継続できる努力の積み重ねをするために大事なこと

この記事は3分で読めます

いつも応援ありがとうございます。



 

今年の春闘は、ここ2年に比べれば労働者側に厳しい結果となった
ようですが。

それでもベースアップが多くの企業で行われたり、非正規労働者の
時給引き上げが決定したりと、個人的には悪いというほどではない
ように見えます。

世界経済が沈む中、保守的な日本企業が賃上げを決断するなんて、
今まであったでしょうか。

 

これが実効性のある賃上げとなるといいですね。大切なのは、月収
ではなくて年収です。

多くの企業でボーナスが採用されている日本では、ベースアップに
こだわりすぎると業績が落ちてボーナスが減り、年収は逆に落ちる
なんて話は珍しくなく。

賃金を払う側も受け取る側も、何が大切なのかを明確にした交渉を
今後も続けて欲しいもの。

個人的には労組なんて解体して、完全年俸制とし一人ひとりが企業
と交渉するようにした方が労働者の立場は強くなるだろうと思って
いるのですが。

その為には雇用関連法などが改革されなければ難しく、今すぐには
実行できるような類の話ではありません。

ただ、現時点でも労働者は一人ひとりが、どうやったら年収の上昇
に結びつくかをもっと意識して仕事に励むべきとは思います。

賃金に不満があるのなら。企業が稼げなければ、労働者が得る賃金
が増えるはずも無い。企業利益の源泉は、結局のところ社員個々の
努力の集合です。

 

集合だからこそ自分だけがんばっても大して意味が無い、と感じる
方は少なくないかもしれませんが、その思考は世の中の基礎研究や
募金などあらゆるものを否定するのと同義。

努力する人が多ければ多いほど結果が良くなるのが集合という存在
なのですから、求める結果があるのに実行しないのは怠惰を貪って
いるだけに過ぎません。

本業においても、ぜひ企業の業績向上を見通しながら仕事に励んで
下さい。それは必ず自分に還ってきます。

もちろん、広い視野を持って。

楽しいからこそ続けられるもの。

貯蓄も節約も努力の集合

努力の集合といえば、貯蓄とか資産もそうです。

最初は誰もがゼロなんです。隣を見ると家が資産家だったり財産を
相続したりで努力せず大金を持つ人物が見つかるかもしれませんが、
それは前の世代がより広い視野で努力を集合させた結果。

財を成すにも一族の努力の集合が重要となります。

 

投資をするにしても元手が必要なのは言うまでも無い話。不動産に
限っては金銭資産が少なくとも投資をスタートさせられるものの、
自己資金があるに越したことはありません。

いかに投資のための資金を集めるかが、投資で資産形成をする為の
第一歩である事に異議がある方はいないでしょう。

本業収入を上げる努力とともに、節約をする努力、副業収入を得る
努力など、複数種類の努力を集合させてあげると貯蓄をするという
目的は達成しやすくなるはずです。

 

これまでは比較的、収入を得る努力をする事に傾倒した話を続けて
きました。収入の3つの柱など。

しかし、いくらインが多くてもアウトが多すぎれば貯蓄はできない。
高収入でも貯蓄が無い人間は数多く見てきましたが、共通点は節約
に無関心である点。

貯蓄をする気が無い人は全くそれでいいのですが、節約に無関心の
ままお金が無いと嘆いている人もいて。

 

お金を貯めたいなら、節約は必須です。どれほど高収入であっても。

細かな節約の努力が預貯金口座の数字を増やす源泉。節約は今から
でも決して遅くはありません。

今日から節約に励みましょう。

 

皆が楽しみながら継続できる事が大事

固定費を削減するのは最も重要で、誰しも実践していると思います。

最近可能となった固定費削減は、電力自由化です。光熱費が1割程度
下がるだけで、年間数千円から1万円程度は節約になるでしょう。

通信費は大きく節約できる可能性を秘めています。家族が多ければ
掛ける人数分の固定費となっている、宝の山。

大手通信事業者であっても節約手段は存在しますので、早いうちに
再検討しましょう。

 

子供のいる世帯にとって最大の問題点は、教育費です。特に幼児期
の教育費にお金を掛けすぎている家庭が中~高収入世帯にいます。

幼児教育、大切です。我が家でも大事にして、お金を掛けています。

が、幼児教育以上にその後の教育が重要です。本当にやりたい事を
子供が見つけた時にしっかりとお金を出せる体制を整えておく方が
幼児教育にお金を掛けるよりも重視すべきと思います。

 

幼児教育にお金を掛けすぎると、付き合いのある家庭の経済レベル
が上昇し、月謝以外のお金が急激に上昇します。

いわゆるママ友付き合いにお金が大変掛かる。昔から言われている
話ですが、現実です。

月謝が払えるからといって安易に高額な幼児教育を選んでしまうと
大変な目に合いますのでご注意下さい。

 

節約の努力で一番大事にすべきなのは、家族で楽しんで節約をする
ということ。

例えば我が家では、僕が趣味として料理を始めて、外食費を含めた
食費を減らしつつ、子供の食育に励んでいます。作ったものは翌日
の子供のお弁当などにも使ったり、一石三鳥。

僕は楽しめて、妻は楽ができて、子供も美味しいと喜んでくれて。
家族全員が嬉しいからこそ、続けていられる。

苦しい節約なんて、続きません。ダイエットを苦しくて諦めた経験
はありませんか?

 

前述の幼児教育にしろ、子供が楽しくなかったら行かせても全員が
苦しいだけ。お金を掛ける意味が無い。

不動産投資にしても、苦しいと感じていては続けられません。全て
は楽しむ事が第一。

継続は力なり。継続するには楽しみを見つける事こそが最善手です。
貯蓄も同じく。収入アップも、節約も、その中に楽しみを見つける
ことで成功率は飛躍的に上昇します。

 

宜しければブログランキングも応援クリックお願いします。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. 共働きとするほどのメリットがあるかどうか。
  2. 頑張っても頑張っても悩みは尽きません。それが楽しいのですが。
  3. 静かなときもあれば荒れるときもある。
  4. 増えすぎる前に対策が必要です。
  5. 安全第一のためには常に足場作りが大切です。
  6. 一つひとつ、じっくりとやっていくのも大切です。
  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

このサイトについて

不動産投資を中心に、金融・経済、そしてビジネスについてコラムを書いています。

きりのきについて


人気ブログランキング参加中です。お楽しみ頂けたら応援お願い致します。



楽待不動産投資新聞様にて時々コラムを書かせて頂いております。

2014年4月不動産投資を始める際に最も重要なリスクヘッジの仕方。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る