変わる相続税制度。面倒事になる前にすべきこと。

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昨今、相続不動産についての変化が大きく出ています。

先日のニュースでは、相続税の制度が変わる、との動きが出ている
との内容でした。住宅は配偶者が継承し、分配から切り離される、
と。

 

土地や古くなった建物などは、金銭的な評価はできても実際のお金
などに比べてその価値は不安定で、また流動性も柔軟性もなく相続
の不公平感、また次世代の混乱の温床になっていました。

また、自宅があってもお金が無く収入を得る手段のない高齢配偶者
が生活困難となるのは目に見えており、社会保障費が増大する原因
にもなっていました。

 

子が親の面倒を見なくなっている今の時代、子の取り分を減らして
でも配偶者に多く配分するのは当然の流れかもしれません。

しっかり親の面倒を見ている人間にとっては、親の取分が増えると
介護負担分が減り、不公平感が軽減しますので、ありがたい話です。

使い込みをしているのではと勘ぐられたりして嫌な思いをする事も
増えてしまいそうではありますけれども。

 

また、その前には相続人不明の未登記の土地が全国に多発していて
問題である、との報道が多く見受けられました。

管理者が不明で周辺住人に何らかの被害が及んでいるケースもあり、
早急に対策が必要である、と。

こちらも国土交通省や法務省が動き、調査に予算を計上をするなど
対策が進む可能性があります。国としても大事な税収減である固定
資産税が関わりますので、見過ごせないのでしょう。

 

人間はいつか必ず死を迎えますから、高齢人口が激増している日本
においてこれから同じような問題が次々と増えていくのは確実です。

政府もそうした見通しが明らかであるからこそ、対策に本腰を入れ
始めたのだと思います。

相続はトラブルにもなりがちであり、私たちにとって決して他人事
ではありません。将来の家族の絆を壊すような禍根にならぬよう、
早めに対策をした方が良さそうです。

子供たちが相続で争う様子など想像もしたくない

不動産相続は面倒の素

法人は、相続の問題回避に大きく貢献します。

何と言っても、金額上の不公平さをゼロにできるからです。

 

個人の持つ土地や建物は、前述の通り評価額上の金額はあっても、
本当にそれだけの価値があるものか分かりません。

いざ売却しようとしたら誰も手を挙げてくれず、むしろ固定資産税
が発生するだけの負の遺産になりかねない。

個人の不動産所有には、こうした負の側面が裂けられません。地方
であればあるほど厳しくなります。今でも、親から相続した土地を
手放したくても手放せず悩む人は数多くいます。

 

逆に価値ある土地の場合、相続争いになってしまうかもしれません。
それが収益不動産であれば猶更で。安定した家賃収入が期待できる
のであれば、多くの相続人が欲しがるでしょう。

それこそ現金以上に。何しろ、相続時の評価額は同じであっても、
家賃収入というプラスを見込めるのですから、実質的に額面以上の
価値があります。

確実に、争いごとの種になりますね。

 

しかし、そうした不動産も法人が所有しているものであれば、何の
障害もありません。

株式とかそういった形でぴったり等分ができるのは、相続での争い
を激減させるでしょう。

残念ながら、自宅だとかそうした部分の問題解決には全くならない
のですけれども、しかしそれは今回の配偶者優遇によってある程度
解消はされます。

 

私たち不動産投資家にとって、将来的に気になるのは収益不動産の
配分です。子供たちが争う姿など想像もしたくない。

かといって、もし複数の収益不動産を所有していて平等に一棟ずつ
分けようとしても、たとえ評価額は同じでも全く同じ不動産は存在
しませんで、不公平が生まれます。

ですが、収益不動産が法人所有であれば、株式や利益配分を均等に
配分できますので極めて公平です。発生した収入は、法人の定款に
則って分ければいい。

 

収益不動産を持つ人間としては、子の世代にそれを継承する可能性
が出てきたならば、可能な限り法人へと移して平等な配分ができる
ようにしておきたいところです。

 

相続トラブルを無くすために

もし法人へと移行できないようであれば、相続が発生する前に売却
して現金化しておくのが賢明でしょう。

とはいっても、自分の命がどこまであるか分からない以上、法人へ
移行できるうちに移行しておいた方が、後の憂いは無くなります。

そもそもある程度以上の経営規模であれば、法人所有の方が経営上
も有利であり、法人を避ける理由は多くありません。

 

ただ、一物件一法人で多数の収益不動産を抱えるのは、自分で管理
できている間は良くても相続時に嫌がられるかもしれませんね。

資産の構造が複雑すぎて全て把握するのが困難となり、トラブルを
抱える原因になりかねません。もし既にそうなっている場合、事前
に何があっても良いようなまとめを作っておくべきと感じます。

 

相続トラブルは僕も当事者に近く、ストレスが半端ではありません。

近しい人間の嫌な一面や面倒な人間関係とは極力関わりたくないと
思っていても、逃げられないのが相続問題。

せめて、自分がその発生源にならないよう、日ごろから気を付けて
おくのが収益不動産を所有する人間のマナーと思います。

僕も現在は個人所有ですが、落ち着いたころにはお金が掛かっても
法人へと移行をしておきたいものです。

 

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