする時は着馴れないスーツを着るように心掛けています。
普段着る機会がほとんど無いのですが、いつまでもそんなことを言っていては
ビジネスに関わる人間らしくなれませんから。

 

僕はまだまだ不動産投資家としては半人前ですので不動産投資家らしさとは
何かは未だ見えていません。

一流の投資家を観察し、自分で実践を続けることでいつかイメージが掴めると
良いのですが。不動産投資家らしさを理解し、身に付けなければ僕も長くは
続かないかもしれません。

その他に、医師らしさと経営者らしさを融合したイメージも併せ持たなければ
いけませんし、学ぶことだらけですね。

引き続き理想の自分を目指して努力を惜しまず続けようと思います。

 

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