確定申告の季節近づく。内容を見て思うことはありませんか?

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いつも応援ありがとうございます。



 

今年も確定申告の時期が近づいてきまして。

確定申告ネタを記事にするのは風物詩。ネタ切れを起こしやすい僕ですが、
この時期は少し安心していられます(笑)。

 

1月半ばに早速税理士さんへと資料を送付しました。早期の事務処理はとても
重要です。税理士さんも仕事がやりやすくなりますし、不足資料があり後で
慌てるなんて事態も少なくなります。

不動産投資を始めたばかりの頃はまだ慣れずに後から追加資料を求められて
いましたが、最近はそれも少なくなってきました。

給与所得しかないのであれば確定申告なんて非常に簡単なものですが、青色
申告をするとなるとそうもいきません。正確な申告をするならば、その道の
プロに御指導願うのが常套手段です。

僕は不動産投資に加えて、法人事業も行っていますので、まるっとまとめて
会計作業含めお願いしています。

月々の顧問料はそれなりに掛かりますが、作業が減って、確実な税務処理が
行えて、指南役にも用心棒にもなるのですから必要不可欠なコストであると
思います。

事務所ごとにサービスも費用も全く異なりますので、事務所選びは十分考慮
の上お決めになられて下さい。

確定申告ネタは画像を選ぶのも簡単で、ありがたい話。

確定申告は粗探しにもってこい

確定申告は、様々な見直しに丁度良いタイミングです。

 

例えば保険について。

保険の掛け過ぎが家計の負担となるのは周知の通り。しかし一部の保険には
税制上の優遇があるのも事実で、確定申告はそのバランスを見直す良い機会。

 

保険関係の控除が少し前に改正されたのはご存知かと思います。保険料控除
は保険業界に対する政府の優遇政策との認識ですが、利用できるものは可能
な限り利用したいところ。

特に保険料控除は所得控除ですので、不動産投資による総所得が増加すれば
その分だけ保険料控除の効果も高まります。

かといって無意味に多額の保険に入るのは、保険会社にお金を献上している
ようなものですので、必要最低限に抑えたいところ。

 

個人的な考えですが、自身が最低限必要だと思う程度の保証が得られる保険
に定期及び終身保険を組み合わせて加入し、それでもなお収入に多少の余裕
があって、かといって新たな投資に手をつけるほどの資金的余裕は無い場合。

保険料控除枠が余っているようなら、枠をぎりぎり使い切る程度の終身保険
に加入するのが良いと思います。

できれば割の良い低解約返戻型にしたいですね。余裕を分散投資に利用する
形ですので、満期までに解約をする可能性はありません。逆に言えば、資金
が縛られても問題ない範囲に留めた方がよいです。

 

税の控除を最大限利用して投資先を分散しつつ、将来の貯蓄代わりに利用を
すれば、手元の資金もギリギリまで使いやすくなります。

新たな投資をする際にも有利に働きます(金融資産にカウントできます)。

 

細かい蓄積が新たな富を生む構図で、富裕層はこういった部分から得られる
メリットを最大限引き出しています。

富裕層の仲間入りをしたいと思っているなら、税制を利用してやるくらいの
気持ちがあった方が良さそうです。

そういった意味で、自分だけでは追いきれない税制の変化に対して、税理士
さんの力を借りるのはやっぱり必要な気がします。

 

申告内容から将来を検討する

生き方を再検討するにも、確定申告は良いきっかけになります。

 

日本に住み、日本のインフラを利用して収入を得ている以上、日本に対して
納税をするのは憲法にも書かれているように国民の義務。

しかしたくさん納税をすれば偉いわけでは全くありません。

ある程度収入が多くなると、納税額が飛躍的に上昇します。正直言って納税
のために働いているのだろうかと疑問を感じるほどに。

 

確定申告では、私たちが納めた(納めるべき)税金が数字で確認できます。
そこから、手元に残るお金も計算できる。

加速度的に増加する税額を見て、急激に落ちる労働のコストパフォーマンス
を受け入れてまで更に今の厳しい仕事を続けるべきなのか。

もっと有意義なことに時間と労力を割くべきではないのか、収入が減っても
よりやりがいのある仕事へ、やりたい仕事へ従事すべきではないのか。

 

確定申告を作成する時は、人生を考え直す絶好のタイミング。

私たちが不動産投資をしようと考えたのは、お金の悩みを解消したいからで
あったはず。

それを忘れて、納税額の高止まりに悩み続けるのは矛盾しています。

 

納税額を減らす、納税率を減らすのは、何も収入を増やすばかりではなく。
逆に収入を減らしてしまえばよいと思いませんか?

もちろん収入が減った分だけ手元に残るお金は減りますけれども、それだけ
時間を自由に使えるようになるんですから。必要以上にお金を得ても、良い
人生になるとは限りません。

またその自由な時間を起業に用いるならば、法人や配偶者などを利用しての
収入分散を行う事でやりたい仕事をやりつつ将来的に手元のお金を増やせる
可能性もあります。

 

僕はこのパターンに当てはまりそうです。一時的に収入は減少するでしょう
が、努力次第でどうとでもなるし、何よりもずっとやりたかった仕事に従事
できる。

借り換えをして、そこからの将来的な収支シミュレーションをしてもらって
ずっとこれからどうすべきかを悩んでいましたが、決心がつきました。僕の
人生を新たな段階へと進められそうです。

 

2015年の成績はいかに

税理士さんをつけず、ご自身で申告書を作成されている方にとっては非常に
忙しい日々が続くかと思います。

が、それはよりはっきりと確定申告から自分を読み取る為の良い経験となる
に違いありません。税理士さんが入っていても、内容を知らないでは困って
しまいます。

 

確定申告は1年間の成績表です。

出来上がったものをみて、これからどうすべきか、じっくりと考えて下さい。

 

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